大手町でもワンコインでランチしたい…ガーデンもあるよ♪将門を祀るOtemachi One! | ゆるポタで心リセット“おれ野_お散歩日記”by_✡CAMMIYA…ちょいマニアックで開運

大手町でもワンコインでランチしたい…ガーデンもあるよ♪将門を祀るOtemachi One!

 

大手町で

ワンコイン・ランチ

したい人は必見!

東京の都心、とくに高層オフィスビルが建ち並ぶ丸の内・大手町界隈って、ランチのお値段めちゃ高いと思いませんか?

 

東京駅北側のJR高架下に「なか卯」と、東京メトロ東西線と千代田線を繋ぐ地下通路に、メトロ直系子会社が運営する立ち食い蕎麦屋と、C&CカレーのFC店があるくらい・・・

■本ブログ内関連記事参照

 

ビルに入居している飲食店の多くが、大企業で働くエリート高給取りを狙った価格設定になっているのですよね(泣)。

 

常々そんなふうに思っていて、何気なく「将門塚」がある真新しい高層オフィスビルお地下1階を覗いてみたら、1店だけ最低490円(税込)から食べられるお蕎麦屋さんを見つけました!

 

将門塚(まさかどづか)をご存知でない人に、少しだけ簡単に説明すると、ここは平安時代中期の豪族、平将門の首を供養するために建てられた石碑なのですよ。

 

関東八ヶ国の国府を次々と攻撃して各地の国司を追放する「平将門の乱」を起こした平将門ですが、朝廷に反逆したとみなされ平貞盛の軍と交戦し、下総の地で討死してしまいます。

 

その首は藤原秀郷により京都・平安京の七条河原で晒されることになりますが、怨念で故郷の東国に向かって飛んでいき、その途中の土地土地に落ちた、という伝説があります。

 

その首が落ちた場所の1つが、ここ「将門の首塚」とされているのです!

※神田明神にも平将門が祀られています

 

「将門塚」があるこの土地は、江戸時代の大名、酒井雅楽頭の上屋敷の中庭でした。

 

その中庭は、4代藩主・綱村時代における仙台藩のお家騒動「伊達騒動」を描いた山本周五郎の歴史小説「樅の木は残った」の、原田甲斐の刃傷事件の舞台となっています。

 

2016年から2020年にかけて隣接地で、三井物産本社が入居する大手町再開発「大手町ワン」の建築に伴い、1961年の第1次整備工事以来、第6次目の改修工事が実施されました。

※2020年は、将門没後1081年にあたる

 

歴史的知識だけではお腹が膨れない方、いよいよワンコインで食べられる、ビル内のお蕎麦屋さんをご紹介いたしますよ♪

 

SOBA DINING 凜や

東京都千代田区大手町1-2-1

(OTEMACHI ONE AVENUE B1F)

 

平日の朝7:30~15:00の間で営業している、L字カウンター周り10席のみの小さなお店。

 

この店が入居しているB1階の奥には、行列ができる有名ラーメン店である「つじ田」や「田中そば店」も出店!

 

店正面向かって左手の券売機で食券を購入してから、空いている席に座ります。

 

朝8時過ぎで先客3人ほど・・・2分くらいで出てきました♪

 

今回は、ちくわ天蕎麦(並盛490円)を頂いてみました♪

 

これが、この店の最もスタンダード(最廉価)メニューになるようですね。

 

選択可能なオプション品は、大盛が+110円、生卵トッピングが+70円。

 

この他に、かき揚げ天蕎麦と、山菜わかめ蕎麦が500円で食べられるようですよ!

 

上に載っている「ちくわ天」は少し細身ながらも、長さは丼を飛び出すほどの大きさ!

 

先ずはスープを1口啜るが、しっかり・ハッキリと出汁の風味が効いていて、安価な立ち食い蕎麦屋さんのモノとは一線を画すクオリティの高さを感じさせます。

 

その分だけ、少し残念だったのが麺で、確かに単なる茹で戻しの安物とは全く違うレベルという事は判るけど、逆に特筆すべきところも無い。

 

駅(鉄道会社系)の速食蕎麦屋よりは確実に上だけど、街のお蕎麦屋さんの域には達していないかなぁ。。。といった印象でした。

 

ガーデン完成!

Otemachi One(大手町ワン)は、東京都千代田区大手町に位置する三井物産と三井不動産が進めた複合開発で整備されたオフィス、ホテル、ホール等からなる施設です。

 

三井物産ビルと、頂部のホテルと1100坪を超すメガプレートのハイグレードオフィスで構成されるOtemachi Oneタワーの2棟から成り、三井物産ビル側をコアとしています。

 

規模は、三井物産ビルが地下5階・地上31階・塔屋2階、Otemachi Oneタワー側が地下5階・地上40階・塔屋1階で、後者の高さは200.0m。

 

2022年12月16日には、皇居と将門塚につながる約6,000mの大規模広場空間となる「Otemachi One Garden」も完成しました。

 

緑地空間6,000m2のうち、芝生広場を中心とした約3,000㎡はイベントスペースを想定。

 

皇居の広大な緑との連続性により、大手町における緑のネットワーク形成と豊かな緑地空間の創出に貢献するだけではありません。

 

「Otemachi One Garden」は、東京都心におけるクールスポットの形成や、さらにカーボンニュートラル、生物多様性など環境への貢献も期待されているのだそうです。

 

「三井のすずちゃん」の話(?)では、この「Otemachi One Garden」のオープンにより、今回の三井物産と三井不動産による複合開発(都市再開発)「Otemachi One」は完成を迎えたとの事。

 

早速、イベントスペースの周囲には、キッチンカーが出店しているようですね♪

 

オープンカフェ風のテーブルと椅子も用意されているので、昼休み休憩場所としても重宝しそうですね!

 

和気清麻呂像

気象庁前の内堀通りを渡って反対側の大手濠緑地内には、光仁天皇・桓武天皇に仕え、平安遷都のために活躍した奈良時代末期から平安時代初期にかけての貴族の像がありました。

 

この和気清麻呂(わけのきよまろ)は、楠木正成などとならぶ勤皇の忠臣とも言われています。

 

この銅像は、佐藤朝山の作で昭和15(1940)年に紀元2600年を記念し建立されたものとの事。

 

近くには、「震災いちょう」があります。

 

この木は、かつての「文部省」跡地(現在のパレスサイドビル・住友商事竹橋ビル・一橋総合ビル一帯)にあったのだそうです。

 

その後、関東大震災で大手町一帯は一面焼け野原になりましたが、この木は何と奇跡的に生き残り、当時の人々に復興への希望を与えました。

 

その後、復興事業に伴う区画整理で切り倒されそうになった際、当時の中央気象台長岡田武松氏が、なんとか後世に残したいと帝都復興局長官清野長太郎氏に申し入れたところ・・・

 

長官もその意義を理解しこの地に移植されたという由緒をもっています。

 

いかがでしたでしょうか?

今回は、大手町でもワンコインで昼休みを過ごしたい人向けに主に役立つかもしれない情報として、三井物産本社が入居する「Otemachi One」の地下1階に入居するお蕎麦屋さんをご紹介!

 

昨年末には、皇居の緑を街中に繋げるような都会の中のオアシス「Otemachi One Garden」も完成したので、皆さんも是非とも将門塚と併せて立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

 

パンが好きな人はパレスホテルの地下へ、、、

 

時間に余裕がある人は、皇居見学もおススメ!

 

心が疲れたら、休日には皇居東御苑に行こう♪