先日、第二子を出産しました。
出産レポを数回に分けて書いています。
前回までの記事はこちら
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予定日を過ぎて破水し、
タクシーで病院に向かいました。
陣痛室に入り、
痛みが強くなってきたものの、
子宮口はまだ3センチ
痛みの感覚としては
もう7センチくらい
開いている感じがしたので、
「えっ、この痛さでまだ3センチ?!
まだまだこれ以上痛くなるってこと?!」
と絶望する
陣痛は痛いけど、
痛みの合間は普通に会話できる。
トイレにも行けるし、
行きたい感覚も分かる。
この日は日曜日で、
しかも早朝だったので
主治医の先生は来られないだろうなぁと
思っていたのですが、
看護師さんが先生に連絡をとってくれたみたいで、
主治医の先生が来てくれるとのこと!
産婦人科のお医者さんなら当たり前?
なのかもしれないけど、
ありがたい・・・
日曜日の早朝に・・・!
主治医は女の先生で、
ご自身も3人のお子さん(小学生~園児)がいらっしゃるママなのに。
いやほんと、ありがたい・・・
自分の陣痛も辛いけど、
お医者さんって大変だなぁ、
お家で待ってる子どもたちもえらいなぁ、
と感謝&尊敬の念を抱きました
と同時に、
助産師さんたち同士が
「もう先生呼んでいいとき言ってね」
と言っている会話が聞こえたので、
まだ先生が来てないってことは
まだまだ耐えないといけないのか!!と
先の見えないお産に不安になりました
この頃、
陣痛の痛みなのか便意なのか分からない
感覚が押し寄せてきました
助産師さんに伝えると、
「陣痛が治まった次のタイミングで
トイレ行ってみましょうかー」と
言われ、陣痛の波が治まるのを待つ。
午前5時
主治医の先生到着!!
「おはようございまーす」と
爽やかな笑顔で登場されて
(しかも美人)
私は「おはようございます」と
答えながら
心の中で
「待ってましたぁぁぁぁぁぁぁーーーー」
と絶叫しました
もう、このときの私には
先生が
女神様に見えました
よし、先生が来たということは、
もう産んでいいんだ!
という安堵した気持ち。
そして
先生の到着に合わせたかのように、
子宮口が9.5センチになり、ほぼ全開
助産師さんたちが
一気に慌てて、
バタバタと準備し始めました
「あの、かもしれないんですけど…」と、
お尻の方にズンズン来る痛みに、
陣痛なのか便意なのか
区別がつかなくなる私
あれよあれよという間に
足をベルトで固定され、
陣痛室のベッドの足元が
ウイーンと開いて、
分娩台に変身!
あっという間に足を開いて
自動的に分娩のポーズになる
陣痛室でも分娩ができるのね!と
感動しつつ…
痛みが強くなる
手すりがなかったのでつかむものがなく、
私は自分の前髪をずっとつかんでいました。
午前5時30分
助産師さんが
「次の陣痛でいきんでみましょうね」
と言われました。
1人目のお産の時、
子宮口が全開になるまで時間がかかり、
この“便意に似た痛み”を
何時間も我慢しないといけなかったので、
正直、
「えっ、もういきんでいいのっ?!」
とあっけなく許しをもらって
ちょっとびっくり
と同時に
「よっしゃぁぁぁーーー」
と、“産んでOK”のGOサインに
気合い入りまくる
陣痛の波が来たら、それに合わせていきむ!!
1人目を産んだときより冷静で、
赤ちゃんの頭が
骨盤にハマってきている感覚が分かりました。
助産師さんがとても丁寧で優しく、
私の目を見て
落ち着いて声を掛けてくれました。
しかも
「次、陣痛の波がおさまったときに
足をもうちょっと開けますか?」など
私の意思で動くように促してくれました。
主治医の先生も、
「もう少し足を開いた方が
産道が広がって
赤ちゃんが出てきやすいですよ」と
理由を言って説明してくれて
理由が分かるので、
自分でやろう!という気持ちに
なるんですよね
子育てでもまさにこれは
私が伝えたいことだなぁって思いました。
/
頭ごなしに怒ったり
無理やりさせたり
するのではなく、
理由を伝えてさせてみる。
自分でやろうとするのを待つ。
\
子育てにおいても大切なことだなぁと、
陣痛に耐えながら、
そんなことを思いました
助産師さんや先生が、
「今このぐらい頭が見えてますよ」と
状況を教えてくれたり、
「上手、上手」と褒めてくれたのも
励みになりました。
そんなこんなで
陣痛の合間に休みながら、
痛みの波が
「キタキタキタ…」
と押し寄せてくるたびに
気合入れていきみ、
5〜6回いきんで、
2月16日(日)午前6時14分、
ついに赤ちゃんが誕生
3,301グラムの元気な男の子
産まれたばかりの赤ちゃんの
手を触らせてもらうと
すべすべして柔らかくて、
温かくて、
感動しました
⇧産まれて10分後の写真
主治医の先生がすぐに
「五体満足です」と
言ってくれました。
そうだよなぁ、
五体満足っていうことのありがたさ。
子どもが成長するにつれて
あんなことができてほしい、
もっとこうしてほしいって
色々求めてしまうけど、
/
無事に産まれてきてくれた、
五体満足でいてくれるだけで
いいじゃない。
\
この気持ちを忘れないでいよう。
分娩台の上でそう誓ったのでした。
妊娠、出産って本当に奇跡
お産よりも
産んだ後の子育ての方が何倍も大変だけど、
子育てでイライラしたときには
このときの気持ちを思い出したいと思います
最後までお付き合い頂き
ありがとうございました^ ^