MAXだった時代が、今ここに蘇る!・・・昭和27年頃の浦安元町を再現@名物「あさり御飯」で締め♪
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浦安市郷土博物館・屋外展示「浦安のまち」
浦安市郷土博物館(うらやすしきょうどはくぶつかん)は、かつて漁師町として栄えた浦安の歴史を保存をするために2001年(平成13年)4月1日に開館。
「すべてに開かれた博物館」「生きている博物館」「リピーターの呼べる博物館」「学校教育に活かせる博物館」をコンセプトにしており、浦安の自然・歴史・文化に関する体験型博物館という位置づけになっている。
開館時間 : 9:30~16:30
休館日 : 毎週月曜、年末年始、館内整理日
入館料 : 無料
(千葉県浦安市猫実1-2-7/本ブログ管理者2018.9.19撮影)
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たばこ屋【旧本澤家住宅】
大正15(1926)の建築で、
もともとは猫実地区の境川沿いに実在した店のようだ。
「専売公社」時代の
古いタバコの定価表に記載された銘柄に、
思わず目が行く(笑)。
この店ではタバコの他に日常雑貨を置き、
おばあさんが店番をしていたとのこと。
家族は市場で鰻屋を営み、
奥の土間には
割いた鰻を保存する大型の冷蔵庫があったらしい。
2階は、子供部屋と寝室になっていたそうだ。
(千葉県浦安市猫実1-2-7/本ブログ管理者2018.9.19撮影)
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店の正面はガラス戸・雨戸
窓が多く開放的で、
大正末期~昭和初期ごろの標準的な商家建築。
川向いの家に船が繋がれている光景を眺める。
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そういえばさ、博物館内に昔の街並み再現するのって、
近隣の
東京都江東区あたりでもやっていたような気がするが、、、
(千葉県浦安市猫実1-2-7/本ブログ管理者2018.9.19撮影)
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江戸川沿いの船宿
これはかつて実在した建物ではなく、
江戸川(現在の旧江戸川)沿いに今でも現存する
船宿をモデルに再現した建物なのだそうだ。
以前の浦安は遠浅の海で、
海水浴や潮干狩り、釣りや投網船など、
東京近郊の海の行楽地としても賑わっていた。
(千葉県浦安市猫実1-2-7/本ブログ管理者2018.9.19撮影)
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船宿【内部】
奥に庭が見える座敷がある。
(千葉県浦安市猫実1-2-7/本ブログ管理者2018.9.19撮影)
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路地に入っていく、、、
裏路地の長屋で暮らす人々は、
共同便所や共同水道を使っていた。
便所は、猫実2丁目の長屋で
実際に使用されていたものが移築されているとのこと。
もちろん、展示ONLYで今は使用禁止である(笑)。
催したら博物館の館内にある新しくて綺麗な便所で!
(千葉県浦安市猫実1-2-7/本ブログ管理者2018.9.19撮影)
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三軒長屋【旧内田喜一氏所有三軒長屋】
江戸時代末期頃の建築なんだとか、、、
こういった建築様式を見ると、
藤田まこと主演時代の「必殺!仕事人」を思い出す(笑)。
でも、
実際に実物が近年まで残存していた例は
全国的に見ても珍しいとの事。
実際に猫実3丁目に実在した長屋を移築したのだそうだ。
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1軒は、9尺2間(間口9尺×奥行2間)の6畳1間で、
入口の他に必ず窓が1つ設けられている。
また、隣とは屋根まで続く土壁で仕切られ、
住人のプライバシーが守られるような設計になっていた。
正直、今の「レ●パレス」より立派な仕切り壁じゃね(笑)。
入口脇には貝殻が笊に入れられて干し置きされていた。
(千葉県浦安市猫実1-2-7/本ブログ管理者2018.9.19撮影)
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豆腐屋「下総屋」
堀江フラワー通りに実在する豆腐屋をモデルに再現。
ホーロー看板がイイ味出している♪
(千葉県浦安市猫実1-2-7/本ブログ管理者2018.9.19撮影)
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天ぷら屋「天鉄」
堀江フラワー通りに実在した建物を再現。
給茶機が置かれ
展示と見学者の休憩所を兼ねた位置づけになっている。
(千葉県浦安市猫実1-2-7/本ブログ管理者2018.9.19撮影)
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腹が減ったら本物を食べよう♪
博物館併設のカフェレストランで、
名物の「あさりめし」を食べることができる。
昔ながらの伝統「せいろ蒸し」でも良いけど、
親子丼みたいに卵とじされている「あさり丼(790円)」も
美味そうに見えたので、
“伝統を重んじながらも未来へ向かって新しきモノを創造”
という意味(?)で選ぶ。
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本家「あさりめし」との違いは、
半熟卵で卵とじされたもの熱々の白飯の上に載せるだけ。
あさりの出汁で白飯を炊き込むこと自体は
本家伝統の浦安名物「あさりめし」同じ工程を踏む。
値段もお手頃だし、俺的にはこっちを推す。
但し540円で、おかず&竈が付かない
純粋な「あさりめし」だけの状態で
弁当としてテイクアウト可能なのだとか、、、
あとは自宅でレンチンするだけ!
SNS映えを気にしなければ、そういう選択もあった。
俺はカゴなしスポーツサイクル車(クロスバイク)で、
家まで持ち帰るまで「型崩れ」のリスクがあったからね。
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ちなみに味噌汁は、
やはりこれも浦安の名産品にこだわっているのか?
海苔の粉(少量の屑)を塗しただけの
他に具の入らない
(味噌汁というよりは)お吸い物に近い状態だった。
出汁が強めで
味噌の塩っぱさがが薄い京風淡麗の味…と言うのかな?
(千葉県浦安市猫実1-2-7/本ブログ管理者2018.9.19撮影)
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カフェレストラン すてんぱれ
新浦安駅から1,204m。
(浦安or新浦安駅からコミュニティバス「医療センター線」利用)
営業時間 [火~日] 10:00~16:30。
但し食事メニューは12:00頃から販売開始。
定休日 月曜日(月曜日が祝日の時は翌日)。
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要は、障がいのある人(=利用者)が自立して生活するために、働くところ(自立支援のための訓練施設)。
浦安市の方言で抜けるような晴天を表す「すってんぱれ」のように、利用者(店員となる障害者)が明るく元気に接客したり、料理作りをしている。
カリキュラムを通して働く楽しさや仲間の大切さを感じ、
就労への意欲や自信をつけていく支援を実施。
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それにしてもさ、浦安って「この種の施設」多いね。
公共施設の飲食は、ほとんどこんな感じ。
浦安(とくに新浦安&舞浜の「新町」地域)って、
金持ち成功者が多く住んでいるイメージあるけど、
その陰で、
市域の狭さ割に「この種の施設」目立つ気がする。
否、財政豊かな自治体だからこそ、
こういった施設をキメ細かく数多く配置できるのかな?
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で、
接客態度は自宅近隣にある当代島の施設に比べれば
多少は安心できるかなぁ。。。ってとこかな?
(千葉県浦安市猫実1-2-7/本ブログ管理者2018.9.19撮影)