犯罪を見逃すなら、行政は隠避罪に問われます | CAPIN(キャピン)公式活動報告

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認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
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会員さんたちが、ずっと見守ってきました。

2年前にもセンターに指導を頼みました。

でも今も改善しないのです。

犬たちが糞まみれで水もなく、これはネグレクトになるはずだと、警察を現場に呼んだのが今年の3月くらい。


狂犬病予防ワクチンは過去に二頭くらいしかやってないことがわかり、明らかな違法行為が明るみに出ました。


狂犬病予防法違反で警察も動きました。

エンジェルズ林さんが、廃業すること、二度と再開しないことを約束させて、ここは解決したはずだったのです。

こうして4月に廃業したはずのペットショップだが、夏になって、いつの間にか営業を始めている、と噂が入りました。

センターに連絡して、現場を見に行ってもらったら、店主はこのように言い訳をしたらしいのです。

「あそこには犬を置いているだけ、自宅に置き場所がないから」

、、、との話で、センターからは、営業再開はしていないから、あんたは心配しないでよい、の説明を受けました。

(だまされた振りをするほうが楽だべな。)


しかし、柴犬でバナナの叩き売りをしているよ、一頭一万円でドンドン販売している、と、何人もから不安や心配の声が届きました。

証拠がないと警察が動かないから、8月にスタッフを送り込んだのを撮影したのが前回の動画。


ハエたたき振り回し、販売する店主が画面に出ていました。

センターと警察にこの証拠動画を送りました。

それでやっとこさ、再度、センターと警察が動いて指導したらしいのです。

なんでカンタンに店主の話を鵜呑みにされるのか。

そのはずが、11月になって、また再開していると聞き、再度スタッフを送り込むことになりました。



これは、10.23に撮影。

明らかに柴犬を売っていました。秋には売れるんだよ、と。さらに、古河でまた店をやる、とも。

廃業どころか、新装オープン。

本来なら、警察や県がやるべき仕事を民間人がなぜやらねばならない?

これだけ証拠が重なっていながら、センターが告発に踏み込まないのが不思議でなりません。











商売にされる、犬。





見捨てるわけにはいがめえ?
この一匹、一匹も、命だがらよー。

販売あるいは保護されねば、
いずれは、同業者や引き取り屋に流れていくだろう、命です。

今回の一連の出来事を、
しゃーねーなー、で済ませていいと思われますか?


ペット産業を、いま、法律できつく縛っていく必要があり、国会で法改正が準備されているところですが、どんなに法律が厳しくなっても現場で行政がきちんとそれを使わなければ、無用の長物でしかありません。

狂犬病予防法違反であり、届出しないで店やるから、刑事法上の違法。
届出しないから、行政法上の違法でもある。
購入した人との間に契約上の、つまり民事法上の違法もあり得る。

こうした犯罪を分かっていながら見逃すなら、行政は隠避罪に問われます。


by 鶴田おかめ