お稲荷さんに詣でた〆は、バニラジャック!冷や汗を流したライオン「あせる王様」の顔を拝見♪
今回の記事は、そういえば最近「高級食パン屋さん」ってどうなの?って思っている人には、少しだけ参考になるかもしれませんね。
本題のお店に行く前に、先ずは質素ながらも過不足なく日々の食事を有難くいただけることに感謝の意をお伝えすべく、お稲荷様へ参拝しておきましょ♪
今回お詣りさせていただいたのは、千葉県習志野市の住宅街にある「松山光正稲荷神社」さま。
※千葉県習志野市大久保3-8-4
この建物の中に小祠があり、お賽銭はガラスの無い部分から投入する感じです。
無人の神社でありながらも、地域の人たちの手によって綺麗に整備されていました。
今は御覧の通り住宅街のど真ん中といった感じですが、京成線が開通する前は東金御成街道沿いを通行する津田沼までの人力車乗り場があり、商店街が形成されていたとの事。
※京成線の津田沼-酒々井間延伸開業は大正15年
地元では「松山通り」とか、「松山商店街」と呼ばれていたみたいですよ。
行政上の位置づけとしては、ちょうど船橋市(三山)と習志野市(大久保)の境界線付近。
神社の北側すぐ60mのところには、東邦大学の門がありました。
あせる王様
神社の南、約600mのところに京成電鉄本線の「京成大久保駅」があります。
駅の北口には、かつての鉄道連帯が敷設した線路跡を再利用して、津田沼方面と東習志野地区を結ぶ並木が続くシンボルロードが通っているのですが・・・
当方ブログの過去記事でご紹介した「黄金チャーハン」の並びに店を構えていたのが、ちょっと前の一時期に流行した高級食パン屋さんブランドの1つである「あせる王様」さん。
系列店が大量閉鎖した後でも、ここ京成大久保店は生き残っていました。
1斤売りの高級食パンだけでは商売にならないと判断したのでしょうか?・・・
最近では、自慢の食パンを利用したサンドイッチも販売しているようです。
写真のタマゴサンドは税込380円!
商品の種類ばかりでなく販売ルートも広げているようで、JR津田沼駅南口にある複合商業施設「モリシア津田沼」1階に入居している「わくわく広場」にも出品されているのをよく見かけます。
そうそう!千葉県でよく見かける、ほぼ毎日必ず夕方5時に半額弁当や惣菜が買える「噂の、あのお店」ですよ(笑)
ふんわり
甘~い食パン
やはり高級食パンは、1口食べただけで「違い」が歴然!
蜂蜜が含まれていて、耳まで「ふんわり」&「甘~く」仕上げられています。
しかしながら、もっと凄いのが、こんなに強い「こだわり」がありながらも決してパンが主役になることなく、挟まれた具の素材の旨さを引き出す役割をきちんと果たしている事。
出しゃばることなく、しっかりと「主食」の仕事に専念している「あせる王様」の食パンです。
続く
売り方の工夫
当初の頃の食パン専売ではなく、自慢の食パンを使って具材を挟み込んでサンドイッチに加工して客層の裾野を広げて売るという手法については上述したとおりですが・・・
その他にも、総菜パンや菓子パンのような「バラエティーパン」も併せて売ることで、街中にある「普通のパン屋さん」として、食パン以外のお客さんも掴もうとしているみたいですね。
ベーカリープロデューサーの岸本拓也氏が手掛けたお店でよく見る「セクシーカレーパン」とは今回購入品は異なりますが、スパイシーなキーマカレーパンを食べてみました♪
※税込200円(船橋駅前店で購入)
また、ノーカット2斤864円(税込)が高級食パンの通常における最小購入単位なのですが・・・
船橋駅前店では「お試し用」の2枚入りカット済み(税込220円)も売られていましたよ!
今回購入したのは、ほんのりバニラの香りと甘み、若干の卵色かかった「バニラジャック」という食パン。
国産のバターにフランス産発酵バターを加えて豊かなコクと上品な香りを醸し出した旨味と、キメが細かく口溶けのよい食感は、プレーンから変わらず受け継がれています♪
いかがでしたでしょうか?
今回は、一時期閉店ラッシュが続いた高級食パン専門店ブランド「あせる王様」の現状についてお伝えいたしました。
・サンドイッチへの加工や、菓子パンや総菜パンといった「バラエティパン」を併売
・大型SCに出店する「わくわく広場」へ販売ルートを拡大
・「お試し」用の2枚カットにした少量の食パンを安価で販売
以上3点「売り方の工夫」で、しっかりと長く続いている店舗もあるようですね。
そう言えば、3番目の「お試し」用のカットした食パンを安価で販売するという手法は、イオンモール津田沼1階に出店している「ねこねこ食パン」でも見られましたよね♪
皆さんも是非とも、いきなりノーカット2斤864円(税込)は無理でも、BOX型のサンドイッチやお手頃価格のバラエティパン、食べきりサイズの2枚カット品を狙ってみてはいかがでしょうか?