千住ほんちょう通り商店街にあって以前から気になっていたのが「かざま」というお惣菜屋さん


なにしろ弁当が今時380円という激安なのが圧倒的に目を惹きます


とはいえ、弁当などそもそもほどんど利用しないこの私
研修生には毎月激安弁当として紹介しておきながら、結局自分は一度もご縁がないままこの地を去ることになったなと思ったけれど、最後に惣菜くらい買って帰ってもいいかなと思い直してお店にやってきました


さて、一体何にしようかと品揃えを見まわしますが、激安弁当のおかずと同様に茶色いものばかりであまり食指が動きません


お店の方曰く本日のおすすめは「フライドチキン(300円)」だというから、これを2枚買って帰ろうかと思ったけれど、持て余しても困るので、家内と2分割して試食する前提で1枚にしておきました


で、家に持ち帰ってからトースターで温め直していただいてみれば、思っていたほど油ギッシュではないけれど、味は醤油か何かでつけてくれという感じ


うーん
これ、1枚にとどめておいて正解だったな

(4点/10点満点)

「らぁ麺屋のさかいさん」からの帰り道
サイド丼が売り切れ状態になっていたうえ、ラーメンの量自体もそれほどではなかったから、追加でいただいてもまあいいかということで立ち寄ったのが「香港工房 ホンコンパン屋」というお店です


今年の9月にオープンしたこちらのことはそれなりに気になっていたから、できれば北千住の住人でいるうちに利用しておきたいと思っていたんだよな


入ってみれば、あれこれ品物が並んでいるけれど、これにしようと思っていた「チャーシューパン」はやはり人気なのか既に完売してしまったようで、そこの部分だけブランクになっています


…と、がっかりしているところに片言のお店のお姉さんから「アト8分デデキマス」との一言
なるほど
そういうことなら待たせていただくとしますか


私が最後に香港を訪れたのはもう37年も前のことで、こちらで扱っているパン類はもとより、その他のトレンドも一切承知していないけれど、話好きな片言のお姉さんからのグルメ情報を聞きながら待つことしばし


ようやく出来立てホカホカの「チャーシューパン(290円)」を受け取って代金を払いました

で、職場に持ち帰っていただいてみれば、いささか芸のない表現だけれど、肉まんの皮をパンに変えたような感じ


これが香港で人気のパンなのかどうかはわからないけれど、たしかに美味いな

(7点/10点満点)

本日お昼時にやってきたのは東口側にある「らぁ麺屋のさかいさん」というお店


ここ、売れないヘボ営業担当者をしていた頃に入った「みそ味専門マタドール」の跡地だよね

みそ味専門 マタドール(北千住) | 居酒屋けんちゃんのへべれけ日記
北千住を食べ歩ける食数もいよいよ残り少なくなってきたけれど、駅ビルやマルイあたりに入っているお店を除けば、これで当地にて入るべきラーメン店にはひと通り入ったことになるかなと思ってやってきました

店内に入ってまずは券売機に向き合ってみれば、なにやら使えなくなっているのでちょっと困惑


掲示をよく見たところ、注文は今時式にQRコードを読み取ってのモバイルオーダーとのことなので、そのまま店内を進んで空いている席に着きました


見回してみれば既視感があるような造りの店内


こちら「マタドール」の後継店らしいから造作についても居抜きなのかもしれないな


セルフで確保してきた水のカップの色だけは、さすがに闘牛士色の赤から淡いピンク色に変わっていますがね

自前のiPhoneを操作して私がオーダーしたのは「にんにく薫る塩らぁ麺(1,100円)」


「牛骨らぁ麺」の系統は既に「マタドール」でいただいているし、

牛骨らぁ麺マタドール(北千住) | 居酒屋けんちゃんのへべれけ日記
「味噌らぁ麺」の系統は「みそ味専門マタドール」で懲りていますから、今回は未食の塩でお手並み拝見といったところです
送信・発注し終わると、お店からの要望に従って代金をカウンターの上のトレイに置きました

ちなみに、何度操作をしてもサイド丼はすべて売り切れの状態


そういうことならサイド丼は諦めるとして、「白い味玉(150円)」くらいはトッピングしておきますかと再度送信・発注してトレイの上に置いたお金も足しておきました

手持無沙汰にふと先ほど水を確保してきた方を振り返れば、こちら、酒もセルフなんだな

で、ややあってやってきた「にんにく薫る塩らぁ麺」
まずはスープからいただいてみれば、“にんにく薫る”とはいっても二郎系などとは違って良くも悪くも上品なにんにく使いです
一方、麺は弾力のある細麺でこのスープには合っているように思うし、鶏チャーシューはともかくとして、細竹を具にしているのが面白い


総じてかつて旅人としていただいたマタドール系(特に「みそ味専門マタドール」)のイメージを上方修正して上書きしてくれる一杯なんじゃないかな
してみると、ここも北千住の住人でいるうちに入っておいて正解のお店だったようです

(7点/10点満点)

2018年に私が名古屋での単身生活を始めた前後から起こった高級食パンのブーム
当時、こういう美味しいパンを知ってしまったらもうスーパーのパンは食べられないなと思ったものだけれど、その後いつしかブームは去り、雨後の筍のようにあちらこちらにできていた感のある高級食パン店もかなり淘汰されました
わが地元にも徒歩圏内に2軒ほど高級食パン店が生き残ってはいるけれど、当初の物珍しさはなくなり、足が遠のくようになって久しい今日この頃ですが、ここ北千住の東口側にも以前から目についていたお店があるから久しぶりに高級食パンをいただいてみようという気になりました
それにしても…
そのお店の名前は「ボイン」というんだよなぁ


どういう意図でそう名乗ったのかはわからないけれど、「ボイン」って、大橋巨泉さんが言い出したという話がある昭和の死語だよね

それはそれとしてお店の前にはちょっとした行列


こちらのパンを使ったものらしきサンドウィッチも売っていて、それはそれで魅力的だけれど、私のお目当てはあくまでも食パンです


プレーンのパンは「こころ弾む朝」という名称で2斤・900円
私の順番が来て念のため確認したところ1斤売りはしていないとのことなので、焼き立ての「こころ弾む朝」2斤を買って帰りました


焼き立てゆえ湯気が出ているため、冷めてから袋を入れ直して持ち帰った「こころ弾む朝」


おすすめに従ってまずは生でいただいてみれば、なるほど高級食パン特有のしっとりとした食感と甘みがあります


翌朝は厚切りのトーストにしていただいてみればもっちりとして美味い


そうなんだよなぁ
高級食パンってこういうものだったよなぁ
これもまた北千住の思い出作りにと思っていたけれど、単身赴任をしていた頃やコロナ禍の頃のことをついつい思い出してしまいました

(7点/10点満点)

森鴎外の旧居というと谷根千というイメージだけれど、北千住にも住んでいたんだな

週が明けて、いよいよ私の会社生活も最終週に入りました
もう今日を最後に週明けだとか、連休明けだとか、休暇明けだなんていうブルーな日もなくなるのだと思うと、ホッとした気持ちになる一方で、一抹の寂しさも感じます

さて、お昼時になってやってきたのは、日光街道を千住大橋方面に進み、「キッチンエッグス」の手前にある「ウエルカム」というインド・ネパール料理店です


今日は先週金曜日の“カレーの日”の振り替えだとはいえ、北千住で食べ歩く残り食数も限られてきたなか、なにゆえインネパ屋さんに入るのかといったところですが、「キッチンエッグス」に向かう途中で目にして以来気になっていたのがこちらの「ダルスープカレーセット」というメニュー


偽名を名乗ってはいるけれど、これダルバートだよね
こうなると、正体を暴いて確認せぬままこの地を離れるわけにはいかないと思ってしまうのが私の性分です

入ってみれば、どうせインネパ屋さんお得意の居抜きなんだろうけれど、民族的な飾りはもとより、それらしいポスターの1枚も貼られておらず、居酒屋っぽい雰囲気の店内


テレビモニターに映っているのも日本の番組です

案内された席に着くなり私がオーダーしたのはもちろん「ダルスープカレーセット(1,250円)」
飲み物は毎度おなじみの「マンゴーラッシー」をチョイスしました

手持無沙汰に一通りメニューを検めながら待つことしばし


こういうインネパ屋さんで宴会というのもなぁ…なんて思っているところにサラダと、例によって食後にだなんていう選択肢はなしに「マンゴーラッシー」が配されました
ベジファーストということでサラダをいただいてみれば、謎ドレッシングではなくゴマドレッシングがかかっているのがインネパ屋さんとしては割と珍しい

で、ややあってやってきた「ダルスープカレーセット」
パパドはないし、アチャールも思っていたものとは違うけれど、これってやっぱりダルバートだよね

いただいてみれば、ダルスープだけでシンプルだけれど、それなりに美味しくいただけます
うーん
これ、ストレートに「ダルバート」と名乗った方が刺さる人には刺さると思うのだけれど、そう考えるのは目下ダルバート修行中の私だけなのかなぁ

(6点/10点満点)

北千住のリコスで見かけて買った信陽食品というメーカーの「ポンちゃんラーメン 中野市コラボカップ」
これ、まさに信州のご当地カップ麺らしい


いただいてみれば、具材がなかなか豊かだけれど、カップ麺としては昔ながらという感じ


でも、まあ、佐賀あたりの某田舎メーカーとは違って、変に首都圏進出なんていうことを考えていないところがいいね

赤羽を歩いたこの日
序盤に荒川方向に向かう途中で通りかかったのはイオンスタイルで、ここには以前「丸ごと!! カニバーガー」をいただきに来た「ドムドムハンバーガー」がありましたっけ


「ドムドムハンバーガー」といえばハンバーガーチェーンのなかでも絶滅が危惧される希少種
それでいて、時に思い切った発想の珍バーガーを発売したりするから、ここを通りかかったとなれば、今はどんな商品を扱っているのかとても気になります


…ということで立ち寄ってみれば…


おっ、店舗限定らしいけれど「ケバブバーガー」なんていうのがあるのか
その横の「麻辣湯ショックバーガー」というのは、私としては黙殺するけれど、流行りものに乗っかった商品だろうね


さらに見れば「今夜はまいたけバーガー」って…


これ、たしか以前ロケットニュースで紹介していたような記憶があるけれど、期間限定で復活したのか

【ウソだろ】雪国まいたけ200gドーーン! ドムドムの『今夜は まいたけバーガー』が単なる森だった → ただし味はマジ最高! | ロケットニュース24
うーん
こういうのを見てしまったら、今日のお昼はこれをいただくしかないでしょう

私が買ったのは「今夜はまいたけバーガー(950円)」と「アイスコーヒー(290円)」

出来上がりを受け取って、席に運んでいただいてみれば、「今夜はまいたけバーガー」はビーフパティも入っているけれど、その名に違わずまいたけが主役
でもその分ヘルシーのような気はします

ちなみに、いただき終わって後片付けをしながら見上げると…


あらら、
推し掲示がないから気が付かなかったけれど、「丸ごと!! カニバーガー」も期間限定で復活していたのか
でも、まあ、仮に復活していると知っていたとしても、今日は「今夜はまいたけバーガー」の日だっただろうな

(7点/10点満点)