candy -9ページ目

I still dream of you.

また、あなたの夢を見たよ。

もう、あなたは遠い思い出なのに、
いつまでたっても変わらずに

私はあなたの夢を見るんだよ。



あの場所に、いつも私たちは居て
付かず離れずの距離のままで



あなたが好きだった。



そしてあなたを、どこかでまだ好きなまま


きっと、ずっとずっと



私はあなたの夢を見るよ。








私の名前、いつまで覚えててくれるかな


もう私から連絡しないと決めたから



あなたからの連絡はないと知ってるから




二年前、
勇気を出して電話してみた



あなたから、
折り返してくれた時は
心が踊る気持ちになった。




2人に、もう何もないと解っていても

あなたの声で
わたしの名前を呼ばれるだけで

うれしかったんだ。



それ以上なんか望んでなかったよ

だけどやっぱり
友達には戻れなかったね



私たちは昔からずっと

恋人にもなれず
友達にもなれず


いくつもの季節を越えて




「不完全燃焼」



あなたと私を、ひと言で表したら
多分それがピッタリくる。




今でも



燃え尽きることの出来なかった思いが
私の心の中で燻ったまま



あなたの夢を見ると



消えかけた火が
また少し灯るような

不思議な気持ちで目覚める。





私はまだ、あなたの夢を見るよ。



今でもまだ、あなたの夢を見るんだよ。



でも



もう、




私はあなたを夢みないよ。





さよなら、

いつまでだって


繰り返し言うよ。




何度でも


繰り返し思うよ。




現実の世界ではサヨナラでも、
夢の中では、あなたを好きなままだよ。




夢の中でだけ




夢の中にだけ




私たち、2人の場所がある。




またきっと、あの場所で会うんだね
この夏もまた


私は何度でも


あなたに恋をする。




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Say no more.

誰も何も言わないで
もう何も言わないで

私を惑わせないで
私をイラつかせないで

そこにどんな思いがあるのか知らない
でも、どちらにしろ悲しいだけ


私が欲しかったのは

安らぎや、希望や、気力だった。

私が感じたかったのは

愛や、支えや、共感だった。



でも、そんなものをくれる人はいなかった




周りがわめく
怒鳴り、脅され

私も必死に戦った。

怒鳴り、叫び、抵抗した。


だけど
1度も、私の声は届かなかった。

1度も、私の思いは伝わらなかった。



だからもうやめるんだ。



見るのも、言うのも、聞くのも。


期待、希望、努力、忍耐、伝えること、理解し合うこと、私自身の全てを


私はもう、誰にも理解してもらわなくていい。

そしてみんな私から離れればいい。


私なんか放っておけばいい。


だからもう、何も言わないで。



あなたたちが言いたいこと、
もう解ってる。


何万回も聞いた。



ずっと、そうしなきゃいけないと思ってた。

ずっと、あなたたちが言うような人間にならなきゃいけないと思ってた。


だから私は必死に頑張ってきたけど、
どれだけ頑張っても
あなたたちが望む私にはなれなかった。

あなたたちは、そんな私を怒鳴りつけ
《努力しないからだ》と言い続けた。


それでも、私は精一杯やってきた。


でも、もうやめるんだ。


頑張るのも、バカみたいだ。
永遠にあなたたちが望む私にはなれない。


失望されるたび、責められるたび、
自分の存在価値はないと感じてきた。

こんな私は消えてなくなれと思って生きてきた。



だから、もう



そんな私は消えてなくなる。




過去の私と別れて、新しい私になる。


あなたたちが望む私じゃなく、
全く別の私だ。



あなたたちが望む私、それを自分でも理想の私だと思い込んでいた。

だけど、違う。
私がなりたいのは別の人。


だから、今までずっと息苦しかったんだ。



私は頭のおかしい、病気の人間。
いい娘でもなければ、いい妻でもなければ、いい母親でもなければ、いい人間ですらない。

そして、そうならなきゃいけないという脅迫観念に囚われてきたけれど

本当の私はそんなの望んでなかった。


もう振り回さないで。
みんなだって、自分勝手にやってるじゃない?

すっかり前と変わってしまったよね?

そして「元々こういう人間だった。あなたが気付いてなかっただけだ」と言い放つ。


そうなんだ?

そうだったのか。


私が愛してきたものは全て幻で
私が自分で創り上げた夢だったんだ。


ほんとは初めからなかったんだ。


ただ、家族ごっこと結婚遊びが終わり、
夢から覚めただけで


幸せだと思えていた日々は
私の創った幻想だったんだ。



だから、私も捨てるんだ。

私が創り上げた《私》を、捨てるんだ。


みんなが思っていた、今までの《私》
みんなが希望する、これからの《私》


どれも、《本当の私》じゃないから。


みんな知らないでしょ?
本当の私がどれだけ最低な人間か。


でも、私は最低な人間として生きたい。
その方が、頑張るよりずっとラクだから。

みんなの思い描く《私》に近づくために必死に頑張って生きるより

ずっとずっとラクになれるから。


これからは、私の呼吸が少しでもラクになるように生きていくんだ。


周りの人たちに、私は囚われ過ぎていた。


もう解放されたいから。



せめて
こんな深海みたいに暗くて寒くて孤独な日々の中で

これ以上、苦しくならないように。


だからもう、
これ以上何も言わないで。



大好きでも



矛盾していても




私はもう何にも振り回されない。




私は私の海の底で、
静かに、密かに生きていきたい。

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good bye my true self.

本当の私って、どんなだっけ?


自分では
優しい心を持っているつもりでいた。


でも
最近の自分はどうだろう?


友達を妬み、周りから距離を置き、
どうやって毎日から逃げるか考えてる。


誰かを信じないように、
希望を持たないように、
少しでも苦しまないように、


そんなことばかりを、考えてる。



時に、友達の不幸を望んだりもして、
まるで彼みたいな思考になっている。



私は、昔もっと優しい人間じゃなかったかな。


だんだん、つらくなってきて

毎日毎日、私ばかりなんでって

みんな幸せそうで、自由で、大変なことがあっても、ちゃんと《生きてる》。


私は
毎日をなんとか耐えて
終わらせてしまいたい気持ちを振り切るように目を閉じては空想の世界に逃げて

眠ることで現実から逃げて

必死に毎日を《生き延びてる》。


私は、生きてない。
ただやっと生き延びているだけ。


なんだかね、
最近戦う気持ちも薄れているんだ。


私にとって、生きることは戦うことで

生き延びるために必死で戦ってきたけど


もう、どうでもよく思えてきたんだ。



世の中には、本当に本当に大変な人が山ほどいるのも理解してる。

災害や病気、自分じゃどうすることも出来ない災難が、善良な人たちを苦しめる。

何にも悪いことしてないのに、
頑張って真面目に生きてきたのに


どうして、なんでなんだろう。



あまりに理不尽で、憤りを感じる。



そして、思った。



もう、どうでもいいや、って。


「こんな時こそ頑張ろう」
「乗り越えられない試練は与えられない」
「頑張ればいつか報われる」
「諦めちゃいけない、頑張れば叶う」
「努力すれば結果はついてくる」


よく聞く言葉たちが、私の頭の中をハラハラと舞い散る。


そんな言葉全部、なんだか笑えてきて

泣けてきた。



そう信じて必死に生きてきたのに
善良な心を持って、曲がった事もしないで、石橋叩くように歩いてきたのに


なんにも報われないじゃない?


なんにも叶わないじゃない?


なんにも救われないじゃない?


少しもラクになれないじゃない?


いつになったら終わるのか
この我慢、この努力、この毎日、

頑張っても耐え抜いても、なんとか笑って見せても、歯をくいしばって言葉を飲み込んでも、目を閉じてゆっくり数えてみても、


朝が来ても、夜になっても、新しい年が明けても、1年が終わっても、何度誕生日を迎えても、どれだけ季節が巡っても、


なんにも報われないじゃない?


どんどん周りに置いていかれて
どんどん惨めになって

月日ばかりが流れるだけで
苦しみは募るばかりで


少しもラクになれないじゃない?



もう、バカみたいに思えるの。
一生懸命、真面目に生きていることが。


優しい心を忘れずに
悪を憎んで善でいようとすることが。


悪だろうが善だろうが
きっと関係ないんだ。


どんな努力も頑張りも
あまり関係ないんだ。


全ては運任せ。



だったらもう、
何にも考えないで生きていきたい。


優しい人間にもならなくていい。

人に嫌われないように気を使ったり、

「私なんかより大変な人が世の中には山ほどいるんだから、弱音を吐いちゃダメ。今ある幸せに感謝して生きなくちゃ」なんて必死に言い聞かせて自分を納得させたり、

愛されたいと願ってみたり、


そういうのもう、全部
考えないで生きていきたい。



私の思うままに

私が感じるままに

誰にどう思われようと

誰に嫌われようと

何を言われようと

誰にも愛されなかろうと

世間から批難されようと

何を失おうと

頭のおかしい奴だと言われようと

友達なんかゼロだろうと

白い目で見られようと


もう、なんだっていい。
どうだっていい。



どうせ何も変えられない。
頑張ろうが、頑張らなかろうが、
どのみちこの毎日から逃げられない。


いい人でいるのも、もう疲れたし

悪魔みたいな心の彼と一緒に暮らしてると、なんだか麻痺してくるんだ。

彼の冷淡な言葉を浴びせられながら、
今までは必死に抵抗してきた。
そんな考えは間違っている、と
人間の心を持って欲しい、と
ずっとずっと訴えてきたけど

不毛な戦い。
堂々めぐり。

もう疲れちゃったよ。


だったらいっそ、
私も悪魔みたいな心を持てたら

人間の心を捨てられたら


余計な争いもなく生きれるんだろう。


彼が何を言おうと
ふーん、あっそ。って流せるんだろう。


もう、戦いたくない。


彼とも、自分とも、人生とも。


本当の私なんて
もうよくわからない。


きっと、毎日ボロボロになりながら生きて、戦っているうちに

本当の私は死んでしまったのかな。


実態がないことに気付かないまま
今も戦わなくていい戦いを
ずっと1人でしているのかな。


だからもう、
ラクにしてあげたいよ。

《優しい心を持って生きていたい》
そんな昔の私の亡霊に、

もうサヨナラしなくちゃ。

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There you go again.

ほら、ね。

また始まった


思っていた通り
わかっていたこと


そんな風に
冷静に思える自分と


それでも
悲しい私と




私も、あなたも、
何も変わらない




お互いが求めるものにはなれないし
永遠に解り合うこともない




あなたが私を壊し
私があなたを壊す




そして、また2人で破片を集め
作り直し



作り直したものを
またお互いに壊し合い




繰り返し



続く。





いつまでこんなこと、続けるのかな。






あなたは私の心を殴り、蹴り上げ、削り取り、それからえぐり出して、
そこらへんに捨てた。



丸めたゴミと同じように。




私はその光景を眺めて思った



《またいつも通りの、普通の毎日だ》




そんな毎日を繰り返して


あなたはたまに、
ほんとにたまに、



私を抱きしめた。






まるでゴミじゃないかのように
私を抱きしめた。











私はバカなんだと思う。





どれだけ虐げられようとも
抱きしめられたら
その腕を振りほどかずにいる。




あなたの気分で
あなたの機嫌で
あなたの気まぐれで

ただの気の迷いで


私を抱きしめるだけだと知っているのに




抱きしめられたまま


動けなくなる。





でも思ってる。
その腕の中で

《あぁ、また繰り返し》




抱き寄せられた後には


必ず突き飛ばされることを


私はもう、知っているから。



そして抱き寄せられた分だけ
突き飛ばされた時に痛いことも



わかっているから。

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Same lips, same kiss, but not the same touch.

あなたに抱かれた夜

あまりにも懐かしくて
なんだか不思議な気持ちだった


でも、何かが違っていた。


同じキス、同じ唇、
だけど、私に触れる感覚が
どこか違って感じた。


なぜだか

悲しく思った。



背中に爪跡を残して
何かを探していた。



目を閉じて
何かを見つめていた。




多分もう戻らない



2人から消えていった、
そんな何かを。




私たちの間に
何が残っているのだろう。




抱きしめられて
腕の中に包まれて




こうしている間にも
こぼれ落ちて消えていく





戻れないし


戻らない。




私はその何かを、
もう探さないと決めたから。



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