カナダの元カフェオーナー -3ページ目

「小麦は脳を狂わせる...。」のか?

こんばんは。カナダに住む元カフェオーナーの城光寺です。

先日、辛かった学校の授業が全工程終了しました!26人で始まったクラスは今ではたったの12人....。

実は私は元々勉強が苦手、英語も苦手、読み書きも苦手、テストも苦手、それに加えて50歳近いときていますので、なんて無謀な挑戦してしまったのかと何度も後悔しました。

そんな私ですが、最後までしかも1教科落としただけで全教科規定以上の成績を残せた事は、本当に奇跡としか言いようがありません。

授業は終わりましたが、これからは8月の末にある卒業試験に向けて試験勉強を相当頑張らないとクリアーできそうもないので、あともう一頑張りです。

「自然医療栄養士」の資格、手の届くところまできました!!

さて、記事のタイトル「小麦は脳を狂わせる....。」の本題についてお話をしていきたいと思います。



元々小麦が大好きな私は食べるもの作るのも大好きです。過去にグルテンフリーのカフェ&ベーカリーで働いた事をきっかけにして「小麦」に対してかなり興味が高まりました。

学校でも「日本食言えばNaoko」、「小麦と言えばNaoko」と言われる程の存在になっています。

小麦について学校でも自分でも勉強してきましたが、私が知らなかった事がいろいろとわかってきました。

まず、小麦は遺伝子組み換えされていないということをご存知でしたか?しかし、品種改良が激しくされていますけど。涙

因みに品種改良は、同種目を掛けあわせていく事で、特殊な施設や研究所などでなくてもできる作業です。

遺伝子組み換えは異種目の遺伝子を組み替えで、特殊な施設や研究所でなければ出来ない作業になります。

その結果早く大量に収穫できるようになり、安定した収穫と安価が可能になり、グルテンの割合が増えて簡単に膨張できてフワフワのパンが可能になり、染色体の数も大幅に増えて本来の小麦とは大きく骨組みが変わってしまいました。

しかも多くは農薬が使用され、その農薬は私達のホルモンや脳に悪影響があると指摘されている薬物が残留しています。涙

そして安価で大量生産されたパンには、長い期間店に陳列可能にするために保存料、時短で大量生産できるように膨張剤、いつまでも美味しそうな色を保つために酸化防止剤が添加されています。

こういった添加物は、もちろん「安全」ということで国から許可がおりて使われています。だから、多くの人達はこれによって、即に直接なんらかの健康に不具合な自覚が起きることは少ないかもしれません。

ですが、もともと私達の体は食べ物を消化、吸収、排泄する機能が備わっていますが、この化学物質は体内でいったいどうなっているのでしょうか?という疑問が自然と浮かんできます。

ちゃんといらないモノとして識別して排泄してくれればいいのですが....。

じゃあ、もう怖くて何も食べられなくなってしまいますよね。

ではいったいどうしたらいいのか?私は以下のような優先順位をつけて、日ごろのお買い物をしています。

1. 無農薬の小麦粉でできたパン=農薬残留が心配です。

2. 白いパンよりも茶色いパン=茶色いパン(全粒粉)は繊維、鉄分などが多く含まれています。

3. イーストよりも天然酵母パン=長い時間をかけて発酵するとシュウ酸が低くなります。

4. 食品添加物が入っていないパン=食品添加物は栄養にはなりません。

5. 現代小麦よりも古代小麦(日本ではスペルトが入手可能です)=グルテンの割合が低めです。

6. 自分で作るパン=食材を選べて安心で、美味しいです。

を目安にして、美味しい小麦生活を送っています。ぜひ参考にしてみてください。