● 抗がん剤治療を受けるときに読む本が、増版になりました。
こんにちは。加藤隆佑です。
先日、抗がん剤治療を受けるときに読む本の出版本である出版元から連絡があり、増刷がきまったとのことでした。
たくさんの方に読んでいただけたおかげです。この場を借りて、お礼を申し上げます。ありがとうございました。
私の本が、少しでも多くの方の、抗がん剤治療を受けるときのお悩み解決につながればと思います。
一方で、抗がん剤治療の副作用で、辛い思いをされる方がいなくなり、私の本を手にする必要がなくなれば良いという思いも、あります。
そのような状況はいつ来るのでしょうか?
5年から10年後も、残念ながら、同様の状況であると、予想しています。
しかし、今から15年後に関しては、そうではないかもしれません。
この時期になると、がん治療は、かなり大きく変わっていることが予想されるからです。
以下のようになっていると、私は思います。
1、オーダーメイドの治療が中心になり、遺伝子検査をして、その人にあった治療薬をするようになります。
2、手術で切除するという治療法の割合も、かなり減ります。より発達した放射線治療や、局所療法が、台頭してくることが予想されるからです。
3、ビッグデータや、AIを併用した治療になります。
上記のようなことを積極的に取り入れようとしている病院のトップの方と、お話をして、そのように感じたのです。
ちなみに、最近の医療機器の発達も、目を見張るものがあります。
従来のPET-CTでは、見つけられない病変も、最近新しくでたPET-CTを用いると、発見できる確率が、高くなります。
新しい検査法や治療法が、どんどんでてくることになるのです。そのような治療法に乗り遅れないために、私も、次の準備をしていかないといけないと、感じている今日この頃です。
そして、どんながんでも、簡単に完治するような時代になってほしいです。
手術、放射線療法、抗がん剤の副作用、食事療法、免疫療法など、がん治療に関わることをアドバイスしています。