北陸の皆さんには申し訳ないけれど こちらは一足早く春らんまん | キャンディBBの日記

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いわゆる団塊世代。3人の子供たちは独立し現在は夫と二人暮らし。

健康寿命を延ばすべく、あれこれ努力する中で、文章を綴る作業は、

ボケ防止に効果があるのではと勝手に信じて、

日々心に感じたことなどを綴っております

元日の神明社初詣に続き、6日は五社神社→龍洞院→長泉寺と3つの神社仏閣をハシゴ、そして8日の今日は日吉山王社にお詣りしてきました。
勿論、お詣りすることが第一の目的ですが、同時に歩くこともわたし達にとっては大切な目的。
欲張って5か所もお詣りした結果、2024年が始まってから歩いた距離は16kmになりました。

神様・仏様への願い事は、とても当たり前のこと。
自分たちや子供たちの健康と孫たちの健やかな成長、世の中の平穏と世界平和などを、少ないお賽銭で多くの願い事をしましたが、最近は「お陰様で今年も夫婦揃ってお詣りできました」の感謝の気持ちをお伝えするので、手を合わせる時間が長くなりました。

有名な神社仏閣でのお詣りだったら「後がつかえてるよっ!」とクレームがつくところですが、地元の小さな神社仏閣なので、参詣する人も少なく、好きなだけお詣りしていられるのです。

お詣りした日は、どの日も晴天で、冬の晴れた日にはよく見る見慣れた富士山が、いつもより神々しくて大きくて美しくて感動することしきり。「こんな良い所はほかにないねぇ♪」

 

8日に日吉山王社をお詣りした後で蟹ヶ谷公園近くの丘から撮影しました


そして春らんまん。
龍洞院では満開の蝋梅、自宅近くのせせらぎ広場遊歩道には紅梅が咲いて芳しい香りを漂わせ、そんな中に身を置けることが「幸せだなぁ」と。

 

上の写真:龍洞院の蠟梅(ロウバイ) 下の写真:せせらぎ広場の紅梅


能登半島を中心とした北陸に暮らし、今回の震災に遭われた皆さんには大変申し訳ないのですが、わたし達の暮らす綾瀬市では、一足早いうららかな春のような日が続いています。

元日の大地震や2日の羽田空港の飛行機火災事故、3日のわたしの【鼻血が止まらないよ】事件を経た後では、なおさらに「生きていて幸せだなぁ、ありがたいなぁ」という思いが強いのですが、反面「自分だけがこんなに幸せでいいのか」というジレンマもあって。

 

そんな時に、たまたま見たTVの情報番組の中で、あるお医者様が「心に橋を架けなさい」とアドバイスされていて、その言葉が自分の心情にぴったり寄り添い救われました。

どんな事かというと「被災地のニュース番組を見て『なんてお気の毒なんだろう』と共感した後は、橋を渡って自分の生活に戻り、自分にできること、つまり募金や寄付などで被災地の力になれば良い」ので、特に高齢者の場合は共感し過ぎると、虚無感や鬱に陥りやすいとのこと。

 

そんなこともあって、罪悪感なしに一足早い春を楽しむことにしました。