『E』の発売とオンラインイベント | Capricious Bookshelf

Capricious Bookshelf

MyFavoraite/浦井健治・赤楚衛二・上川隆也・STING・ALESSIACARA・特撮(戦隊シリーズ&仮面ライダービルド)/編み物

 14日に発売になった赤楚君のインタビュー&フォトブック「E』。
 ブクログの方にも感想をアップしたのですが、こちらではエイジーズとしてもうちょっと踏み込んだ感想と、 14日に行われたオンラインイベントについての感想を書いていきたいと思います。
 
 まずは「E」についてですが、FCで申し込んだので、 14日のオンラインイベント前に読み切れるようにという配慮なのでしょう、手元に届いたのは12日でした。
 その日は仕事だったので帰宅して実物を見る前に、 先に開封したエイジーズさんの感想を X (旧 Twitter) でチラ見。
 インタビューのボリュームが凄そうで、 『A』 のサイスだと読むのがキツそうだな、と思っていましたが、帰宅して届いた段ボールを見て納得。 ちゃんと読みやすいサイズに考えら
れていました。
 まずは写真をチェックして、 片付けまで済ませてから読み始めましたが、 あまりの内容の濃さに、一度に読むのが無理と判断。 幸いなことに翌日と翌々日が休日だったので、3日に分けてじっくりと読み込むことが出来ました。
 Xやインスタでは明るさ全開の姿しか見てこなかったのですが、その裏で低空飛行をしていた時期がこんなにあったのだということがまず衝撃でしたね。こんなに苦しんでいたんだと。
 本来であれば隠したいであろうその姿を隠さず、飾らず、赤裸々に見せてくれていまして、まさに記録だな、と思いました。
 
 言葉選びも 面白いんですよね。 ご本人はまったく気が付いていないようで(そこがまた赤楚君らしいwww)、 インタビュワーさんも「赤楚さんならでは」という表現をされていましたが、独特の表現だったり、言い回しが随所随所にあって、 赤楚君ワールドだな、と思いました。
 玄人さんとの対談では、目の前にいる相手にしっかり敬意を払いつつ、好奇心を持って接している様子がはっきりと分かりますし、読者にも伝わるような言葉選びも秀逸しています。
 このインタビューと対談を読んで思ったのは、赤楚君は常に広い視野で世界を見ていて、その上で理解度も高いということ。 受け手としての感受性がとてもしなやかで、かつ柔らかいんだなと感じました。
 とにかく読み応え十分のインタビュー集になっていましたし、一度ではなく、何度も読み返したくなる内容になっています。
 
 そして、購入者限定のオンラインイベントです。20時ジャストに配信開始。
 日中にアップされたインスタのストーリーで、すでにお髭がないことは分かっていたのですが、ヒゲ楚からのギャップはやはり衝撃的でした。。
 ヒゲ楚のときは貫禄すら感じられていて、そろそろ赤楚君ではなく、赤楚さんになってくるのかなぁと思ったりもしたのですが、お髭がなくなると 「いつもの赤楚君だ」とちょっとホッとしてしまいました。
 さて。前半部分で写真について語らなかったのには理由がありまして、なんと、ゲストとして、写真を撮ってくださった宮脇さんが来てくれていたんですね。事前に告知がなかったので、これは嬉しいサプライズでした。
 お2人のお話を聞いていて強く感じたのは、お互いの中に、相手への信頼が強くあるということです。
 おそらく赤楚君は超がつくほど多忙な時期で、時間も限られていたと思うのですが、その限られた時間の中、テーマも打ち合わせも特になく、フラットな状態でスタジオに入ってきた赤楚君が作る表情をを宮脇さんがひたすら撮る、という状態だったようです。
 自分の中にあるテーマを表現する赤楚君と、それを読み取ってシャッターを押す宮脇さん。
 撮影中は交わす言葉も少なかったようですが、そもそも相手への信頼がなければ、成り立たない気がします。
 朝陽の中での撮影も、日が昇るのが早くて15分くらいしか時間がなかったそうなのですが、収録されている写真はどれも素敵なものばかりで、そこの集中力もスゴイな、と。
 そういう裏話を聞いた上で、もう一度写真をじっくりと見返したのですが、出るのは溜め息ばかり。
 とにかく素敵な写真ばかりなんですよね。
 そうそう、朝陽の撮影の時に纏っているブルーのシャツは、特別に染めてもらったものだそうで、世界に1枚しかないとか。
 このシャツがまた素敵なんですよね。下に着ているのがグレーの薄手のスエットという組み合わせも斬新!
 
 他のコーナーでは、事前に募集したバレンタインのエピソードを赤楚君が読み上げて、最後にご自身のエピソード(これ、かなりせつなかったw)をひとつだけ話してくれたり、インタビュワーの船田さんがカンペに書いたエピソードや印象を赤楚君が読み上げてコメントしてくれたり、質問コーナーがあったり、と、あっという間の1時間(注:無料会員の方は40分)でした。
 赤楚君お得意の「知らんけど」が飛び出したり、終始リラックスした様子の赤楚君が見られて、楽しかったなぁ。
 「今回の『E』、1年半かけて取り組んできたので、みなさんもこれからの1年半、毎日読んでください」と言っていましたが、それも大袈裟ではなくて。
 自分自身のその時の状況によって、感じるものが違ったり、元気やアドバイスをもらえるような内容になっていると思います。
 本当にボロボロになるまで読み返すことになるそうで、ポストカードの特典欲しさに保存用と言い訳して2冊買いしたのですが、正解だったようです。
 
 ちなみに。赤楚君のFCですが、アプリで月300円で入れます。
 X(旧Twitter)やインスタでも発信してくれていますが、アプリでしか見られない写真や動画、今回のようなイベントなど、赤楚君自身がいろいろと発信してくれていますので、迷っている方にはぜひ入会をオススメします。