おばあさんの犬の心をノック | CAPIN(キャピン)公式活動報告

CAPIN(キャピン)公式活動報告

認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」
公式ブログ


犬の相談を受けました。


施設(に近い場所)に入ったおばあさんが、


いっしょに暮らしていた犬を手放さなければならなくなった、引き取り場所はないか、と。






27日(日)、おばあさんのお宅に行き、取り残された犬の様子を確認しました。





だれもいない家でひとりですが、犬は通いのおばあさんのお世話を受けていました。





水とフードはたっぷりあります。


痩せていますが、とても元気でした。




おばあさんとのふたりきりの時間と場所が、この犬にとっては安心できる世界。




外で他人の声がするとすでに家のなかで吠え出し、


私たちが中に入ろうとすると猛り狂ったように騒ぎ、押さえるおばあさんの手を離れて、


少しだけ近づいたあーちゃんに突進していきました。




しっぽは下がり、攻撃性を見せていました。




攻撃性は自分を守るためで、そうでなければ生きて行かれなかったと思います。



この犬の兄妹犬たちは、もらわれた子も2匹いたようですが、あとは周囲の男性に、棒で叩き殺されたり



叩きつけられたりして殺されています。






また、おばあさんがその前に可愛がっていた成犬たちも、やはり身近な男に殺されています。




「仕事から帰ってきたらベッドの上で死んでいた、またあいつにやられたんだ、


前の犬のように。


朝、仕事行くときに、いってくるからねと犬に声をかけたら、ちゃんと目を見て、目をつぶって、


わかった、と犬は返事をした。


それなのに家に帰ったら、死んでいたんだ」


男たちは、いまでは失踪したり亡くなったりしていますので、私たちが動物虐待で訴えることもできません。






鬼籍に入ったら、こんどは閻魔大王の登場でしょう。


人や動物を傷つけたら、自分の魂に傷がつくのです。


どこまで逃げても、決して赦されることはありません!


(と信じたい。。。)







近くの新・大家さんの家を訪ねました。


相談者のIさんもかけつけて下さり、いっしょに頭を下げてきました。


譲渡先・預かり先を探しているところなので保健所に送ることはしないようにと


頼みました。


ありがたいことに1週間の猶予は延期され、少し時間の余裕をもって、預かり先を


さがすことができるようになりました。







預かり先の目処は立ちません。


が、しばらくこのまま犬を置いて下さるとのこと、そのあいだに考えなければなりません。






すぐの譲渡は厳しいでしょう。


おばあさんにしか心を開かない犬です。






心を閉ざした犬。


少しずつ、少しずつ開くには?







28日(月)、ともちゃんとあーちゃんが、おばあさんの犬散歩につきそいました。


近くにいくと吠えられるので、少し離れてのお散歩になったそうです。





http://youtu.be/kzfFcLeuX9w


なついたら可愛い子です。






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心を閉ざした犬には、これまでもたくさん出会いました。




線香花火の犬たちも、最初は怖かったです。


(お世話人のおばあさんと仲良くなって、少しずつ信頼もできてきました。)


いまではこんなにスイート。









チャイも、心を閉ざしていました。



  

掃除しようと、ほうきを持つだけで、怯えて震え上がり、すみっこに隠れていました。


前脚を切断されて、骨が見えたまま、子育てをしていました。



時間はかかったけれど、人を信頼する犬になり、義足とともに都内のご家庭に譲渡されていきました。










チャッピーも、保護時は栄養失調、フィラリアを持ち、腎臓も肝臓も悪く、あと1か月もたないと言われました。


入院をして生還。


人間不信で、何度も噛まれました。


知らない場所で急にスイッチが入ると、牙をむきだし、手がつけられませんでした。



立て板を用意して、身を守りながら、お世話をしていました。


ほんとうに、いろいろなことがありました。


私たちも、勉強しました。




でも、だんだんと人が好きになってきたのです。


最期のころはこんなに穏やかな顔に。



27日(日)は、チャッピーの1周忌でした。

天国で、Nさんとお散歩しているかな。



Nさん、チャッピーをよろしく。


チャッピー、Nさんをよろしく。




(チャッピーのお散歩ボランティアさん・若すぎるNさんの急死のことを、奇しくも27日に知りました。


心のなかで、花びらの吹雪でふたりを包みます。)








福島のおばあさんのお宅は、皮膚病で毛がない状態の、


おばあさんにしか心を開かない13匹の犬たちであふれていました。





酷い皮膚病で、毎月薬をもって治療に通いました。


おばあさんに押さえてもらって、薬をつけましたが、何度も噛まれそうになりました。


逃げるか吠えるかの犬たち。





皮膚病は治っても、結局、1年たっても犬の心は開きません。


いっしょに寝たり、食べたりしないと無理でしょう。


おばあさんが不在のときには、犬に取り囲まれました。


こちらも大きな声を出して、棒を持って、身を守りながら掃除をしました。




助けられなかった、幸四郎。


この犬だけは、時間さえあれば、慣らして救い出せたのに。

翌月行ったら、ほかの犬らに、噛み殺されていたのです。










おばあさんの慣れない犬のことも、またこれからも考えていかねばなりません。


トレーナーさんの力も借りながら、フードや散歩のサポートをしつつ、預け先をさがしていかねば。


トレーナーさんレベルの、よほど犬を理解され、経験のある方でないと、事故や脱走や、さらなる虐待につながりかねません。





そして、おともだちワンコを作ることで、突破口が開けるかも。








グリが慣れなかったとき、ゆめを抱き合わせにしました。


ゆめは人が大好き。


グリの下がりっぱなしのshippoは、ぐっと上がって、ゆめといっしょに人にも甘えるようになったのです。


だれを連れて行こうかな。


白いカイトかな。


人が大好きで攻撃がない子だから。


うらじいがいてくれたらなあ。もう家族のもとに帰れたからシェルターにはいないけど、あのワンちゃんは


どんな犬も受け容れて、すばらしかったな。




おばあさんの犬はメスなので、オス同士でなくて、ラッキー。


カイトか、うらじい。





ふらりと連れていって、道端で偶然出会ったようにみせかけて、犬同士をいっしょに散歩をさせて、


だんだんと慣らしていく。




最初は離して。


だんだんと近づけて。





もっと時間と人手がほしいです。


トレーナーさんレベルの力のある方で、慣らしのボランティアさんがこの活動にはもっともっと必要です。







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台風に備えて、シェルターの準備。



濡れないようにブルーシートで覆ったり


細かなものを五右衛門風呂に片付けたり



ゴミ集積所にもブルーシート




ぶうちゃんは濡れないように別の倉庫に移動





竿は下に降ろし



栗ぼうずも猫舎のなかへ避難



犬舎のカーテンは下まで




雲が近づいてきた









台風の前だから、早めのお散歩



(カイトはそういえば、ぐりとぐらが苦手だったかも。


子犬のことも嫌がった。


ほかの犬を受け容れるのは下手かもしれません。


やはり、おばあさん犬のともだちワンコとしては、うらじいにお頼みするしかないか。)






子猫のミルク、子猫のウエット、皆様ありがとうございます。


ありがたく使わせて頂いております。








この前の、ふしぎな、きもかわちゃんですが、


あれは尻尾が切れたトカゲだよ、と山猫が申しておりました。



意外と裏側も、ウロコっぽいのですね。


chicago音譜ラブラブ


byおかめ




猫を溺死させる行為は許されない!



長野県の動物保護団体さん(ゆめまるHAPPY隊さんほか複数の団体さん)を中心に、長野県猫溺殺事件に関するネット署名をスタートいたしました。拡散のご協力をお願いいたします。



https://www.change.org/ja/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%B3/%E9%95%B7%E9%87%8E%E7%9C%8C%E5%A4%A7%E7%94%BA%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E7%BD%B2%E9%95%B7%E6%AE%BF-%E9%95%B7%E9%87%8E%E7%9C%8C%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E6%9C%AC%E9%83%A8%E9%95%B7%E6%AE%BF-%E9%95%B7%E9%87%8E%E5%9C%B0%E6%96%B9%E6%A4%9C%E5%AF%9F%E5%BA%81%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E6%94%AF%E9%83%A8%E6%A4%9C%E5%AF%9F%E5%AE%98%E6%AE%BF-%E5%B7%9D%E3%81%AB%E7%8C%AB%E3%82%92%E6%B2%88%E3%82%81%E6%AE%BA%E3%81%97%E3%81%9F%E7%8A%AF%E4%BA%BA%E3%81%AB%E5%8E%B3%E7%BD%B0%E3%82%92-urging-a-severe-punishment-of-a-man-who-killed-a-cat-by-drowning-2?recruiter=90830079&utm_campaign=mailto_link&utm_medium=email&utm_source=share_petition




起訴をするかどうか決めるのは長野県の検察官です。周囲が騒ぐより地元が動くのが大事です。中村光子さん、犬猫救済の輪の結さんたちと相談し、地元長野県の動物愛護団体がメインで行う署名サイトがあったら効果があると考え、署名サイトを立ち上げました。

署名サイトはすでにありますが(こちらにももちろんご協力をしていきます)、複数あってもよいと思います。

長野県の動物保護団体さん(ゆめまるHAPPY隊さんほか複数の団体さん)を中心にした、長野県猫溺殺事件に関するネット署名に、どうか拡散のご協力をお願いいたします。

また、長野県県議会や環境課にもぜひメールやfaxで働きかけをお願いします。



猫虐待は後を絶ちません。毒殺や溺殺、焼殺。私たちの周囲でしょっちゅう発生しています。猫相談の周辺には、泡を吹いて数匹がいっぺんに死んだ、などざらにあります。
これらは犯罪であることをしっかりと判決文に入れて頂けるよう訴えましょう。
皆様の力を合わせて、猫虐待を許さない社会をつくっていかねばなりません。

今回、きっちり結果を出したいのです。愛護叩きはすでに様々な巻き返しを図っていますが、私たちはバッシングには負けません。
拡散お願いします。

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賛同者の署名は以下の宛先へ届けられます

長野県大町警察署長殿、長野県警察本部長殿、長野地方検察庁松本支部検察官殿

犬猫救済の輪

全国動物ネットワーク事務局

ねこのマリア

ゆめまるHAPPY

川に猫を沈め殺した犯人に厳罰を!Urging a severe punishment of a man who killed a cat by drowning

発信者  長野県の動物保護団体&全国動物ネットワーク

長野県大町警察署長殿、長野県警察本部長殿、長野地方検察庁松本支部検察官殿

状況により、署名提出先に環境省、長野県知事、長野県議会等の公的機関が加わる可能性もあります。

長野県小谷村のアルバイト男性が629日昼過ぎに川に猫を沈め殺した事件で、私達はこの男性に厳罰を望みます。

男性は捕獲機に閉じ込められ殺害される猫の様子を動画で公開し、多くの国民がその残酷さに震え、怒り、猫のために悲しみ、苦悩しました。

小さな命とはいえ野蛮に扱うことは許されないのだとはっきりさせることで、命が軽んじられ犯罪が多発する世相を食い止めてください。

この事件が大きく報道されている今、真似ようとする人間が出るのも常のことです。

厳罰に処すことで、とりわけ幼い世代に善悪の区別をしっかりと示してあげてください。

全国で増加している悪質な動物虐待にストップをかけてください。そして命を大切にする国民性を取り戻してください。

法による厳しい処分を重ねてお願い申し上げます。

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署名呼びかけ人:

(一社) ゆめまるHAPPY隊 代表理事 国本和哉

一匹でも犬猫を救う会 代表 日比英子


こちら肉球クラブ 代表 千葉理絵

ハッピーテール 代表 東野律子

こねこの会 代表 田中洋子

unyzoo 代表 藤森邦水

ネコと動物愛護 代表 藤田慶美

ラッキーフィールド 代表 森順子

(以上、長野県の動物保護団体)

ねこひと会 猫のマリア  中村 光子

犬猫救済の輪 代表 結 昭子

人と猫の共生を図る対策会議 代表 内田 明

NPO法人 ねこけん 代表 溝上 奈緒子

全国動物ネットワーク 運営委員 鈴木 敬子

猫と友達 地域猫 東久留米 代表 川井 登志子

NPO法人 しっぽのなかま 代表 佐藤 陽子

宮崎オンブズマン(宮崎県) 野中 公彦

アニマルエイド 大富 直樹

いのちのネットワーク江東 代表 栗田 智恵子

NPO法人 アニマルフレンズ新潟 代表 イザベラガラオン青木

NPO法人 動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN 代表 鶴田 真子美 

ほか全国動物ネットワーク賛同団体一同


One terrible incident took place on June 29 2014 at Otani village, Nagano Japan, which one male part-time worker drowns a cat to death in the river. We urge severe punishment of this man. He uploaded a video of cat, captured and killed, on the internet. Many of us feel trembling with anger to hear the news at such cruelty, and feel sad for that cat. We think that it is not allowed for anyone to treat even one small innocent life wrong. We would like you to think that sometimes some particular person makes light of “Life”, and would like to stop such crime by those people. Because lately this case is reported and covered on TV or other media largely, we can easily imagine that a copycat crime occurs, modelled or inspired by previous crime reported. We believe that we can show and teach people, especially young generation, right from wrong by imposing a severe punishment on this man. We would like you to support and help us to stop rapidly rising vicious animal abuse or cruelty nationwide, and think about our national identity that is to value “Life”. We also push a severe punishment of this man and for this kind of crime under the law. Thank you very much for your help in this matter. 

             ( 英訳:岩崎 友理子)

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