キャンディBBの日記

キャンディBBの日記

いわゆる団塊世代。3人の子供たちは独立し現在は夫と二人暮らし。

健康寿命を延ばすべく、あれこれ努力する中で、文章を綴る作業は、

ボケ防止に効果があるのではと勝手に信じて、

日々心に感じたことなどを綴っております

今までの数回に及ぶコロナワクチンは国の補助があり、すべて無償だったので、改めて1回の予防接種を受けるのに、万の単位がつく金額をきくと「むむっ!」
ワクチン接種に高額を払うという感覚が、すっかり麻痺してしまったせいです。

昨日は、2ヶ月に1度のクリニック通いの日。診察の際に担当医から「帯状疱疹予防ワクチンですが、綾瀬市でも1回につき1万円の補助が出るようになったので、ご夫婦でどうですか?」という提案がありました。いきなりの話で即答できず、診察室を出てから待合室で会計までの待ち時間に夫と相談。


1回につき1万円の補助があったとしても、1回につき12000円かかります。それを2回ですから、夫婦で受けると48000円、つまり約5万円かかることになるので、即答できなかったわけですが、5万円で夫婦が帯状疱疹を回避できるのならば、この際、ワクチンを受けるべきではないだろうか‥‥などと思いを巡らせ

「ほとんど乗りもしない車のために税金・保険・車検とメンテナンスにお金をかけているのだから、自分たちの体にも5万円ぐらいのメンテナンスは許されるんじゃない?」
「帯状疱疹の症状が顔面に出た場合は失明することだってあるそうよ。そんなことになったら、趣味の散歩だって思うようにできなくなるかも知れないわ」


会計までの短い時間で結論が出たので、次回来院予定の6月に1回目のワクチンを受けられるようにお願いしました。
夫婦で今年77歳。あとどのくらい生きられるのか分かりませんが、そう長くはないだろうし、この先も能天気に生きていくための必要経費の5万円という位置づけで。 

ちなみに、今日は週一の買い物で2つのスーパーをハシゴして遣ったお金がおよそ1万円。スーパーで1万円買い物すると、かなりたくさんの買い物が出来るのに、注射針を1回チクリで12000円・・・・
大谷選手の24億円超えの窃盗被害、25億円と言われるハワイの別荘の話題から見たら、あまりにもみみっちぃ話だけれど、庶民の暮らしなんてこんなもんですよ。

 

おまけの写真は陽だまり公園のネモフィラの丘(4月23日撮影・天候曇り)

丘の形に仕立てた小さな花壇ですが、ひたち海浜公園っぽく撮影してみました

米国では、大谷選手がお金に関心のない野球少年のような扱われ方をしているようですが、大谷選手が銀行口座をマメにチェックする姿は想像できません。
何しろ、野球以外でもCM出演等、いろいろな企業や団体から、莫大なギャラが振り込まれているはずですから、ちまちまと「○○に○○ドル、××に××ドルの支払い」なんてチェックする必要はないのでしょう。まぁ、その結果の24億円超の損失なのでしょうが。

お金に無関心な大谷選手という話題から「そう言えば、うちも銀行に行っていないなぁ」とH銀行の3つの通帳をめくってみると、なんと昨年の2月に記帳したっきり。1年以上、ネットバンクのみの利用で済ませていたことになります。

現金を引き出すのは、年に2~3回、ゆうちょ銀行のATMで。
ちなみに、ゆうちょ銀行の通帳は、今年の1月が最後の記帳になっていました(当選したお年玉年賀はがきを持参したので覚えている)

実際の生活では、ネットバンクで事足りるので通帳は不要なのですが、わたし達が万一の時には
ネットバンクだけでは、両親のお金が実際にどのくらいあるのか子供たちに伝わりにくいだろうとネットバンクを利用しつつ通帳も持っているのです。


それで、今週の火曜日にはH銀行へ出向き、ATMで3通の通帳へ記帳してきました。そのうちの1通は、新しい通帳に引き継がれるため「2分ほど要します」と。
何から何までクレジットカードや○○ペイで支払いを済ませているので、1年分超の記帳ともなると時間がかかってしまい、1台しかないATMでは気が退けるので、銀行に行ったのですが、これからは、せめて3ヶ月置きぐらいに、市役所のATMを利用しようと思います。

数ページに渡って記帳された通帳と、自作のエクセル家計簿を突き合わせると、びた一文の狂いもなく「さ~すがぁ」・・・・と、自分のお金の管理力を自画自賛した次第。
我が家の預貯金残高は一目瞭然、すぐにお金の単位の桁数が分かりますが、大谷選手の場合は・・・・え~と【一億円】は100,000,000円で、0が8個も!・・・・・元通訳の水原氏がついふらふらと24億円超を引き出しても、それと気づかないほどの残高があったということですから、大谷選手は超・大金持ち。

ますます格差が広がる世の中に暮らしていても、人によって価値観が違うお陰で、お金持ちを羨んだりせずに済むのが幸せだと思う今日この頃。
だって、わたしには時間と自由、それにそこそこの健康があるもんね。

 

おまけの写真:散歩のときに休憩する龍洞院の梅の実 もうこんな季節です

 

 

 

金曜日に、今季最後のお花見を楽しんだことを日記にしましたが、翌朝、目が覚めると体中が痛くって・・・・左足甲の痛みは、2週間経っても消えてはいなかったのですが、足の甲以外の足首や膝、腰まで痛む範囲が広がっていたのす。

前日に、かなり歩いたとは言え、その距離は7kmちょっとです。
7km程度の距離なら、わたし達のキャパ範囲で、翌日に体に痛みが出るなどと言うことはなかったのです。「心配させちゃうかしら」と思いながらも夫に「今日はなんだか体中が痛いのよ」と告白。すると「えっ、ママさんも? 実は俺も朝からずっと体が痛いんだよ」

2人で同じ症状!ということは、やはり前日の2人の行動に問題があったとしか思えません。
「あの程度、歩いただけで体が痛むなんて、これが歳を取るということなんだろうか」と2人で落ち込みました。そして「これからは年相応の歩き方をしろということなんだろう」などと悲しい反省。そうは言ったものの、前日まで元気に歩けていたので、いきなり年のせいにすることに納得がいかず、金曜日の2人の行動をフルに思い返した結果、突然、理由に思い至りました。

綾南公園から帰宅する際には、いつもキツツキの森のつづら折りの山道を経由して峠に辿り着いていたのに、ショートカットになるはずだからと、それまでスルーしていた【男坂】を経由。

すると【男坂】は、坂というよりは、木の根や岩が階段代わりの急斜面で、身軽な夫でさえ「足が上がらないぞ、この先どうする?」と弱音。
「ここまで来て今更引き返せないでしょう。下るのは登るより危険よ」
こんな感じで、普段は使わない全身の筋肉をフル稼働させて男坂をよじ登るようにして峠まで。
思った通りショートカットにはなりましたが・・・・・

この事実に思い至って、やっと全身の筋肉痛に納得がいきました。
「良かったぁ♪ 歳のせいじゃなかったんだ♪」
「いや、若ければ楽々登れる坂道なんだろうから、やっぱり歳のせいだよ」

この全身の痛みは、2日目の日曜日には楽になりましたし、左足甲の痛みも3週間経ってやっと消えました。昔は、神経痛を始めとする体の痛みは2週間我慢すれば治っていたのに、今回は3週間かかったということは、自然治癒能力が年のせいで低下したのかも。

 

わたし達に必要なのは【急がば回れ】精神。ショートカットはNG。細く長くです。

つい、先がないので焦っちゃうのよね。

 

おまけの写真

満開の花を咲かせた我が家のロタラロトンディフォリア(水生植物)

昨年5月、花が終わってディスカウント価格になっていたものを購入

花を見るまでに1年も待てたので、せっかちという事はないのですけど

 

金曜日の今日、曇り空ではありましたが、今年最後のお花見にするつもりで、温かい飲み物と冷たい飲み物、おにぎりと大福をリュックに入れて用意万端、玄関のドアを開けたと思ってください。すると・・・・

屋内にいる時には全く気が付かなかったんですが、雨!だったんです。
普通、ここで「今日の外出は中止にしようじゃないか」となりますよね。
でも、雨は傘を差そうか差すまいか迷う程度の降り方で、わたし達は「春雨じゃ濡れて参ろう」と花見を決行。

往きは、市役所からコミュニティバスを利用して綾南(りょうなん)公園を目指しました。
コミュニティバスとは、そういったものなのでしょうが、分かりやすい一般の大通りを走らずに、訪れたこともない町の住宅地の路地から路地を走り抜けるので「多分、ここが一番近いだろう」と見当をつけたバス停で降りてからはほぼ迷子状態。
たまたま見かけた親切な町人に道を教えてもらい、無事に目的地に到着しました。

バスを降りても、まだ雨は降り続いていて「さすがにこんな日に花見をするような物好きはいないよね」と大きな声で話しながら、公園に入っていくと、わたしたち以外にも物好きはおりまして、雨のかからない東屋で楽し気に宴の真っ最中。

 

綾南公園の桜、奥に見えるのはキツツキの森(4月12日撮影)

 

「花はこの前の春の嵐で散ってしまったに違いない」と期待せずに出かけた綾南公園の桜は、意に反してとても素晴らしかったんです。目を凝らさないと分からない程度の雨の中の桜は、石川県の兼六園を髣髴とするような侘びさびの世界で、雨をものともせずに出かけてきて良かったと思いました。負け惜しみではなく。



 

宴をしている団体さんとは離れた小さな東屋で、あちらこちらから聞こえてくる鶯の「ホーホケキョ」に耳を傾けながら、わたし達は持参したおにぎりをもぐもぐ、ささやかな宴。

昼過ぎには雨も上がり「実に良いものを見られた」という満足感とともに、徒歩で帰宅。
この日、歩いた距離はコミュニティバスを利用したものの7.1km、かかった費用はコミュニティバス乗車代の200円(2人分)のみ。これなら年金生活でもやっていけるよ。

土曜日と日曜日、2日連チャンで桜を見て回りました。
桜を見ている間は、ある種の興奮状態で元気だったのですが、さすがに2日続けて歩き回っていたら、夫婦ですっかりお疲れモード。顔を見合わせて「疲れたねぇ」

なにも今生の別れでもあるまいし、来年も桜は咲いてくれるのだから、毎年1ヶ所か2ヶ所、気に入った場所の桜をじっくり眺めればいいものを、欲張って桜の名所と言われている場所を片っ端から巡った結果の疲労感。

月曜日と火曜日は、天気も良くないらしいので、その間にしっかり体を休めて、水曜日以降の桜行脚に備えます。なぜなら「4月は桜の追っかけをして忙しく動き回る♪」と宣言しているので有言実行なのです。

【しっかり動いて、しっかり食べて、しっかり休養を取る】

高齢者の健康維持にはこの3つを意識するだけで十分だと、何かで読んだので、どうせ動くなら桜の追っかけが良いと。


土曜日に出かけた市庁舎の桜の下では、入学式を済ませてきたらしいランドセルを背負った新1年生とフォーマルな装いのご両親が記念撮影している姿が目立ちました。
入学式の日に桜が満開になったのなんて何年ぶりでしょう。

 

タウンヒルズ屋上から見た市庁舎の桜と大山、天気さえ良ければ中央に富士山も見えたはず(4月5日撮影)

 

 

日曜日には、再び市庁舎経由で城山こみち→城山公園とお花見の王道を歩きました。

城山公園の桜の広場には、日曜日ということもあって幼い子を連れた若い家族連れが多く、穏やかで幸せな世界が広がっていました。

 

城山公園の桜の広場(4月7日撮影)

 

公園のベンチに腰掛け、三々五々集まった家族連れがお花見を楽しむ様子を眺めながら、わたし達は幸せな思いでここにいるけれど、同じ桜を複雑な思いで眺めている人もいるんだろうなと。


多分、闘病生活をなさっている森永卓郎氏や小倉智昭氏の記事を読んだからだと思いますが、ドラマや映画のシーンの中で、不治の病の患者さんに、医師が桜の咲く時期を一つの目安のように「次の桜が見られるかどうか」のように余命を告げるシーンがありますが、現実にそういうことはあるだろうと思われ、そう告げられた患者さんにとって、目の前の春爛漫の桜にはどんな意味があるのだろうか・・・・・などと。

能登半島地震で被害に遭われて皆さんにしても「わ~い、桜が満開だぁ♪」と単純に浮かれられるはずもなく、人々の心にはそれぞれの思いがあっての桜。

たくさんの散歩をして多くの草花と出会うたびに彼らの名前を調べて、忘れないように花暦を作っているのですが、散歩歴4年目の今では友達になった草花は150種近くあり、その中には【似て非なる】ものも多くどれが何なんだか見極めるのに一苦労するものがあります。

例えば、花の形や大きさ・色がそっくりな上に、咲いても5mm~1cmぐらいの小さな花だと、ちょっと見ただけでは「全部同じだよね?」
ところが、虫メガネを使ってじっくり観察すると、花びらの先にちいさな切込みがあったりするのですが、その切込みの入り方が違っただけで、もう別物なので、野草を見分けるのは本当に難しいのです。

それでも、彼らに出会うたびに「ノジシャ!」「タネツケバナ!」「オランダミミナガグサ!」などと声に出して指さし確認しているうちに、かなりの種類を見分けられようになりました。
今では野草オタクの卵を自認しています。

とにかくどんな草花にも名前があるのが楽しく、覚えれば覚えるほど、自分たちの歩く道が自分たちの(←所有格の)道のように思えて、以前は5㎞歩くなど想像もできなかったのに、今では自分道なので、5kmや6kmなら歩くのは当然。

そんな勢いで、いくらかマシな天気だった火曜日に、桜の咲いていそうなポイント数か所を花見行脚してきました。普段は足元の小さな花ばかりに気を取られているわたしですが、桜の季節ともなると話は別。転ばないように注意しながら、せっせと上を見て歩きます。

 

最初に向かったのは自宅から歩いて10分ほどの綾西の桜並木、桜は5分咲きといったところ

空が青ければ、もっと見応えがあったはずですが、それなりには楽しめました(4月2日撮影)



お花見をしていると、桜にもいろいろな種類があって興味が湧くと同時に、その昔、桜を植樹して下さった先人に対して感謝の念を覚えるのです。「よくぞ植えて下さいました。お陰でこうして花を楽しむことができています」と。

あと何回のお花見ができるのか・・・・・そんなに多くはないはずですが、夫婦で足腰が丈夫な間は桜の追っかけを続けるつもり。
ただ、あいにく春のこの季節は天候が安定せず・・・・・火曜日には3か所の桜を見てきましたが、あと5か所ぐらいマークしている場所があるので、満遍なく見て歩くには、桜が咲いている期間と天気のタイミングがうまく合ってくれるかどうかが、今後の重要な課題。

世の中にはいろいろな問題を抱えてご苦労なさっている方が大勢いらっしゃるというのに申し訳ないです。

特に裏金問題の39人の議員さん達は、お花見する気にもならないんじゃないかしら。

 

桜以外の花の写真もたくさん撮りました♪

左上:真っ赤な寒緋桜   右上:真っ白なスモモの花

左下:黄色いグミの花  右下:イモカタバミ。オキザリスの仲間


 

昨日の日記で「2週間は痛むんだろうなと思っていたのに1週間で治まっちゃった♪」とぬか喜びした左足の甲の痛みは、ほんの半日、治まっただけで、今朝は痛みが復活してしまいました。なぁんだ・・・・・・やっぱりかぁ。だからあと1週間、痛みと付き合います。

でも、わたしの土踏まずアーチと相性ピッタリのウォーキングシューズを履いて、自宅周辺の桜の開花状態をチェックしてきました。歩いている時にも、多少の痛みは感じましたが、春の花の魅力は絶大。

市役所や城山公園のソメイヨシノの蕾は大きく膨らんで、明日にも開きそうな気配でしたが、例年の桜の時期を見越して、今日の花見イベントを計画してしまったらしい団体や家族連れが「今更、計画も変えられないし、蕾でもいいかぁ・・・・」的な感じで桜の蕾を眺めながらの宴。
こんなのもありなのが春。

城山こみちでは、ソメイヨシノはまだ咲いていませんでしたが桃の花が満開。
今日、来なかったら見事な桃の花並木を見逃すところでした。

 

今まで桃の苗木だと思っていたら、すでに3年経過していたのか見事な開花(3月31日撮影)



ところで、話は変わりますが、昨日ジャパネットに注文したシャワーヘッドが届きました。
説明上手なジャパネットスタッフのコマーシャルにまんまと乗せられての購入です。

 

届いた魔法のシャワーヘッド


シャワーヘッドの表面には水が出るポツポツの穴が見当たらず、ただの鏡面にしか見えませんでしたが、あら不思議、水栓に接続して試しに水を出したら、ちゃんとコマーシャル通りに。

「今のシャワーヘッドって凄い」と感動しました。
本当にクレンジングソープやボディソープを使わなくても、きれいに汚れが落ちるのか楽しみ。

単なるシャワーヘッドの交換ですが、気分が変わって、春の憂鬱から脱却できそうな気がするんです。ちなみに今回の出費は、クーポンを使って¥13300。

 

おまけの写真は、我が家のプランター育ちの庭梅の花です

花に風 月に叢雲・・・・・なら風情があって良いのですが、これが【春の嵐】となると話が違います。木曜の夜から金曜の午前中まで吹き荒れた【春の嵐】の暴風雨には、一瞬、家が軋んだり持ち上げられるような恐怖で、まんじりともせずに一夜を過ごし、昨日は睡眠不足で体調不良。

おまけに、1週間ほど前から左足の甲の部分に痛みを感じるようになっていてなんとなく憂鬱。多分、土踏まずのアーチ型になっている骨の部分のどこかが不調なのだと思いますが、普段は痛くもなんともないのですが、寝起きや階段を降りる時など、体重をかけた時に痛みます。

足の甲の痛みは、今までにも何回か経験していて、その度に数日で治まっているので心配はしていなかったのですが、体のどこかに痛みがあるのはいやなもの。

何しろ年齢が年齢なので「もはや健康寿命もこれまでか?」

この甲の痛みは、ウォーキングシューズを履いて外を歩くのは平気なので「わたしの土踏まずアーチとシューズのアーチ設定の相性がバッチリなので痛まないのか?」と、室内でもシューズを履いていようかと思ったり、あれやこれや・・・・・

ただ、わたしには「どんな痛みでも、2週間我慢すれば大丈夫!」という根拠のない確信があって「この痛みもあと1週間!」と覚悟を決めていたら、前倒しで1週間しか経っていないのに、今朝からはほぼ痛みを感じなくなりました。
わたしの自然治癒能力って、一体なんなんだろう。

「やれ嬉しや♪ 痛みもなくなったし天気も良いし、せいぜい厚物の洗濯でもするかぁ」と張り切っていたら黄砂だの花粉が飛んでくるそうで『洗濯物は室内干しをお勧めします』・・・・ってテレビで言ってました。
折角やる気になったのに、出鼻をくじかれて・・・・それで、また春の憂鬱。

 

目久尻川の土手の黄色は菜の花、白は水仙、前を歩いているのは夫

よく出かける蟹ヶ谷公園は写真中央(鉄塔の下)の森の近くで往復5.4kmの距離です

ウォーキングシューズとの相性バッチリだったおかげでしっかり歩いてしまいました(3月27日撮影)

 

目久尻川沿いの田んぼのあぜ道は春らんまんの花盛り

黄色い花はヒメキンセンカ、小さな花はオドリコソウオオイヌノフグリ

 

この数日は天候に恵まれず、今や大好物の散歩にも出かけられず、気分が上がらずにいましたが、日曜日には4番目の孫の日和ちゃんのピアノ発表会があり、折角の機会なのでオーエンスホールまでの往復3.9kmを歩いて出かけました。

往きは今にも降り出しそうな曇り空の下、帰りは傘を差さないと歩けない状態。
何しろわたし達のファッションは完ぺきな散歩スタイル、第三者から見れば「こんな雨の日に傘を差してまで散歩するかねぇ。きっと散歩中毒に違いない」と思われたことでしょう。

この春、高校を卒業した日和ちゃんのピアノ歴は長く、小1から始めてすでに12年。
去年はモーツァルトのトルコ行進曲を演奏しましたが、今年はベートーベンの悲愴という難しい曲を立派に弾きこなし発表会のトリを飾りました。

さて日和ちゃんについて:


彼女は、4月から神奈川県立農業アカデミーに進学し、農業女子を目指します。
クリスチャン系の中高一貫の女子校に進んだ日和ちゃんは、すんなりどこかの大学に進むものと思っていたのですが、高校生になったころから、農業に興味を持ち始め、有名大学を目指すクラスメートとは話が合わなくなり「高校の授業は自分には意味がない」と登校拒否したこともありましたが、わたし達も両親である次女夫婦も自分のやりたい目標が定まったのは良いことだと、日和ちゃんが農業を学びたいという気持ちを後押ししました。

その結果の農業アカデミー進学です。広大な敷地を有する農業アカデミーは1学年30名の2年制で、2年間みっちり農業について学びます。
ピアノを弾きこなす日和ちゃんは、3月中には車の免許を取得する予定、しかもマニュアル車。なぜかと言うと農耕用重機を操作するにはマニュアル車の知識があった方が良いからと、考え方もしっかりしています。


次女は、今から日焼けした日和ちゃんが颯爽と軽トラを運転する姿を想像して楽しみにしているようです。ちなみに現在の日和ちゃんは色白でスリム、ピアノが似合うお嬢さん。

3人の子供たちと5人の孫がいると、当然ながらそれぞれがまったく別人格で、わたし達が出来なかった幾通りもの生き方を見せてくれるので、当の本人たちは大変な思いをしていると思いますが、彼らを見ているわたし達は面白くて仕方ありません。

3月の始めに、散歩のついでに日和ちゃんの進学先の農業アカデミーを見学してきました。
海老名市に農業アカデミーがあることは知っていましたが、今まで行ったことが無かったので、その広さに驚きました。
 
週に何回かアカデミーで育てた野菜の直売があって、野菜の評判は上々だそうです。
直売所に立つのは1年生の役目らしいので、いつか、夫婦でひょっこり顔を出して日和ちゃんを驚かせようと思っています。
日和ちゃんが立派な農業女子になって、日本の食料自給率アップに貢献してくれますように!

 

ただで楽しむ園芸第二弾:中央のこんもりした緑はノボロギク

黄色の小さな花はこれで全開、咲き終わるとタンポポのように綿毛ができます

 

ウサギ葵・・・・花は開いても1cm未満

野に咲く小さな花が大好きなのでこんなのばかり集めています

 

コロナ禍で県をまたいだ旅行を控えるようになってから 早4年。つまり、わたし達夫婦の近隣散歩歴も4年目を迎えたことになり【 いつ頃 どこで  どんな 花が咲くのか】の花暦データは確実に記憶にインプットされて、この季節は勝手に大忙し。

・・・・・というか、グーグルフォトで「1年前の写真」を紹介してくれるので、忘却の彼方にあった記憶が呼び起こされて、写真を見ると「そうそう、あそこにも桜があった♪」「あの角に大きなハクモクレンの木があった」「今頃は〇〇の馬酔木(アセビ)は満開のはず♪」

こんな風に花暦データとしての写真を見せつけられては、彼らが今年も同じ場所に咲いているか確認したくなります。ちなみに3月は20日現在、確認の花見散歩で50km歩きました。

思い立ったら飲み物と少しのおやつ(時にはおにぎり)をリュックに、各地の花を愛で歩く暮らしは贅沢というほかに言いようがありません。宴会をするわけでなし、どんなに桜を眺めても一切費用はかかりません。必要なのは時間と脚力だけ。心は豊かになるし、体は丈夫になるし良いこと尽くめ。ただし、若干の疲労感が残るのは否めません。

散歩に出かけない日には、わたしはいわゆる【名も無き家事】三昧、夫は夫の仕事に励んで「わたしたち、遊んでいるだけじゃないよ」アピール。少しは働かないと良心が咎めますからね。

お金がなくても、老後を幸せに暮らすためには、なんといっても健康第一。

 

満開の足柄桜(春めき)の並木・・・・・城山公園にて(3月20日撮影)

 

ハクモクレンの大木・・・・・自宅の近所にて(3月20日撮影)

 

蟹ヶ谷公園のハクモクレン・・・・・(3月18日撮影)

【ハクモクレン】と【コブシ】の簡単な見分け方をご存じですか?

花びらが9枚なら【ハクモクレン】 6枚なら【コブシ】