「いまどきの学生の1人暮らし事情」
親元を離れて1人暮らしをする今の大学生って、一体どんな部屋に住んでいるのでしょうか?
住む地域によって変動はあるでしょうが、平均的な家賃は45000円から55000円程度で、多くの人が1Kの間取りの部屋に住んでいるようです。
いくら学生と貧乏は切り離せない関係とはいっても、今の学生はまずまずの環境で1人暮らしを送っているようです。もちろん、これらはあくまで平均ですので、昔ながらに6畳1間の風呂なしアパートに住んでいるなんで学生もおられるでしょうし、逆に親がお金持ちなので、高級マンションに広々と暮らしている、なんてうらやましい環境の学生もいることでしょう。
ですが平均的な学生は1Kを自らの城とし、その限られたスペースを色々工夫して楽しく暮らしているようです。時折雑誌などで、そういう「決して広くはないが住んでいる人の個性がにじみ出ている部屋」というような写真が詳細されていますが、そういうものを見るにつけ、何だか嬉しくなります。
活力あふれる学生が、自分の狭い部屋アイデアと工夫で見事な「城」に作り替えている様は、見る者の胸を楽しい気分にします。
貧乏でも、決して負けてなくて、むしろその状況を楽しんでさえいるよう見えるその部屋に、胸のすく思いがします。そうなんだよ、こうでなくっちゃいけないんだよ、と何だかよく分からない種類の納得と力が、体を駆け巡ります。
ですので、自分の部屋が狭いとお嘆きの学生は、一度自分の頭をフル回転させて、その限られたスペースを自分の色に染めてみて下さい。そうすればきっと、その空間はあなたにとってとても居心地の良いものになるはずです。