7.19に6頭をセンター引き出し | CAPIN(キャピン)公式活動報告

CAPIN(キャピン)公式活動報告

認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
公式ブログ




茨城県では、「犬猫殺処分ゼロをめざす条例」が施行され、昨年12月からは半年にわたり殺処分を行わずにいました。そのため犬の収容数が多くなりましたが、生かすために収容場所を広げることなどはせず、犬を間引き殺処分して収容適正数を保つことにしました。この間引き殺処分を行うために県は6月、ガイドラインを作成し発表しました。これは譲渡適性がある犬か譲渡不適の犬かを判定するもので、譲渡不適とされた犬を殺処分の対象とするものです。けれども、そもそも茨城県センターに収容される犬の大部分は迷子の元飼い犬たちであり、凶暴な犬はほとんど見当たりません。収容適性頭数を越えた犬は譲渡適性があるにもかかわらず譲渡不適と判断され殺処分されてしまいます。しかも、譲渡不適として殺処分した犬達は殺処分にカウントすらされず「ニセの殺処分ゼロ」が宣言されるわけです。茨城県の「ニセの殺処分ゼロ」を目指す方法が、全国自治体に広がる恐れがあります。この生命軽視のガイドラインを撤廃し、生かすための施策を推進してください。
 
要望
1本ガイドラインを即刻廃止すること。
2動物指導センターの敷地に犬舎を増設し、過密収容を避け個別管理を徹底すること。
3県内1箇所ではなく複数箇所に保護譲渡機能を分散させること。
4職員増員やドッグトレーナーの雇用とボランティアの受け入れを行うこと。

署名送付先・連絡先: 全国動物ネットワーク (担当:小田島)
〒305-0051 つくば市二の宮2-7-20 坂本博之法律事務所
029-851-5580 (TEL) 029-851-5586 (FAX)



手軽にできるオンライン署名はこちら。
https://www.change.org/p/%E8%8C%A8%E5%9F%8E%E7%9C%8C%E7%9F%A5%E4%BA%8B%E6%AE%BF-%E8%8C%A8%E5%9F%8E%E7%9C%8C%E8%AD%B0%E4%BC%9A%E8%AD%B0%E9%95%B7%E6%AE%BF-%E8%AD%B2%E6%B8%A1%E5%80%99%E8%A3%9C%E7%8A%AC%E3%81%AE%E9%81%B8%E5%AE%9A%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3-%E3%82%92%E6%92%A4%E5%BB%83%E3%81%97-%E7%94%9F%E3%81%8B%E3%81%99%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E6%96%BD%E7%AD%96%E3%82%92%E6%8E%A8%E9%80%B2%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84 


署名のダウンロードはこちらから。
https://docs.google.com/document/d/1JQNvjEPtZWCFMqqbb6CZE5FTOQSW4N0u1hyPyYdifoY/edit?usp=sharing



参考
知事定例記者会見要旨
http://www.pref.ibaraki.jp/bugai/koho/hodo/press/19press/p190624.html##4

ガイドライン
http://www.pref.ibaraki.jp/soshiki/hokenfukushi/doshise/documents/guideline.pdf









7.18、木曜の朝、予約したリストから、6頭引き出しました。

 

センターはその日に殺処分する犬がどれかを教えてくれません

どの子たちがその日あるいは翌日あるいは今週、殺処分されるはずの犬なのか、

 

こうして引き出したあとも、その分、別の犬が殺処分対象とされるのか、

 

センターからは一切、明かされぬままです。

 

 

やみくもに、こちらは予約した犬を出すしかないのです。

 

 

 

センターで毎週34頭を殺処分していると聞き、4頭を引き出す代わりに殺処分を止めるお約束をし、12.27以降、約半年にかけて、茨城県は殺処分がストップしました。

 

しかし毎週4頭以上を引き出してもセンターは犬が溢れて過密になりました。県議の先生が3月議会で収容場所の拡大を提案して下さったり、私達からは仕切りやケージを使用しての個別管理を繰り返しお願い申し上げても、その策はとられず、

 

そのうちに殺処分再開を求める要望書が愛護団体から提出され、県に圧力がかかったと聞きました。

 

恐れていた通り5月末に、9号室で犬同士の噛み殺しがあり、白い犬が亡くなりました。

委託業者は夜の置き餌をやめました。

 

弱い犬たちは飢餓状態に置かれています。

弱い犬は餌にありつけません。

 

 

その後、茨城県動物指導センターがパルボ発生により6.10から7.16まで封鎖中され、その間35頭の犬が亡くなり(内、自然死6頭)、さらに封鎖中のセンターで、パルボ関係ではなく通常の殺処分が、いつのまにかスタートしていましたその頭数も教えて頂けません。7.3に聞いたところ、10頭以上は殺処分した、とのこと。

 

6.11からガイドラインに基づき、

今も殺処分は行われているとのことです。



7.16に弁護士がセンターに確認したところ、センター全体で140頭いました。



7.17にセンター引き出しは解禁となりました。私たちは7.17に2頭、7.19に6頭を引き出しました。

しかし、殺処分は行われてしまったことがわかりました。



7.17には、殺処分対象の犬がいる雑居房には、私が数えて、110頭いました。



雑居房以外に、譲渡用の犬と負傷犬を合わせて、常時40頭くらいいる、とセンター長に聞いています。


譲渡用の犬も、仔犬や小型犬以外の、成犬はまったく引き出されていないそうです。


7.22に全体で149頭を確認し、それまでにcapin以外の引き出しがないとお聞きしていました。


7.24 の確認では全体では149頭。数字は変わっていません。雑居房には103頭いました。

 



7.18、久しぶりにセンターに入ったら、犬たちの様子が、変わっていました。絶望、怯え。

噛み跡がたくさん見えました。


パルボ封鎖中に、9号室にいる、スリールさんにお届けした真魚(マオ)ちゃんの兄弟を、何とか助け出したいと連絡がありました。

9号室丸ごと出します、と、パルボ封鎖時からずっと、交渉してきましたが、マオ兄ちゃんは引き出しできませんでした。


7.19、会員さんふたりにお迎えに行ってもらいました。




1.

9号室丸ごとの子たち。まず、ブリンドルの虎毛くん。



2.
伽羅色のまだ若い子どもくん。



3.
たぶん兄弟くん。




4.
マオ兄さん
スリールさん、ありがとうございます!
明らかに殺処分対象でした。


5.ランボーの兄弟?





6.

6月におなかが大きく見えた子。
ペアレント様募集致します。





この子だけ、女の子。

フィラリアは、
マオ似④/5は、強陽性
それ以外は、マイナスでした。


集団手術の日。
各地からボランティアさんが猫さんたちを連れて避妊去勢に参加されます。














集団手術の場所から犬舎へ



明朝の支度が済んだ台所



7-17の朝は、ご寄付を取りに、虎ノ門まで軽トラを走らせました。

シニア犬看取りの家に、ベッドを頂きました。ほかに、キャットタワー、猫トイレ、キャリーバッグ、砂のご寄付をありがとうございました。



シェーンちゃんは、マンソンとコクシが落ちたあと、都内預かりボランティア様宅へ移動。お届けまで担当くださいます。ありがとうございます!






琥珀
ビッテ


メダカ、ハッピー



なつめ
散歩の練習が始まりました。

あゆみ 

7.17引き出しの犬8頭で、あゆみとやぎおはフィラリア強陽性、あとの子は大丈夫でした。


センター医務室の事故モロ君は断脚手術しました。尻尾も背骨も折れていた、センター収容の直前におそらく交通事故にあい、車に上に乗られたはずだ、と獣医さん。





今は助けられる子を、助けていくしかないのです。

シェーン



by 鶴田おかめ