What is the meaning of my life?
私の人生
生きる意味
なんのために、ここにいて
なんのために、明日が来て
なんのために、私はまだ生きてるの?
やめちゃいたい
ぜんぶ捨てて
投げ出して
逃げ出して
大声で叫びたい
大声で泣きたい
全て壊して
暴れて
病院にでも閉じ込めてほしい
この世界は嫌い
どうしても愛せない
ここにはもういたくないの
解放されたい
この辛さや苦しさ
その声や視線
毎日自分の影を捕まえようとしてるみたい
こんな繰り返し
精一杯生きても
馬鹿みたいで
もう、あなたみたいに
ぜんぶ捨てると言いたい
自由になりたいんでしょ?
私は自分から逃れるには、
自分から自由になるには、
自分と別れるしかない
なんのために、ここにいるの?
あなたが繰り返し言う
何度も何度も何度も何度も何度も
何度でも
繰り返し言うの
どれほどに
私が無価値で、邪魔で、憎くて
どれほどに
私が嫌いでたまらないかを
繰り返し、繰り返し、繰り返し、
私に教えてくれるから
そうだね、ほんとにね、
私なんかいなくなればいいのにね、
できるなら
叶うなら
私もそうしたいよ。
あなたが望むように
ここにいるのをやめたいよ。
この世界から自由になりたいよ。
永遠に眠っていたいよ。
もう頑張りたくないよ。
諦めたいよ
疲れたよ
やめたいよ
リタイアしたい
あなたといたくない
自分とも、いたくない
何が幸せなのか、考えてみた。
愛する人を残し、短い人生を終え
愛されたままで、記憶の中に生きる。
それは悲しいけれど
私には羨ましくも思えた。
短い人生でも
必要とされ、愛し愛され、支えられて
そんな人生なら
《生きた》と言えるから。
私のように
ただ日々を重ねても
いらないと思われながら
憎まれながら
明日が来ないといいなと思いながら
そんな風に生き続けても
きっと、意味がない。
だから思う。
私がなんでここにいて
まだ生きているのか。
幸せだなんて
まるでおとぎ話みたいに
私には関係のない架空のお話にしか思えない。
こんな私に
生きている意味がある?
生きている意味がなくても
生きなきゃいけないから
心と体が引きちぎられそう。
もう、休みたい。
nothing.
なんにもない。
なにもかもあるのに
ほんとうはなにもない。
砂のお城に住む
囚われのお姫様
立派なお城は
簡単に波に飲み込まれ
美しいドレスは
すぐさまボロ切れに変わる
人は知らずに羨んだ。
仮面を貼り付けたような
作られた笑顔を
本物だと思って
全て揃った
幸せな暮らしをしていると
みんなはそう思っていて
だから、私は誰にも言えずに
いつも満たされたフリをしていた。
海の底から
海面で揺れる光を眺めて
牢獄の中から
空を自由に飛ぶ鳥を眺めて
私はいつも
冷たくて暗い、深くて寂しい
そんな場所にずっと、ずっといる。
幸せだなんて
やっぱり思えなかった。
思わなきゃいけないと
自分で自分に暗示をかけてきたけど
やっぱり思えなかった。
あぁ、
あとどのくらいかな。
まだ、折り返し地点にすらいないのかな。
今まで生きてきた分以上を
また生きていくのかな。
命を必要とする、沢山の人達に
分けてあげられたらいいのに
生きていたいと思える人生を
私は生きてみたかった。
明日を楽しみにしながら
眠ってみたかった。
深い深い海の底
もう諦めかける瞬間
いつも
あなたの声が聞こえて
我にかえる。
まだ、泳がなきゃいけないと
必死になってもがく。
あなたの声が聞こえるから
私は、届きもしない光を目指して
必死に泳ぎ続ける
きっとずっと泳いでも
その光には届かないことも
ゴールなんかないことも
わかっているけれど。
それでも
あなたには、
私が諦めていなかったことを
知っていてほしいから。
あなたのためだけに
私は果てしない海を泳ぎ続ける。
いつか、疲れ果て
この体が波に飲み込まれるまで。
砂に還るまで。
We live in different worlds.
出来ないことが、増えていく。
あなたと2人で、出来ないことが
毎日溢れていく。
おなじ世界に生きて
おなじ時を生きて
おなじ家、おなじ部屋、おなじ空間にいても
私たちは、もう一緒に笑い合うこともない
共感も共鳴も出来ず、
一緒に喜んだり、悲しんだりもしない。
あなたが感じること、私が感じること、
平行線で、交わることはない。
毎日、毎日
あなたのその冷酷さを感じる。
冷たさが胸に突き刺さる。
それが苦しくて
その現実を認めたくなくて
私は、あなたの世界を伏せる。
あなたの心のなさを、
私はどうしても受け止められない。
優しい人と、生きていきたかった。
ただそれだけだった。
お金持ちじゃなくても、
見た目が素敵じゃなくても、
頭が良くなくても、
優しい人に、愛されて
そして愛して
生きていきたかった。
でも、その願いが叶うことはない。
気付けなかった自分がバカだった。
貼り付けた笑顔が偽物だって。
冷淡で、非情で、自分だけを愛する人。
あなたは、そういう人。
だから、私は一緒にいても
一緒には生きない。
私とあなたの世界は別で
空間を共有しているだけ。
同じ映画を観て笑い合い、
同じ食事をして美味しいね、って言い、
同じ音楽を聴いて感動し、
同じニュースに胸を痛める
そういう全て
私たちにはないから。
日常に溢れている、全てのものが
見るもの、聞くもの全てのものが、
私たちにはケンカになるキッカケでしかない。
だから、見なければいいんだ。
同じものを見ない、
同じものを聞かない、
2人はこの同じ世界で、
別の世界に生きるから。
I've been a bad girl.
いい子ではなかった
人の幸せを奪いたいと思ったり
自分に幸せは来ないと思ったり
無邪気に笑ってみても
心の内は誰にも見せない子だった。
「浮気なんか絶対にしない」
そう豪語する人にゲームを仕掛け、
私と浮気をした彼のことを
《ほらね、嘘つき》って腹黒く思ってる
そんな悪い子だった。
《本物の愛》なんかないって
証明したかった。
そんなものないから、
だから私は愛なんか必要ないんだって
そう思いたかった。
友達の恋人とキスもした。
《あれだけ友達のこと好きだって言ったくせに、なんで私にキスしてるんだろう》
《ほらね、やっぱり本物の愛なんかないんだ》
そんなことばかり。
悪い子だった。
たくさんのキスをした。
好きな人と、
好きでもない人と、
好かれた人と。
友達なんかいなかった。
男友達は、みんな友達以上になったし
女友達は、みんなライバルになった。
だから結局
私には本当の友達なんかいなかった。
友達ごっこは、得意だった。
でも信用もしてなければ
されてもない。
裏切ったり、裏切られたりで
それが当たり前だった。
誰も本当の私なんか知らなくて
知られたくもなくて
仲間で騒いでいても
夜まで飲んでいても
誰かに抱きしめられていても
私はいつも孤独だった。
外見や内面を褒められても、
好きだと告白されても、
いつもどこかで苛立ってた。
私のこと、何を知ってるの?
こんな人間なのに、どこを見てるの?
どうせ深い仲になれば嫌気がさして、私から去るに決まってる。
《こんなはずじゃなかった。こんな子だと思わなかった》
そう言われるのが怖いから
私は誰とも深い関係にはならなかった。
私が恋したのは
いつも相手がいる人。
本気で付き合わなくてもいいから
私の全てを見せなくて済むから
ラクだったのかもしれない。
でも、やっぱり寂しかった。
彼が眠る横で
ずっとバイブが鳴り続ける電話を眺め
私からは、好きな時に電話をすることも出来ない。
好きだって言うことも出来ない。
手を繋いで歩くことも出来ない。
無邪気に笑ってみても
悪い子だから仕方ないって思ってみても
気にしないフリしてみても
他の誰かと遊んでみても
やっぱり、寂しかった。
愛されたいと望みながら
本物の愛なんかないと言い聞かせ
本当の気持ちを抑えながら
悪い子でいることで自分を守った。
矛盾をいつも抱えて
私は、そんな風に生きていた。
今ではもう懐かしい。
そんな全てを「青春だった」と片付けてしまうほど、歳を重ねてきた。
戻りたいような気もする。
ただ自分のことや
恋愛にだけ悩んでいられたあの頃は
今思えば自由だった。
あの頃みたいに
もっと自分勝手に、自由に生きて
悪い子でいられたら。
今では、嫌いだったはずの
過去の自分が輝いて見える。
悪い子だった、あの頃の私が
今の私を見たら何て言うのだろう。
どう映るのだろう。
I wish I could see you in my dream.
あなたは、いつもそこにいて
いつの時にも、
誰と一緒でも、
あなたは、変わらずにそこにいて
いつも優しい瞳をしていた。
会いに行けば
必ず私の心を穏やかにしてくれた。
その大きな優しさの中には
悲しみや、強さや、意思が感じられた。
絆や、愛や、友情が
あなたから伝わって
まるで大きな海に抱かれるように
不思議な気持ちになった。
あなたの本当の気持ちは
きっとあなたにしか分からない
周りが色々な事を想像して、
言葉にしてきたけれど
本当の心はあなたにしか分からない。
ただ、静かなあなたは
何かを語りはしないけれど
あなたは、たくさんの人を救い
愛を与えてきてくれた。
そしてあなたは間違いなく
愛されていた。
最後に会いに行った日
私はどこかで
これが最後になるのかもしれないと
気付いていた。
だからこそ
「またね」って言ったんだ。
まだ、そこにいて欲しかった。
「また」が訪れて欲しかった。
でも、
本当に会いに行けて良かった。
目に、心に、
しっかりとあなたを刻んだから。
あなたが旅立った空は
きっと広くて自由で
あなたの瞳に写っていた
その青の世界に
きっと安らかに
ずっと安らかに。
あなたが大好きだった。
光と闇を同時に背負い、
優しさと強さを併せ持ち、
何かを語りはしなくとも
多くを物語ってくれた、優しい眼差し。
私は忘れないよ。
ずっとずっと忘れないよ。
ずっとずっと、大好きだよ。
夢に会いに来てね。
また、いつものあの場所で
私に語りかけてほしい。
あの場所で。




