開店11分後に完売!…朝一番に並んでも買えないかも?上総一ノ宮の門前、老舗和菓子屋のいちご大福 | ゆるポタで心リセット“おれ野_お散歩日記”by_✡CAMMIYA…ちょいマニアックで開運

開店11分後に完売!…朝一番に並んでも買えないかも?上総一ノ宮の門前、老舗和菓子屋のいちご大福

 

今回の記事は、下記のような事を今までずっと思っていた人には役に立つかも・・・

上総一ノ宮の門前で売っている

噂の「いちご大福」って、どんな感じ?

 

東京駅から直通の快速電車が出ている「上総一ノ宮」は、その名の通り言わずと知れた上総国一の宮である玉前神社(たまさきじんじゃ)さまの門前町です。

■本ブログ内関連記事参照

 

古代は3国に分かれていた現在の千葉県内にある3つの一の宮のうちの1社である玉前神社の門前には、予約するか朝8時前に並ばないと買えないという、噂の「いちご大福」を売る店が・・・

 

とりあえず、早朝で人影まばらの玉前神社さまに、先ずはご挨拶♪

 

3年前の元旦に、玉前神社の御祭神「玉依姫命(たまよりひめのみこと)」が海から上陸したと言われている釣ケ崎海岸へ初日の出を拝みに行った時以来の始発電車で参上です(笑)

 

目指すお店は一の鳥居から50m足らずの場所にある、江戸時代創業の老舗の和菓子屋さんですよ。

 

和菓子司かね吉

和菓子舗創業から200年以上!

※文化年間に創業(千葉県長生郡一宮町一宮3019)

 

弘化4(1847)年(12代将軍徳川家慶の時代)には、第121代孝明天皇より菓子職として京都嵯峨御所の「御墨付」を頂いたことがあるという、地元で人気・実力ナンバーワンのお店です。

 

現在の看板商品は、2020年から4年連続でモンドセレクション金賞受賞している「上総の月」という、饅頭とクッキーの中間みたいな焼菓子なのですが・・・(本記事内で後述)

 

現在のいちばん人気は、毎年12月から4月までの季節限定餅菓子である「一の宮元祖いちご大福」で、正直言って事前に電話予約しないと確実に入手できない数量限定のレア物です。

 

電話予約は朝8時から受付が始まるのですが、回線容量パンクで全く繋がらず毎朝まるで人気アーチストとかアイドルグループのコンサート・ライブチケット状態になっています(笑)

 

では、当日の朝8:30の開店前に直接お店に行ってゲットしようと思っても、予約電話優先販売。

※通常は1週間前から予約受付しています(後述)

 

運良く買えてたとしても・・・

 

僅か11分で完売

この日は、8:30開店から僅か11分後の8:41には、何と「当日分完売」の文字が・・・

※お店の公式HPや、X(旧Twitter)で随時情報更新しているようです

 

当日、一緒に朝7:30過ぎから店頭にて並んでいた人(下の写真に写っている青い車…袖ケ浦ナンバーだったから、たぶん地元の人?)に訊いた話なのですが・・・

 

買い付けている農家からの苺の入手不足で、開店前に品切れする場合もあるのだそうですよ。

 

あと、地元の人たちは購入量が半端ない(1箱6個入りを、10箱も20箱も1人で買い占める人が居る)そうです。

 

事実、私が行った翌日(2024年1月3日)は、開店時刻前の8:15にて「当日販売分は完売」になっていましたので。

 

※誤解なきよう再度強調しますが

 

当日、店の前に早朝から先頭に立って並んでも、事前の電話予約客に優先権あり

 

なので、開店1番乗りしても既に品切れ・購入不可になる

場合があるという事を意味していますよ!

 

辛くも勝利

この日は8:30開店時に30人くらい並んでいましたが・・・

 

開店直後で僅か11分間の「辛くも勝利」とはいえ、事前予約無しで店に直接行き「当日受取の予約伝票」を作成できただけでも、ラッキーだったと言えますね。

※作成受付日が「令和5年」になっていますが、記載した店の人も多忙なので、そこは愛嬌♪

 

商品の受取は通常、午前10時以降(この日は電話で先予約が多く11時以降)になります。

 

いやぁ、本音は俺ももっと買い占めたかったけど、消費期限が「購入当日限り」ということと・・・

 

やはり、せっかく楽しみにして俺の後ろに並んでいる何十人の人たちの事を考えて、今回は6個入り1箱だけで遠慮しておきますよ(津田沼・船橋からだったら、また「次」も来れるし、、、)

 

で、予定の11時に再び店に戻ると、10人以上並んで待っていた(笑)

 

ご進物用の包装を依頼したり、地元(千葉県一宮町)の地域振興券やスタンプカード対応を要する先客が居ると、結構ここでも待たされてしまいますね。

 

ちなみに、紙の手提げや、ビニール製のレジ袋は1枚1円で販売してくれます。

 

そんなこんなで、少々フライングして10:55に再来店したのですが、いちご大福を実際にゲットできたのは11:20を過ぎていました。

 

では、そんな苦労して入手した上総一ノ宮「名物」を、早速開封してみましょう♪

 

食うぞ!

今回購入したのは、「一の宮元祖いちご大福」6個入り1箱(税込)2300円に、先述の「上総の月」をバラで2個追加(1個@税込190円)。

 

いちご大福の箱には、一宮町のゆるキャラ「いっちゃん」と、大福餅をイメージした店作成のゆるキャラ「かねきちいっちゃん」がプリントされていました♪

 

繰り返しになりますが、消費期限は購入当日限りです。

 

さぁ、オープン!

 

う~ん、巷で売っている「いちご大福」のイメージとは、若干異なるビジュアルだなぁ。。。

 

苺の頭が、上に少し飛び出ているじゃん(笑)

 

昭和62年12月に千葉県 一宮町では、こちらの「和菓子司かねきち」さんが初めて「いちご大福」 を製造発売。

 

その際に、既存の「いちご大福」のスタイルにとらわれないスタイルで、苺の美味しさを存分に引き出すというコンセプトを打ち出した結果なのだそうですよ。

 

では、いよいよ中身を割ってみるぞ!

 

マジか?

いやぁ、コレ・・・1口食べた第一印象は「大福というよりも、そのまんま苺」ですね♪

 

本音を言えば俺、所詮はどうせ「いちご大福」だろと思って、半分舐めていたけど・・・

 

確かにこれは1度食ったら病みつきになりますわ(笑)

 

ヤマザキパンから「まるごと苺」っていうクレープケーキが、毎年冬限定で出ているけど・・・

 

こっちは苺そのものの瑞々しく甘酸っぱい旨さが、ダイレクトに伝わるように「苺の粒比率MAX」な状態に仕上がっていましたよ!

 

具体的には、ジューシーで新鮮な大粒いちごを丸ごとそのままの状態で、上から全体的に白餡を薄く塗し、さらにその上から超極薄で「ふわふわ」な皮状のお餅で包み込んでいます。

 

これがさ、よく苺を食べる時に砂糖とミルク(練乳)を付けたように、薄く塗られた白餡の柔らかい甘さが苺本来の甘酸っぱさを引き出して、苺ミルクと同じ効果を出し美味しく頂けるのですよね。

 

ねぇ、見て!

また、皆さんはこんなに果汁がジュワジュワ~っと滴る瑞々しい苺大福を、今まで食べたことがありますか?

 

なるほど、これは爆発的な人気があるのと、それでも増産できない店側の生産体制の理由もよくわかりますわ。

 

但し、飛び散るのは果汁だけではありません・・・

 

求肥の上から塗された白い粉も、食べるときにあちこち飛び散るので注意ですよ(笑)

 

上総の月

お次は、現在の看板商品になっている2020年から4年連続モンドセレクション金賞受賞した和菓子を頂いてみましょ♪

 

「上総(かずさ)の月」というお菓子は、お店の地元である千葉県一宮町の東端に位置する「九十九里海岸」の荒波を穏やかに照らす満月を模した丸形になっています。

 

従来の焼菓子に比べて、ふんわりとした柔らかさと、しっとりとした滑らかさがある優しい食感。

 

平成22年9月に当時の天皇・皇后両陛下が千葉国体に御臨場された際、食後のお茶菓子として献上した実績もあるのだそうですよ。

 

こちらは消費期限1か月あるけど、暖かい場所で保管すると表面の砂糖が溶けるので冷蔵庫保管推奨なんですって。

 

う~ん、1語で言うと「饅頭とクッキーの中間」みたいな感じの口当たり・口どけの軽さがありますね。

 

中には甘さ控えめの白餡+黄身庵が挟んであり、ホロホロとすぐに崩れるくらい軽さ♪

 

こちらも、既存にとらわれない今までにない焼菓子というコンセプトを目指したのだそうですよ。

 

ただ、柔らかく軽すぎて、うっかりしていると中身の餡が床に崩落という悲しい事故が発生(笑)

 

いかがでしたでしょうか?

今回は、早朝から並んでも買えない事があるくらいもの凄い人気という、上総一ノ宮の門前で噂の「いちご大福」をご紹介いたしました。

 

駅から玉前神社まで歩いてくる途中には、国道との交差点角にも別の和菓子屋さんがあるけど違いますよ、お店が・・・

 

その先、もっと50mほど一の鳥居に向かって奥に歩いた右側のお店ですよ!

 

まぁ、残念ながら買えなくても、駅前には500円で刺身定食を頂ける食堂もあるから、あきらめずに「次のチャンス」を狙いましょ♪