昨日の食後に日比谷周辺のパトロールをしていたら、目についたのが以前入ったことがある「魚〇本店」の2階にある「牛〇本店」のランチ掲示

 


「魚〇本店」のものと同様に、ホワイトボードに板書しただけのぞんざいなものだけれど、そもそもこちらってランチ営業なんてしていましたっけ?
いずれにしてもやっているとわかればやっているうちに入っておくというのが食べ歩きの鉄則なので、とりあえず入ってみようとさっそくやってきましたが、2階に上がってみれば、けしからんことに本日は営業していない様子
念のため1階で確認したところ、2階はまだだけれど、ここ(魚〇本店)ならOKですとの厚かましい案内だけれど、誰がこんな所でハズレとわかりきっているメシなんか食うかいという話で、さっさと店を出て東京ミッドタウン日比谷の地下に向かいます

やってきたのは「ベトナミーズ・シクロ」というベトナム料理店
「牛〇本店」の件がなければもともとこちらに来ようと思っていたので迷いはありません


店内に入って案内された席に着き、ランチメニューを検めてみれば、フォーは好きではないから対象外だとして、ごはん物についても、これガパオだよねという「豚そぼろのバジル炒め」については、かつて日本橋にあるベトナム料理店でハズレを引いた経験があるから避けておきたいところ

 


となると、ここは「鶏飯“コムガー”定食(1,400円)」をいただいてみるかとオーダーしました

まず運ばれてきたのは定食に付くという惣菜類


卓上には、いつもなら使い方・使いどころがわからず結局黙殺してしまうヌクマムがあって気になったので、さつま揚げの薄切りのようなもの(後で調べたところ「チャークエ」というものらしい)にかけていただいてみれば…
うん、これ醤油感覚で使えるな
ちなみに、惣菜に添えられているのはスイートチリソースのようだから、私としてはそんなものよりヌクマムの方が口に合う気がします


そうこうするうちに「鶏飯“コムガー”」がスープを伴って到着


見た目は屋台メシのようなサイズで、おそらくこれもカオマンガイみたいなものかと思ったけれど、いただいてみればさにあらずだし味は甘目
うーん
ベトナム料理はこれがあるんだよなぁ
…と、以前であればやっぱり私の口には合わないねで話はここで終わりでしたが、今回はヌクマムを使って味変をしてみます
これ、要するに醤油と考えて使えばいいんじゃないのとひと回ししてからいただいてみれば、なるほど塩味が加わって好みの味に近づきました


ナンプラーやヌクマムの使い方は、エスニック料理に慣れた人にしてみれば何をいまさらという話なのだろうけれど、私にとっては一歩前進の発見
ちょっと勉強になったな

(6点/10点満点)