「ぼくとおんなじだ。」
六度目の更新、「森に誰かの忘れ物」という話を載せました。
①週目 「雨がふる日もいい天気」
②週目 「誰もいない星の花」
③週目 「アルパカみあげる」
④週目 「死神のランチ」
⑤週目 「僕らはみんな、最後の一匹」
⑥週目 「森に誰かの忘れ物」
これ、風船に魂がこもったかというと、きっとそんな事はなくて
勝手に怪獣が勘違いして勝手に悲しくなって勇気をもらって、
そして勝手に走ったという話です。多分そういうことってあると思う。
なぜなら僕が僕だったからとか、そういう話です。
あと3週。
◆
例えば僕は森で待っているからねと約束をして、木や草がなってただの丘になったら
森で待っていると言ったことが嘘になってしまうかなあと
ぼんやり昨日考えていた。
扇風機がボオボオ鳴っていて、
タイマーで切れるそのカチッという音で目が覚めたりする7月の始まりを暮らしている。
もう梅雨が明けたそうだ。