● 放射線治療は、どこで治療を受けるかで、治療成績が異なることがあります。
こんにちは。加藤隆佑です。
先日、放射線治療学会に参加してきました。
放射線治療を適切なタイミングで足すと、非常によいことが、改めて認識できました。
また、どこの施設で放射線治療を受けるかで、治療成績が異なることがあります。
たとえば、大腸がんの肺転移に対する放射線治療は、あまり効果がないと、一般的に言われています。
しかし、工夫をした放射線治療ですと、きわめて高い治療成績になります。
私が、注目しているやり方ですと、99%の確率で、大腸がんの転移した部位を制御できます。
もちろん、放射線治療の適応にある病変への治療になることが前提条件にあります。
しかし、放射線治療の適応があるにも関わらず、主治医が、放射線科に紹介してくれないことが多いという問題もあります。
放射線治療の適応があると、主治医が気づかないからです。
私も、遠隔診療をしていますと、そのような状態の方からのご相談も、多いです。
がんの治療は、抗がん剤、手術、放射線治療、東洋医学を、適切か形で組み合わせることが、重要です。
それが、最も高い確率で、がんの克服につながるのです。
そのあたりのことは、こちらに、詳しく書いています。
手術、放射線療法、抗がん剤の副作用、食事療法、免疫療法など、がん治療に関わることをアドバイスしています。