環境省からの回答「野良猫餌やりするな、は虐待でない」 | CAPIN(キャピン)公式活動報告

CAPIN(キャピン)公式活動報告

認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
公式ブログ



環境省からの回答が来ました。


下記、みんさんからのご報告とご意見を掲載いたします。


http://tiikineko.exblog.jp/



*********************



質問に対する回答が環境省から来ました  

    

 「野良猫に餌をやめて」を環境省は新聞で報じ、これに対し私たちは環境省に抗議文と質問書を手渡しました。  http://tiikineko.exblog.jp/23396446/
 この質問に対する回答が18日に来ました。    回答は無責任、非情なものでした。


 動物愛護法では愛護動物に餌を与えないことは虐待が記されています。それなのに、環境省は回答で、「野良猫に対し無責任な餌やりをやめることは虐待とは考えてない」とありました。

 野良猫も家猫も餌をあげなければ猫は飢えて死にます、それで、野良猫に餌をあげなければ死に絶え野良猫がいなくなる、というのです。
 これは、余りにも非情です。飢えて死なせる、こんなことを平気でいうのでしょうか?考えられないことです。

 ノラ猫を増やさないようにすることは当然なことで、ではどうするのか?もっとほかに方法があるはずです。
それを「飢え死にさせる」、一番安易な方法を選択しました。

 
 私たちはあの敗戦で飢えの経験をしました。食べ物が無く腹が減り、これが毎日、毎日続きました。戦勝国アメリカから玉蜀黍の粉が入り、どうにか飢えから逃れることができました。

 あの時、アメリカが日本人の数は少ない方が良いといって食料の援助をしなければ、私たちは飢えて死にました。あの時代、多くの人が死んでいった時代、でも飢えているのを知りながら、飢え死にさせるために食べ物を与えないことは誰も考えませんでした。

 飢え死にさせて減らす、そんなことを平気で環境省の職員が言う、これは異常です。こんなことを云う職員は懲戒免職に相当します。
 そもそも、動物愛護法で愛護動物に餌を与えないことは虐待が明記してあります。環境省が愛護動物を殺すか殺さないかを判断してはならないはずです。環境省は動物愛護法を守らなければなりません。





 環境省からの回答文

 質問書

*****************************



以上です。





環境省の皆さん、議員の皆さん、官僚の皆さん。

事務所でなく、現場で活動をなさってください。

現実をみてください。

住民と話し合ってください。

何度も。

何年もかけて。

困難さが少しでも理解できるように。




レンガをひとつづつ積み上げて築いていくことの難しさ、

一気に崩すことのたやすさを知ったら、言葉には、

慎重にならざるを得ません。



byおかめ

音譜carol of the bells音譜

https://www.youtube.com/watch?v=I6x-pjVL67A