法人と報連相とほうれんそう | CAPIN(キャピン)公式活動報告

CAPIN(キャピン)公式活動報告

認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
公式ブログ


リキ



私たちは任意団体ではなくNPO法人ですので、代表が強権的に全てを仕切ることはできません。


NPO法人



総会がいちばん重要ですが、会の意思決定機関は理事会です。


理事会の構成員である理事が、会員から提案やご報告、連絡、相談(報連相)を受け,まず理事会で審議してから、了承したり、支払いをしたりします。


会として行う全てを理事会が決めて経費を支払います。何か購入するものがあっても理事会で審議し、多数決で決めていきます。過半数の同意が得られてはじめて会として購入します。


理事会への報連相がなくては、会として責任はとれません。最終的な責任は理事会に、最後は理事長にあります。




フォクシー



昨年秋に、会計がピンチになったときは500万円の赤字をかき集めて負担しました。理事長であるから仕方ありませんが、何かあれば責任をとるのは自分しかいません。


仕事をやめてシェルターに詰めているため、食べるにも苦労しました。財布がいつも空っぽ。立替金が戻るのを待っていても数ヶ月戻らず、私個人の借金は増えていきました。


毎日の肉体労働はしんどいですが、一食だけはバランスのとれたお弁当を頂けるので、乗り切りました。


あおともさん、レモンちゃん、となりのおばさんの手作り弁当は毎日届きます。もう4年目です。


12月に一旦、立替金400万円の精算をしてもらい、息がつけました。


が、それも束の間で、1月から再び立替がかさみ、3月末に精算した際には約500万円となっていました。


ほかにも貯金を注ぎ込み動物病院を購入しています。

1200万円を個人で支払いました。


このように、法人といえど、すべての最終責任をとるのは代表です。


私が活動できなくなったら終わり、では先に進めません。


会の運営が健全になされなくてはならない。保護活動にはお金と場所と人手が必要です。


医療費もレスキューも、発信しなくては、寄付も頂けないし物資も集まらないから、必死で活動記録をブログ公開しています。



個々の活動は尊いもので、フードも医療も最大限に与えたいと考える方は多いですが、300頭を抱える会がもし潰れれば、みなが路頭に迷うのです。


全体を見ながら理事会が気をつけながらお金を使うのは当然のこと。


まず、情報が必要。


会として取り組むことになっている犬猫(大学地域猫、行政との連携、被災動物支援、シェルター敷地内)のほかは、理事会で審議しながら,理事の過半数の承認を得て初めて、会がそれに取り組むかどうかを慎重に決めていきます。


知らないうちに保護されて、莫大な医療費がかかっているのでは、会が潰れます。


いつどこで保護されて、何にいくらかかっているかを理事会が把握するのは当然です。


節約もしていかねばならないです。


会計に限らず、あらゆる責任を負うのは理事会、理事長です。


会が潰れないために、信用を落とさないために、会としてやっていることは全て、理事会(代表アドレス)には必ず報連相をするのが基本です。


ましてやお金がかかることは。




それは当会だけでなく、どこの会社や組織でも、法人なら当たり前のことです。


CAPINは民主的に運営してきました。理事間でいちいち過半数の承認をとりながら進めてきました。事後とはなっても必ず過半数。


500名の会員さんたち。


たくさんの物差し、判断基準があるなかで、何かと議論したり揉めるのは健全な運営の表れと自負しています。


ただ、理事会への報連相なく行われる支出や事業に、法人としての責任は持てないのです。


info@capinew.jp


メールは廃れたツールだとの声もありますが、今はこれしかありません。


いま、若い人たちがdiscordを準備しています。より民主的に、より透明に、運営していくには新たなツールも活かし、活動に役立たせていきましょう。


それが整うまでは代表アドレスに報連相をお願いします。


異なる意見ややり方も取り入れながら、より良い会にしていきたいと思っています。



by鶴田真子美(おかめ)


バンちゃん、もうすぐ出発するの?大好きだよ❤️




マリオ




草に埋もれて




ボブ




みつなり、カミル


さらに成長した野菜


トッティ、いなり



山椒ラブ

山椒は小粒でもぴりりと辛いよ❣️




by鶴田真子美(おかめ)