豚をかぶる少年の話
迷子の最中、猫をかぶる自分にうんざりした少年は
発送の転換により豚をかぶりはじめ
おだてられなくても木に登れる、
小器用な豚に転職して森を進みました。
とはいえ、僕は誰なの。
◆
じゃあ少年は今しんだら「あの豚の人」って言われるだろなと
ぼんやり浮かべていた真夜中。
NHKの小難しい国際関係論の番組で
「選択しないと選択されてしまう。」って言ってた。
起きたら忘れちゃったけどいい夢だったなって日は目覚めがいいし
起きたら忘れちゃったけど嫌な夢だったぜって日は目覚めが最悪だし
きっと思い出はそれに似てる。
観覧車は花火に似てる。
「あんな大人になりたくない。」って言葉は世の中に沢山あるけど
じゃあどうなりたいかってのが無ければじりじりと、
なりたくなかったその姿になっていくのかもしれない。
だってその大人達本人だって何故そうなったかきっと分からないし。
薄ぼんやりと流されて行く事は誰かのせいじゃない。
昨夜SEIYUで買った、
パックのミルクコーヒーが１０円引きになったって
１０円分まずくなった訳じゃねえんだから
世の中の価値って多様でややこしいけど、
わざわざ１０円分まずい顔しなくていい。
全然今月ブログ書いてなかったんだな。
なんか、
何がしたいか知ってるってしあわせだなと
僕は、ちょっと思いました。
愛すべき変な人達と関わることができて
楽しい。
けれどもその一方で
なんもなくてもいい日はあって
やりたいことなんか無くたって生きててほしい人はいて
「経過を共有することが幸せだからゴールにはなんもないかもしれないよ」って
誰か著名人が言ってたのを思い出したけど
それでもただなんか美しい日があって
雲がきれいとか、そう思うために生きてきたのかもしれないと
思える日があって、
風の強い今日も生きてて
なんか、そんな感じです。
「強い意志を持ちな、もっともっと強い意志を。」は好きなセリフ。
◆
印刷データを何度も補正していたら
すごく遅くなってしまいましたが、
絵本をようやく順番に発送しています。
お待たせしてごめんなさい。ありがとうございます。
もし不具合があったら送り直します。
ではまた◎
