こんにちは!タコリーナです!
ナポリとセイレーンは深い繋がりがある事を知り。。。
セイレーンの一人、パルテノペの亡骸がナポリに流れ着くまでのお話を。。
タコリーナなりに纏めてお届けしているところで御座います。。
今回はその第四回。。。
『オデュッセイアとセイレーン。。』
です♪
それまでのお話はコチラから。。↓
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トロイア戦争に勝利して、、、
皆散り散りに帰国の途へついたのだが。。
オデュッセウスにはまだ。。。
あと10年の漂流の旅が課せられていた…

覚悟を決め、部下達と共に出帆したオデュッセウス御一行。。。
しかしそれは想像を絶する試練の旅だった。。
ゆく先々に待ち受ける恐ろしい怪物達との戦い。。。
多くの部下がその犠牲となり。。
オデュッセウス自身も何度も危険な目にあった。。
しかし、、、
知恵と忍耐で切り抜けてきた。。。
(何せオデュッセウスは、力は今ひとつだが知略に長けていたので…)
一つ目人食い巨人の島では岩の洞窟に閉じ込められ、何人かの部下が食べられてしまったのだが、、、

巨人に酒を勧めるとそれを気に入った巨人は
気を良くしてオデュッセウスに名前を尋ねた。
オデュッセウスはこう答えた。。
『ウーティス(何者でもない)です。』
その後巨人は酒を何杯もお替り。。
酔って眠ったところでその大きな一つ目を突いて失明させた。。
巨人は叫んで仲間を呼んだが、洞窟の外で仲間が、、
『誰にやられたのだ??』
と尋ねると巨人は、、、
『ウ…ウーティスだ。。
』
と答えた。。
『ウーティス(何者でもない)ならそれはゼウスの仕業だ。堪えるしかないな。。
』
そう言って仲間は去って行ってしまった。。
そして翌朝、巨人が彼の羊たち(巨人は羊飼いだった)を外に出す際に羊の腹の下に隠れて(失明した巨人は羊の背を触ってオデュッセウス達を探そうとした為)一緒に脱出し、ついでにそのまま羊も自分達の船に乗せた。。
そんなこんなで、、、
その後も数々の試練を乗り越え。。
(相変わらず部下の義性も出しながら…
)
太陽神の娘キルケーの住む島へと辿り着く。。
そこでは最初、部下を魔法で豚に変えられたりもしたが…
色々あって結局はキルケーに気に入られ。。
なんとオデュッセウスも故郷を忘れかけてキルケーを妻にしたりなんかして。。(愛妻家のくせに…
)
島に一年間も滞在してしまう。。。
しかし我に返ってまた旅に出る時には、、
キルケーは出帆の準備を手伝い、、
この先訪れる試練に対しての対処法を教えてくれたのだった。。。
その時に、セイレーンの住む島へ近づいた時の忠告や対処法も教えてもらった。。。
そんなこんなで。。。
オデュッセウス御一行はキルケーの忠告を胸に、セイレーンの住むという島の近くへさしかかろうとしていた。。。
つづく。。
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セイレーン。。。
半身半鳥、又は半身半魚の女の怪物。。
タコリーナが人魚の伝説として初めに聞いたお話は。。
ギリシャ神話ではなく、、、
小学生の頃、中学でコーラス部に入っていた姉が、課題曲の『ローレライ』を家で練習していた時に、母から聞いたローレライ伝説の話でした。。
ライン川の岩の上で髪を梳かしながら美しい声で人を惑わせ、その声を聞いた者は川へ身を投げてしまうというお話。。。
今でもローレライの曲を聴くと少しぞわぞわっとします。。。
ギリシャ神話のセイレーンの話を知ったのはそのもっと先で、、
はじめは人魚ではなく、半身半鳥だったとわかった時にはかなりの衝撃でした。。
ジョン・ウィリアムス・ウォーターハウスの描いた『オデュッセウスとセイレーン』はかなり怖いです。。。
ぶるる。。。
そんな感じで、、、
次回はセイレーンの住む島にさしかかったオデュッセウス一行のお話です。。
ではではまた!
後程ーポ!!
ふるさと納税で南房総を支援。。
返礼品は南房総産豚肉のトンテキ。。
柔らかくてまいう〜♪です!
まだまだ完全復興にはかかるようですが、、
自粛せずにどんどん房総へ来て欲しいとの呼びかけもある様ですので、、
タコ夫妻も時間を見つけて房総へ出向いて、、
引き続き応援したいと思います!


