この系譜シリーズをご覧くださっている方はあまりにも細かなことで、この程度の違いなどどうでもいいと思っていらっしゃることでしょう。
私も初めは面白がって始めてはいるものの、やっぱり途中から別に何でもいいじゃねぇか〜と思うのですが、まだ長々と続きますこと、どうかお許しください。
特に今回のような変更点は、ほんとどうでもいいようなことなので記事にするのが辛いのですが、とはいえこの変更点はプリムスのランタンの各モデルも同様に変更された点であり、変遷としては重要な分岐点となります。
プリムスのランタンで、この防錆塗装のトップであれば1993年以降と断言できるわけです。
右は熱により変色していますが、左は変色しません。
しかし経年の使用で塗装が剥げることで錆びることになります。
そして2257としては、このタイプが最終形となり1998年の製品カタログの掲載を最後に2257は消えることになります。
ただ、このモデルと同じ時期に双子とも言える
モデルや廃番となった2257の後継モデルが販売されましたので、プリムスの大型ガスランタンの系譜は今しばらく続きます。
前にも述べましたが、この防錆び塗装が施されたランタントップは、個人的にはあまり好きではありません。
理由についてもすでに述べていますが、スチールが高温で変色する方が自然ですし、防錆塗装の方は経年の使用で汚く錆びて行くことを経験しているからです。
2257の後継機種も、2257の双子モデルもランタントップに防錆塗装を施しているモデルです。
それ故にシルバーの他、色鮮やかなブルートップを含むモデルも登場しました。
次回は、このブルートップのモデルを記事にしたいと思います。