こんにちは!タコリーナです!タコ


ナポリとセイレーンは深い繋がりがある事を知り。。。

セイレーンの一人、パルテノペの亡骸がナポリに流れ着くまでのお話を。。

タコリーナなりに纏めてお届けしているところで御座います。。ニヤリ

今回はその第三回。。。

『トロイの木馬〜ラオコーンの悲劇…』

です♪

それまでのお話はコチラから。。↓ウインク


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

そんな訳で。。

トロイアへ乗込むべきギリシャ連合軍は結成された。。。

しかし、、、キョロキョロ

船を出そうにも順風が全く吹かず、一向に出征出来ずにいた。。。ショボーン
 
原因は総指揮官のアガメムノン。。えー汗

出征の直前にも関わらず猟を楽しみ、女神アルテミスの牡鹿を殺した挙げ句…

『いくら狩猟の女神アルテミスでも私の腕前にはかなうまいニヤリ

などとうっかり口を滑らせたものだから、アルテミスは怒り狂い、逆風をおこして出征を妨げてしまったのだ。

怒りを解くにはアガメムノン自身の娘を生け贄に差し出さねばならなかった。。

するとなんと!アガメムノンは。。

勇者アキレウスとの嘘の結婚話で娘と妻を吊り、本国ミュケナイから呼び寄せたのだ。びっくり汗

『アキレウス様と結婚出来るなんて♪おねがい

娘と妻は喜びに胸を膨らませ、婚礼の準備を整えると、いそいそとやって来た。。

そして…

騙された事実を知って愕然とした。。ガーン


それでも健気な娘は父の為と、、、

『私、生贄になります!』

そう言って自分の身を差し出すのだった。。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

この先の話は2通りあるようで。。。

・花嫁衣装を着たまま悲しい最期を遂げた…

・娘の行動に心を動かされたアルテミスが思い留まり助けた…

後者であって欲しいと思いつつ。。

前者の方がドラマティックなんですよねぇ…えー


因みにアガメムノンの妻は夫の行動が許せず、トロイア戦争から戻ったアガメムノンを殺してしまいます。。ガーン

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


何はともあれ。。。

アルテミスの怒りは収まり、、、

無事出征したギリシャ連合軍はトロイアへと乗り込んだのだった。。。


一方、トロイア側も。。。。

鉄壁の城砦と勇者ヘクトル率いる強靭な兵力で迎え討ち。。プンプン
 
戦いは互角のままに、、、
 
実に10年が経とうとしていた。。。びっくり


その頃、ギリシャ軍側に起った出来事として有名なのが『イーリアス』の物語。。

アキレウスと盟友パトロクロスのトロイア戦争での活躍が書かれている。。

しかしそんなアキレウスも、、、

トロイア戦争の種となったあのパリスによって…

弱点であるアキレス腱を弓で射られ死んでしまう。。ガーン

アキレウスを失ったギリシャ軍。。えーん

立ちはだかる難攻不落のトロイアの城壁…

さて、どうしたものか。。。キョロキョロ汗


と言う事で登場するのが。。。

オデュッセウス考案の『トロイの木馬』と言う訳だ。。馬


何百人も入れる大きな木馬を作り、、

『アテネ神に捧ぐ…』と書いて。。。

敗走を装い浜辺に置いていったのだ。。

木馬に潜む何百人もの兵。。
(発案者オデュッセウスも木馬組)

その他の兵も別の場所へ移動して身を潜め、待機した。。


浜辺にポツンと残された大きな木馬。。。

それを発見したトロイア軍。。。

『敵はアテネへの貢物を置いて逃げ去ったのだ!口笛

『勝った勝った♪』

『戦利品だ♪城内へ引き入れよう!!ニヤリ

※1.※2. ここでラオコーンとトロイア王の娘カッサンドラはこの罠を見抜き、城内に引き入れるのを止めたが誰も聞き入れなかった。。)

かくしてトロイの木馬は城内に引き入れられ、勝利を祝って飲めや歌えの大騒ぎが始まった。

そうして夜は更け。。。

トロイア軍が酔いつぶれて寝静まるのを見計らい…

木馬から忍び出たギリシャ連合軍。。

城壁を開放すると、外で待つ者たちに松明で合図をし、一気に寝込みを襲った。。。


街は焼き払われ、、、

男は殺され女性は奴隷として連れ出された。。

こうして難攻不落のトロイアの城は一夜にして陥落したのだった。。。


(この時唯一の生き残り、アイネイアスが老父と息子を連れて逃げ出し、イタリアへ渡り古代ローマの街の原形を創ったと云われています…)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

さてさて。。。

そんなこんなで、、、 

王妃ヘレネも無事奪還し。。
(王妃を略奪した当のパリスも途中戦死している)

勝利したギリシャ軍は皆、散り散り帰国の途につき、、、

勝利へと導いたオデュッセウスもようやく愛する妻子の待つイサクへ向けて出港。。口笛

といきたいところなのですが、、、えー

オデュッセウスには神託により、あと10年の漂流の旅が残されているわけなのでした。笑い泣き


と言う事で。。。

この後ナポリと深い関わりがあるという、、

セイレーンのお話へと繋がっていきます。。ウインク



ではではまた!
後程ーポ!!


ラオコーン像。。《ウフィツィ美術館(レプリカ)本物はヴァチカン美術館》

※1.  ラオコーンはギリシャ軍の策略を見抜き、引き入れるのを阻止しようと木馬に矢を放つのですが。。
ギリシャ軍に加担していたアテナの怒りを買い、突然現れた大蛇に二人の息子共々絞め殺されてしまいます。。チュー
それを見たトロイア軍は『ラオコーンは神の怒りに触れた』として木馬を引き入れたのです。。
(ラオコーンの言う事聞いていればねぇ…)

※2.  トロイア王女カッサンドラはかつてアポロンに見初められ、百発百中の予知能力を与えられるも。。
その後アポロンを振って怒りを買い、その予知能力を誰も信じないように仕向けられてしまいました。。
そんな訳で、トロイの木馬の罠にも気付くも、誰も信じてくれなかったのです。。ショボーン


あと。。。

タコリーナは美術品のモノマネをするのが好きですが、、

ラオコーンは鬼門で御座います。。

ではでは。。ニヤリ




ブログランキング(IN)

にほんブログ村 旅行ブログ イタリア旅行へ
 

ブログランキング(OUT)

にほんブログ村 旅行ブログ イタリア旅行へ