続々書き換え進行中/素朴な疑問…「CITY-HALL」か、それとも「CITY-OFFICE」か?
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「CITY-HALL」表記になっている上尾市役所の石標
(埼玉県上尾市)
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上尾市(あげおし)は、埼玉県中東部にある人口約22万人の市。
彩の国中核都市に指定されている。
江戸時代には中山道の宿場・上尾宿が置かれた。↑
でも、目前にある信号機の標識は「CITY-OFFICE」表記
国道17号(埼玉県上尾市)↑
「大都市(政令指定都市)」だと“CITY-HALL”になるのかな?
国道286号(仙台市太白区)
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と、思いきや仙台よりも人口が多い都市で「CITY-OFFICE」表記
国道17号(さいたま市浦和区)
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(日本の都市、推計人口ベスト30)
東京都特別区部9,214,130/2015年5月1日
神奈川県横浜市3,718,913/2015年5月1日
大阪府大阪市2,694,392/2015年5月1日
愛知県名古屋市2,280,415/2015年5月1日
北海道札幌市1,934,675/2015年3月31日
兵庫県神戸市1,536,499/2015年5月1日
福岡県福岡市1,527,612/2015年5月1日
神奈川県川崎市1,470,367/2015年5月1日
京都府京都市1,469,107/2015年5月1日
埼玉県さいたま市1,257,262/2015年5月1日
広島県広島市1,186,655/2015年5月1日
宮城県仙台市1,074,495/2015年5月1日
福岡県北九州市959,325/2015年5月1日
千葉県千葉市967,679/2015年5月1日
東京都世田谷区904,694/2015年5月1日
大阪府堺市838,541/2015年5月1日
新潟県新潟市806,621/2015年5月1日
静岡県浜松市789,373/2015年7月1日
熊本県熊本市739,638/2015年5月1日
神奈川県相模原市723,573/2015年5月1日
東京都練馬区725,487/2015年5月1日
岡山県岡山市715,613/2015年5月1日
東京都大田区710,536/2015年5月1日
静岡県静岡市703,727/2015年7月1日
東京都足立区692,707/2015年5月1日
東京都江戸川区682,418/2015年5月1日
千葉県船橋市622,217/2015年5月1日
鹿児島県鹿児島市605,575/2015年5月1日
東京都八王子市579,405/2015年5月1日
埼玉県川口市573,892/2015年5月1日
東京都杉並区561,700/2015年5月1日
東京都板橋区547,270/2015年5月1日
兵庫県姫路市533,165/2015年5月1日
栃木県宇都宮市518,200/2015年5月1日
愛媛県松山市515,937/2015年5月1日
大阪府東大阪市502,259/2015年5月1日
兵庫県西宮市487,712/2015年5月1日
千葉県松戸市482,533/2015年5月1日
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ってか、埼玉は冒頭の上尾を除き軒並み「CITY-OFFICE」
(埼玉県鶴ヶ島市)↑
“小都市”は皆、「CITY-OFFICE」・・・みたいな規範があるのかな?
(埼玉県和光市)↑
例外(?)発見!
「CITY-HALL」表記の標識(大阪府藤井寺市)
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藤井寺市(ふじいでらし)は、大阪府南河内地域に位置する市。
全国の市の中で5番目に面積が小さく(ちなみに、面積が小さい順に挙げると蕨市、狛江市、向日市、国立市の順となり、大阪府の市では最も狭い)、人口密度は高い。
大阪市から南東へおよそ15kmで、大阪市のベッドタウン。
面積8.89km²
総人口65,753人 (推計人口、2015年5月1日)
人口密度7,400人/km²↑
同じ関西「同規模都市」でも、こちらは“CITY-OFFICE”表記
(京都府向日市)↑
関東の「同規模都市」における事例も然り
(東京都国立市)
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2020年6月現在、「CITY-HALL」に書き替えられています。
(■本ブログ内関連記事参照)
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以上を踏まえて「(仮の)結論」
1.道路標識(信号機の地点名)における「原則」は“CITY-OFFICE”表記
2.市役所(市独自の看板)の場合は、当該自治体における判断に委ねる
3.英語文法的にはどちらも間違いではない。両方とも正解。
(□外部リンク参照)
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要するに、その市における市役所の位置づけ次第。
「都市(街)の中心(顔・表玄関)」として、
積極的に活用していこうと市政が考えているか否かによる差
(大都市だろうが小都市だろうが、都市規模の大小は関係無い)
“市政の姿勢”次第
っていうところでしょうか?↑
上尾市役所(内部空間)
■本ブログ内関連記事参照
:
上尾や藤井寺の行政当局は、
市役所を名実ともに「市の“まちづくり拠点”」として
積極的に活かしていこうとしているのだなぁ。。。
っていう意識が強く感じ取れます。
(文字通り、市民が集う「HALL」という位置付けなのですね♪)
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ちなみに、仙台市における道路標識の写真は、
直轄外=地元都道府県および政令指定都市管理の国道標識事例。
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すなわち、仙台市が直接立てた青看板標識なので、
(東北地方では飛び抜けて大きな都市の都心部という位置づけで)
あえて「CITY-HALL」表記とした例外事例であると思われます。
(さいたま・上尾の道路写真は直轄幹線国道=国土交通省管轄の事例)
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あれれ?
同じ仙台市が管理する道路でも、「CITY-OFFICE」表記が、、、
(ローソン 仙台高砂市民センター前店前にて本ブログ管理者2019.9.14撮影)
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交差する国交省直轄側
仙台市は、市役所と県庁が道を挟んだ同一地点に2つ建ち並んでいて、東京で言えばミニ霞ヶ関(プチ永田町?)みたいな街並みの1画(匂当台地区)が存在しますが、そもそも「市役所」を行き先表記の“重要地点名”として考えてはいないようです。
(国道45号…宮城県仙台市宮城野区福室字県道前にて本ブログ管理者2019.9.14撮影)
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「CITY-HALL」表記の千葉県市川市役所(国道14号旧道)
やっぱり基準がわからない(笑)
ちなみに標識設置(撮影)箇所は千葉県管理(直轄外国道)区間。
■本ブログ内関連記事参照
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市川市(いちかわし)は、千葉県北西部の葛南地域に位置する都市。
旧東葛飾郡(葛飾郡)。
千葉市、船橋市、松戸市に次いで千葉県では人口第4位の475,207人 (推計人口、2015年5月1日、人口密度8,270人/km²)。
東京都特別区部への通勤率は46.5%(平成22年国勢調査)。
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隣の浦安市は、、、
市道が「CITY-HALL」、
県道が「CITY-OFFICE」だった。。。
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番外編(笑)
これじゃぁ外国人には理解不能?
ローマ字は反則技(?)でしょう。。。(笑)
■本ブログ内関連記事参照