受け入れ難く許せない、そんな自分自身があるとする
その暗がりに蓋をするも、苦しみもがきが消え去らない
その怒りを転嫁して、持っているそいつが悪いと、勝手に
相手を侮り裁き軽んじ、自分は悪くないと、声高に正当化する
(自分や相手を)理解するよりも、壊す方が手っ取り早い
三年前、自分を愛せなかった元職員が
障害者施設で暮らす人達を、身代わりに仕立て
その嫉妬のような狂気で、命を奪った
受け入れられないコトを、認めるよりも
気持ちや頭やその中で、(オマエは)こっちに来るな!と
線や壁をこしらえて、作り出されるソレは
わたし達の日常にも、渦巻いている
一人の人間の、愚かな理解し難い行いだと
切り離すのでは、間に合わなくなっている
一人の中にあるものが、全ての人の中にあるものだと
認める事が出来なければ、破壊の鐘に気付かない
最近になって、障害と共に暮らし続ける人と出会いました
彼は良い時も悪い時も、全てに感謝がある様に
穏やかに微笑み、許すように朗らかです
肉体や脳的なものは、障害があるかもしれないけど
心や魂は、辛く苦しい不条理に、執われることなく
遥かに健やかで、〝健常者〟と言われるわたしこそ
心の中に、曲がった醜い障害があるように思います
ヤマユリの全ての人々に、平安がありますように