□インフォームド・コンセントを改めて考える⑩ | がんの保障のスペシャリストが伝える!信頼できる情報のつかみ方!

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がんの保障のスペシャリスト
アメリカセカンドオピニオンサポートのメディエゾン日本窓口
がん患者・家族で構成された「がんの保障研究会」主催
がん患者支援・がん征圧チャリティイベントの運営の経験から
困りごとの解決方法や日々感じたことをお伝えするブログです

□インフォームド・コンセントを改めて考える⑩
セカンド・オピニオンについて





さて、インフォームドコンセントの手引きという小冊子を読んだら、とてもわかりやすく何回かに分けて紹介しようと思います。(全14回)







以下内容



セカンド・オピニオンを行う事は、患者にとっても医療者にとっても有益であることが多いです。以下の点がセカンド・オピニオンを行うことの有益な点と考えられます



【患者】

●患者にとって有益なこと
複数の医療者の意見を聞く事で、専門家からの意見がどのようなものかについて整理がつきます。
担当医から聞けなかった注意点などについて聞く機会ができます。

・一方、セカンド・オピニオンを受けるうえでは、若干の注意も必要です。一般的には以下のことが挙げられます。
セカンド・オピニオンは、他の専門医の意見を聞くのが目的であり、担当医の変更は意図していません。

・現在あなたを担当している医療者からの手紙(診療情報提供書と呼ばれています)、および検査データやCTスキャンやCD-ROM等をいただいたうえで他院を受診しましょう。他院での検査を省略するなど、あなた自身にかかる負担を軽減することができます。

・他の専門家から出された推奨が現在の担当医療者の推奨と違うことは少なからずあります。^^専門家同士でも、評価の仕方や視点によって、推奨すべき内容が異なるのは、高度な専門性を持つ領域では珍しくありません。不信感を持つのではなく、どのような視点の違いから推奨が異なるのかについて、信頼関係を維持しつつ担当医と相談することが大切です。



【医療者】
●医療者にとって有益なこと
患者が別の専門家から意見を聞くことで、より深い信頼関係の中で医療を行うことができるかもしれません。難しい判断について、その難しさが医療者と患者の間で共有できるようになるかもしれません。


・一方、セカンド・オピニオンを出す際には、若干の注意も必要です。一般的には以下のことが挙げられます。


・セカンド・オピニオンとは別の専門医の意見を聞くことで、患者自身が自分のことについての理解を促すことを意図するものであり、担当医の変更を致したいとしたものでは無いことを患者に伝えます。

・その目的について伝えずにセカンド・オピニオンを出すことで、患者は見放された感覚を覚えるかのせがあります。
医療者自身も他の専門家から出された推奨が自分の推奨と違う場合に、その点について受け入れる準備を持っている必要があります。





セカンド・オピニオンは目的を理解しないと、患者、家族、医療者ともゴールを達成できずに、不満足な結果になってしまいます。


あくまで、主治医以外の医師の推奨する治療法を聴いて、主治医と検討することが大切ですね。