ジョージが虹の橋を渡りました | CAPIN(キャピン)公式活動報告

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認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
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シニアのジョージが亡くなりました。

おなかに腫瘍を抱え、貧血でふらついていましたが、やっと楽になりました。


苦しみから逃れるように、常に頭突きをしていました。


柵や仕切りを突破して、ブン太ハウスを朝に夜に這い回り、力尽きるとその場に崩れました。



最初は吠えて怒っていたルームメイトの十頭も、次第に黙って見守るだけとなりました。


犬や猫という生き物は、自分ではない他者の苦痛や状況を鋭く賢く察知して、最期に虹の橋を渡っていきつつある仲間に対し、


同情というか、共感というか、、、

諦観し黙って運命を受け入れるように、

身を固くしてうずくまり、目を逸らします。


それは祈りにも似ているな、と思います。



長く暮らしていると、寄り添ったり、舐めたりする子もいて、情の深さは人間と変わりません。



犬や猫ばかりでなく、牛や豚や馬も同じでしょう。ネズミたちも同じだと、動物実験を行う研究者の論文にありました。


ネズミは、同じトレイの仲間が実験を受けているときにより動揺し嘆き悲しむ、と。


共に暮らせば、共感や同情のようなものが種を超えて芽生えてきます。



たくさんの犬猫を看取ってきましたが、

ほんとうに立派に、みな、虹の橋を渡っていきます。



おやすみ、ジョージ。









ジョージは7日の夕方に亡くなりました。前日まで食欲はあり、当日の朝も外を歩き回りました。突然のことでした。


土曜日にしっぽからの出血があり、それが良くなかったのかと悔やまれます。が、呼吸も喘ぐようで、やはり常に苦しくて、やっと楽になったのだと思います。


それが慰めです。


可愛がってくださいました皆さまありがとうございました。


毎朝モエギタブとラムをくださいましたあおともさん、ご報告遅れ申し訳ありません。






死について書かれた、レイブラッドベリの『十月は黄昏の月』を思い出します。


ジョージの死は、私たちとジョージとの出会いは、偶然でなく必然だったのかもしれません。


ジョージの命と私たちの時間が一瞬でも交差したことに、何か学びがあるのだろうか。きっとあるだろう。


ジョージが看取らせてくれたことに感謝するばかりです。



遮光ネットを張り直しました。


コンテナの屋根には太陽光パネルの設置を考えています。災害対策に。







保護カラス


ごはんはドッグフードひとつかみ

卵が好き

食パンも好き


スティックのおやつは突いて器用に細かく切り、上手に呑み込みます。



嬉しいときは反復横跳びし、わんわんと鳴きます。


賢くて、こちらの気持ちを読み取っている。想いに耽るとき、頭上で大きく、カアカア、と喝を入れられます。そのタイミングといったらありません。



人間ばかりがエライのか、

まさか。


戦争や環境破壊で地球に迷惑をかけているのはだれ?


人間は誤解している、

ほかの種の生き物たちを。


ラボや農場など人目のない場所で、残虐の限りをつくし、肉に革に利用し、貪り尽くす。


隠された場所でやるから

なおいけない。



人間ではない動物たちの感情世界をもっと知りたい。


犬猫だけでなく、牛や豚や鳥たちと

友だちとして暮らしたい。


食べるためでなく

ともに知り

ともに生きる


どんなに希望がもてる世界だろうか。

あらゆることに

希望が噴き出てくるだろうな。



細胞だって、助け合うほうが活性化するのだ。

傷つけるより助けるほうが、良いに決まっている。魂にも。


ウパ


ツバメ


カンクロウ




ギネス






シニアの子、怪我した子、怖がりの子、みんなを助けるために、ここに無償で来てくださる方々がおられるという事実が


光のような希望となって、また明日を迎えられます。


モジャ


ノリ


ロビン


ワカロン



この子たちは人間と全く変わらない命の重みを持ちます。


アニマルウェルフェアだけでなく、アニマルライツが日本に浸透しますように。



ポチ


ボランティアさん礼賛キラキラキラキラキラキラ



おやすみ、ジョージキラキラ


おやすみ、チャーチャキラキラキラキラ


明日をありがとうキラキラ



by鶴田真子美(おかめ)