週明けのお昼時
今週は諸事情あって水曜日までの勤務だから、ハンディをもらっていきなり週の半ばからスタートするようなもので気が楽だけれど、もはや習慣として身に付いている週明けの魚メシを求めてお昼時にやってきたのは「魚〇本店」というお店です
こちら「魚〇本店」は、有楽町ガード下の「有楽町GYOZA待合室」や、先週続けて入った「オクヨシ精肉所」と同じ資本の一味とのことで、なるほど、こちらも飲食資本系らしからぬ猥雑なムードを演出したような店構えです

私のお目当ては「刺身定食(1,000円)」ですが、素っ気なくボードに板書されているだけで、飲食資本系のお店ではお馴染みの見本写真付きメニューがお店の前に出ているわけでもなく、どんな内容のものが出てくるのかは一切不明
とはいっても、まさか箱根あたりのすれっからし旅館の夕食で出てくるようなぞんざいな刺身ではあるまいと信じて店内に入ります

入った店内は浜焼きのお店でよくあるような、漁港の市場食堂あたりをイメージしたような造り


あらかじめお店の方から、こちらは現金決済のみでレシート・領収証の発行はなしと念を押されますが、私にとってはどちらも問題なしなので、ではこちらへと案内された席に着きます

私がオーダーしたのはもちろんお目当ての「刺身定食(1,000円)」
周囲を見回してみると、こちらではメニューが限られていることもあってか、私と同様に「刺身定食」をオーダーしているお客さんが多いようです

手持ち無沙汰に夜の部のメニューをひと通り眺めてみれば、こちら、なかなか魅力的に見えるごはん物を提供しているようだけれど、値段は総じて高めだし、そもそも酒を呑んだ〆でこれを食べるかなぁといった品揃えではあるな

で、ほどなくやってきた「刺身定食」


刺身のネタは、マグロにタイにサーモンとブリ系魚の4種各2切れ…って、おいおい
これ、常々私がすれっからし旅館の夕食のお造りと言っている、まさにそのパターンじゃないですか
いただいてみれば、刺身がそこそこ厚切りで、鮮度もまずまずなのがせめてもの救いだけれど、いただけなかったのがごはん
炊き方からして間違えているんじゃないのと疑いたくなるネイティブ系の中国料理店ほどではないけれど、保温の仕方の問題なのか、パサついているうえ所々ダマになってしまっているのは「刺身定食」においては大きなマイナスポイントです
うーん
こういう結果になると、週明けからいきなりテンションが下がるよなぁ…

(5点/10点満点)