末期で治療法はないと言われたら、本当にべきことがないのか? | 加藤隆佑 ameba blog

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がんのなぜ?どうして?どうしたらよいの?を始め、とにかく分かりやすく紹介し、不安を解消し、がんと闘う気持ちをますます強めて頂きくメッセージを送りたいと思います。同時に、家族がどのように支えていったらよいかを考え、共に考え、応援していくブログです。

● 末期で治療法はないと言われたら、本当にべきことがないのか?

こんにちは。加藤隆佑です。

あなたがたとえ、終末期に近い状態になったとしても、すべきことはあります。

すべきことをして、一日でも楽しみをもちながら生きていきましょう。

たとえば、リハビリも大切です。

ベット上の生活では、運動療法は難しいですが、ストレッチ、マッサージなどはよいでしょう。それらも、リハビリに入ります。

もし呼吸困難感があれば、口すぼみ呼吸、複式呼吸を覚えたり、胸郭の柔軟性をよくして、姿勢をよくする工夫をすると、より楽に呼吸できます。。

呼吸困難感で、パニックになるときは、パニックをコントロールする方法をマスターしていくことにより解決できます。

また、浮腫がでてくることもあります。

そうでっても、スキンケア(皮膚の清潔保持)、必要に応じて圧迫療法(緩い圧迫)、場合によっては用手的なリンパドレナージがよいです。

それらをすることにより、浮腫がよくなります。

症状をとっていくことが、一日でも長く楽しく生きることにつながります。

ご自宅で過ごしたい場合には、そのようなことが自宅でもできるような環境作りをしていきましょう。

上記のことをしていけば、体調はよりよくなり、楽しみをもちながら、もっと長く生きていくことになるのです。

さらにいうならば、人に話を聞いてもらうと、自分の考えが整理されて気持ちも落ちつきます。

抗がん剤だけが、長く生きる為にすべきことではありません。

抗がん剤を受けられなくなったら、もうすべきことはないというのは間違った認識です。

といいますか、抗がん剤を受けられなくなったときからこそ、やらなくてはいけないことがたくさんあると言えるでしょう。

ちなみに、漢方も、あなたの心と体を支えてくれますし、がんを抑えてくれます。

本当ならば、このままではまずいと思うような状況からでなく、もっと早い段階から、漢方を取り入れてほしいです。

そして、がんに負けないようにしていくのです。


手術、放射線療法、抗がん剤の副作用、食事療法、免疫療法など、がん治療に関わることをアドバイスしています。