先月末、沖縄の首里城の焼失にはとても衝撃を受けました。大変残念でなりません。
今年2月に改修を終えた正殿
実は今年の9月中旬、家族で沖縄本島を訪れ、首里城を見学していました。
昨年の4月にも首里城を見学していたのですが、本殿の改修が終わっておりませんでした。それゆえ今年9月に初めて全ての改修を終えた首里城を見学出来て喜んでいたところだったのですが・・・・・
御庭から360度パノラマ機能で撮影 地面が白と赤に区切られているのはきれいに整列するためだそうです。
近年では、たとえばアフガニスタンのバーミアン大仏遺跡の破壊、フランスのノートルダム寺院の焼失、日本では熊本城の崩落など歴史的遺物を失うことはその国、地域に暮らす人達にとっていかに堪え難いことかを考えさせられました。
そして首里城・・・・・沖縄には城(グスク)跡がとても沢山残っており、世界遺産に指定された大きなグスクはすべて見学しました。しかし、小さなグスクまで含めると何度沖縄に通えばいいのだろう・・・と思える数になります。
その中で首里城は大きさ、そして再現度合いとも別格でよりリアルに当時の沖縄の歴史に触れることができる最大、最高のまさに歴史的遺産です。
その建築物のほとんどが焼失する・・・・・遠く離れた場所に暮らす私でさえその事実に愕然としてしまいます。
美術工芸品も多く焼失してしまいましたが、再現出来ることは可能な限り時間をかけてでも再現して欲しいと切に願います。
首里城全体を見ることが出来る場所は少ないそうです。
今回もコールマンのテントです。
私が所有する中では最近のコールマンですね。
【X-Cursion Tepee/210】
インナーサイズ:210×150×170(h)cm
フライ:75Dポリエステルタフタ
インナー:68Dポリエステルタフタ
ボトム:75Dポリエステルタフタ
ポール:FRP
後ろ
今日でもワンポール型のテントは人気がありますが、90年代中頃コールマンではすでにティピー型のテントを商品化していました。ワンポールの居住性の悪さを嫌い、ドームテントと同様にポールが室内で邪魔にならないように工夫したテントでした。
しかし、ワンポールテントのような簡便さは無く、数年で販売終了となりました。
その後、他社のワンポール型テントが時流に乗って売れるようになっても、コールマンからはワンポール型のテントを拒んでいたかのように販売されませんでした。
そのコールマンから2015年、ワンポール型のウインズライトティピー325が発売されたのには、とても驚いたものです。
ワンポールではありますが、フライの出入り口に逆V字型のポールを配して出入りしやすく、尚かつ雨が中に入りにくくしている点などに、コールマンのワンポール型に対する意地が見えたような気がしたものです。なにせ、コールマンにしてみたらこのワンポール型は90年代中頃のティピーより室内居住性が退化した製品だからです。
本品は2017年、エクスカーション・ティピー210として新たにラインナップされた製品です。ウインズライトティピー325もカラーをライトブルーからベージュに変えてエクスカーション・ティピー325として新たにラインナップされました。
さらにウエザーマスター4S T.P.クレストというワンポールテントの最上級幕も加えました。
正面
内側から見た出入り口
インナーテント
しかし、コールマンのワンポールって売れてるんですかね?あまり見ないんですよ。
ワンポールテントって設営の簡便さもありますが、見た目のシャープな外観が大きな特徴だと思っています。
近年のコールマンワンポールは、利便性のためのポール回しがシャープさを阻害しているんですよね。はっきりいって野暮ったいんです。そうであればドームの方がもっと利便性がよいので中途半端というかなんというか・・・・・・
90年代のティピーを再販したら売れると思うんですけどね・・・・・あくまで個人的な見解です(^^)
【参照】