前回は、イライラの原因は
自分の中の「○○する“べき”」を手放せば
ラクになると、お伝えしました。
イライラするとき、
そこには「○○するべき」
という自分の価値観があります。
子どもに宿題をしなさいと言ったけどしない
↓
「学校から帰ったらすぐに宿題をするべき」という理想が裏切られた
旦那さんが家事を手伝ってくれない
↓
「家事は夫婦で分担するべき」という理想が裏切られた
「べき」という
自分の中の基準が裏切られたら
イライラする。
○○するべき、という価値観は
人によって違います。
でも、
どの「べき」も、
不正解ではないのです。
その人の価値観ですから
でも、その価値観が原因で
子育てをしていてイライラ
夫婦関係でイライラ
するんだったら、
その「べき」(理想)は
見直した方が良い
ということになります
では、実際どうすれば良いのか??
3つお伝えしますね
自分が○○する「べき」と思っているのと同じで、
相手にもこの「べき」という
理想、価値観があります。
例えば先ほどの例で見ると・・・
子どもに宿題をしなさいと言ったけどしない
↓
「おやつを食べて落ち着いてから取り組みたい」
旦那さんが家事を手伝ってくれない
↓
「男は外で仕事をし、女は家庭を守る、という価値観を持っている」
かもしれません。
時間に関しても、
私たちは「時間は守るべき」という価値観がありますが、
人によって、
例えば13時集合と言われたら、
▶30分前に来る人
▶5分前に来る人
▶13時ちょうどに来る人
▶5分過ぎて来る人
などなど・・・
価値観はバラバラですよね。
まずは、相手がどのような「べき」を価値観としているか知ることが大切です。
他人の「べき」を受け入れることで、
「まぁ、このくらいなら許せるかな」という範囲が
広がります
相手の「べき」を受け入れられるようになると、
「そういう考えもあるよね」
と人に対して寛容になれますよ^ ^
とは言っても、
思い通りにならないとイライラする!
という方。
うんうん、分かります
そういうとき、
「感情で」ワーーッと怒ると、
あとで後悔しますよね
怒るのは悪いことでは
ありません。
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怒った後に後悔しないことを
目指しましょう
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人は、自分の中で絶対に「許せない」ことを怒ったときは、後悔しません。
後悔してしまうのは、
「まぁ許せる範囲」のことなのに、
その時の機嫌で感情的に怒ってしまったとき。
“機嫌”によって怒ったり怒らなかったりすると、
後で冷静になったときに
後悔するんですよね。
後悔しないために、
/
「感情で」伝えるのではなく
「感情を」伝えることを意識してみてください
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「きれいなお部屋でご飯を食べたいから、ご飯の前に片づけてね」
「宿題をしてからご飯を食べたら皆でゆっくりTVを見られるから、先に宿題をしてね」
「私はお皿を洗うから、あなたはお風呂を洗ってくれたら助かるんだけど」
など、
WHY(なぜしてくれないの?)ではなく
HOW(どうしたらできるか)
を伝えるのがコツです
怒ることは悪いことではありません。
怒る必要のあることは上手に怒れ、
怒る必要のないことは怒らないようになること
を目指しましょう