膝の間に入りこんだ愛娘の髪をとかす夫と
夫の膝の間でコーヒー豆を挽く娘。
とある朝の我が家の一場面でした。
自分の髪は自分でとかして結って
自分の飲むコーヒーの豆は自分で挽く
そういう選択肢もあると思うのですが…
あい変わらず仲のよい父娘です。
目覚ましが鳴ってもなかなか起きてこない娘に
何度も声をかけ、しびれを切らして
「いい加減にしろ」
「もう、声かけないぞ。」
とか言っておきながら、やっぱり声をかけ続け
「自分でなんとかできないなら(髪を)短くしろ。」
と言いつつも、丁寧に結ってやる夫。
なんだかんだ言っても
面倒見の良いお父ちゃんです。
そして
父親に何か小言を言われるたびに
ふくれっつらをしても
離れる様子の無い娘。
さんざん怒鳴られた朝も
寝ぼけまなこでムスッとしながら
ブラシとヘアゴムを持って
「お願いします。」
部活の関係で、週末デートの回数は減りましたが
今でも時間があるときは
素直に父親にくっついて出かけます。
おかげさまで
私がおそれていたあのセリフは出てきません。
そう、あの
「お父さんの靴下と私の洗濯物、一緒に洗わないで!!」
という、凍りつくようなセリフ。
本当にありがたいことに
一向に言い出す気配がありません。
なぜならば
娘の靴下が一番臭いから_(^^;)ゞ
娘もちゃんと自覚していて
脱いだ靴下を洗濯機に持っていくときは
人さし指と親指でつまんで運びます。
「だって臭いんだもん。」
わかってるよ。頑張ってるからだよね。
筋肉痛になったり
腱鞘炎のような痛みに悩まされたり
マメができたりズルむけになったり
叩かれてコブができたり痣になったりしながらも
頑張る14歳。
エヴァにも乗れる(?)お年頃。
その実態は
臭い靴下の若き剣士、かつ
あいも変わらずお父さん大好き少女。
コーヒーはまだ飲めません。







