byしみゃおさん
先住犬レンくんは茨城県動物指導センターの7号室にいました。先日譲渡となったヴィーナも新潟に里子に出たチイ君も同じ古河市のお宅からセンター収容されてきた血縁です。
レン君=ムギ君の幸せな家庭に、こんどはしっぽなが加われるのですね、嬉しいことです。
ありがとうございます♪
可愛いしっぽなが茨城県動物指導センターから引き出された日は2019年7月29日でした。まだ子どもだった姉妹犬2匹、キートスとしっぽな。
2019年の、官民により仕組まれた、茨城県による犬大量殺処分。6月10日にボランティアを閉め出し、茨城県動物指導センターを閉鎖したあと、密室で80頭が約1カ月のうちに殺されました。その騒動で母犬は80頭のうちに入れられており、殺されていました。
母犬は今のキートスにそっくりでした。
残された、子犬たち。
キートスとしっぽな。
もし本当にパルボという感染症が出ていたら、密に過ごしていた子犬たちに移らないわけがありません。子犬こそ感染しやすいのですから。
なぜ母犬だけが死ななくてはならなかったのか。選んで殺されたのです。
センター閉鎖の直前、5月あたりに、お母さん犬にぴったりくっついて大部屋で震えていた子犬2匹を鮮やかに記憶しています。
母犬は今のキートスそっくりでした。
忘れることは、ありません。
母犬は大部屋で子犬2匹を守っていました。3頭ともよく似た顔。
しっぽなは、6年間をCAPINシェルターで過ごしたことになります。
シェルターボランティアの皆様に可愛がっていただき、里親様のあたたかなお気持ちにより家庭に入れていただきました。
あらゆる利権のはびこる茨城県。
6年前と変わらない茨城県の動物行政。
変わったとしたら、トレーナーの雇用。
相変わらずの老朽化施設。個別管理は一部。
返還率ワースト。
愛護センター設立拒否。啓発教育施設の不存在。
ボランティアの受け入れなし。
譲渡不適な犬を殺処分しても殺処分にカウントしないガイドライン。
ニロ
トラ
亡くなったキートス、しっぽなの母犬。殺された80頭を今も思い返しています。
生かすか殺すかの根拠は不明でした。
それが犬たちの前で行われたのです。
茨城県動物指導センターに1月ぶりに入ったとき、
犬たちの顔が変わっていました。
ホモサピエンスは怖しいことをやれる。
密室で。
権力のもとなら。
by鶴田真子美(おかめ)


























