1月24日(水)
8時20分起床。晴れ。北西の風。気温氷点下4度。体重72.1キロ。
目が覚めると最初にするのがHさんのAbemaブログの更新のチェックだった。今朝もチェックして改めて更新を知らせるメールはもう来ないのだと知る。
朝食はココア風味のフレンチトースト。早く起きた方がコーヒーを淹れ、朝食の準備をする。
10時10分いのうえ整形外科クリニックへ。南アルプスは雪の煙幕に包まれているようである。10時40分名前を呼ばれる。昨日は車の故障で来られなかったのだという。肩に痛みがあり腕が重苦しいので主に揉み療法をしてもらう。
リハビリが終わり、病院を出ると、八ヶ岳のある北の空には青空が見られ、山は陽があたり雪が輝いていたが、南アルプス側の晴れていた空はすっかり灰色の雪雲におおわれていた。帰途コンビニに寄り、買い物を終えて外に出ると粉雪が降り始めた。わが家はコンビニより八ヶ岳に近い側にあり、標高も200メートルほど高いはずだが、帰ってみると雪はまったく見られなかった。
午後2時過ぎ、Ｋ子は苺摘みアルバイトで知り合った人たちと寺崎コーヒーで喫茶することになっていたが、直前になって店が休みだと分かった。寺崎コーヒーについては、われわれは数度コーヒーを飲もうと行ってみたが、休業だったり、時間が合わなかったりで一度もコーヒーが飲めたことがない。だから、雨女じゃないが、君が行くとなれば今日もダメじゃないのという予言が当たったのである。３人は場所をカメリア・ニコティーに変えて集まることになった。
Ｋ子が出かけた後、来月の文学講座第49回のチラシを作成する。チラシの宣伝文句は、
宮崎駿監督が同名の映画を作るに当たってヒントを得たという『君たちはどう生きるか』は児童の読み物ではありません。感受性が鈍増し、好奇心や夢を失いかけた大人が、もう一度コペル君になってどう生きるかを考えるために手にすべき本です。
とした。
プリンターが印刷している間、死んだ金魚を庭に埋葬しようとウッドデッキに出ると、氷のように冷たい風が吹いていた。寒暖計を見ると零下５度である。金魚を埋葬する穴を掘ろうとしたが、地面は凍っておりスコップの歯が立たなかった。
帰ってきたＫ子に付き合ってもらいメルカリで売れた英和辞典とスコット・F・フィッツジェラルドのペーパーバックを発送しに行く。
夕食後映画『インフォマニアックvol.1』を観る。色情狂の女性が主人公の映画でえげつないシーンが連続するがいやらしさはさほどない。