シェルターでは基本的に肉体労働が中心です。
生き物を扱うということは、食べさせたり排泄させたり、寝床の掃除をしたり、の世話が必ず必要です。
ですから食べ物の買い出し、在庫チェック、ペットシーツの準備、ゴミ袋の調達の繰り返し。
ゴミが出ればそれをゴミ収集に出さなくてはなりません。
生きていれば汚れ物が出ますので、布やシーツの洗濯がたまります。
生きていれば病気やケガもあります。
病院搬送はしょっちゅうですし、人間がケガをして病院搬送されることもあります。
いつもたくさんの心配が、頭を占めています。
風邪をひかないようにちゃんと暖かいかな?
ホットカーペットは切れていないかな?
加湿器に水は十分入っているかな?
水をひっくりかえしていないかな?
ケンカしていないかな?
脱走していない?ケージの扉の締め忘れはないかな?
譲渡会の告知は済んだかな?
譲渡先への連絡をしていないな。
あの子は元気でやっているだろうか?
福島は寒いだろうな?
洗面器が足りないで水をやれなかった給餌場所があったな。
地域猫たちはごはんにありついたかな?
担当者の餌やり忘れはないかな?
リードがからまっていないかな?
変なのもを食べていないかな?
下痢は治ったかな?
寒いだろうな。
そして、祈ります。
スタッフひとりひとりの顔を思い浮かべながら。
今日はあの人がいてくれるから安心だ。
室温に気をつけてくれる。
犬を日向につなぎなおしてくれる。
こまめに見回りをしてくれる。
きつい仕事は沢山ありますが、何がいちばん大変かといえば、
まだ日が昇らないうちから始まります。
ウンチをしてもまっくらで見えないので拾えません。
便の暖かさを探り当てて、やっとみつけて拾います。
雪明かりが頼りです。
ぼんやりと東の空が明るくなって来ました。
一日の始まりです。
朝ご飯の準備をする犬舎の食堂。
灯りのあたたかさを噛みしめます。
朝の犬散歩スタッフさんたち、いつもありがとうございます。
いちばん大変な今の季節に、こうして早起きをして、凍える道を犬と歩いてくださること、
感謝します。
byおかめ
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冬のCAPINシェルター ボラに来てね!
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「さつき」を探しています!
2歳、甲斐犬mix、メス、手術済み、黒白まだら、中型、2012年11月不明、遺棄場所:千葉県?
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