顕微鏡モードでアカマンマ撮影(Aug. 28, 2023) | 微睡のブログ〜八ヶ岳南麓から〜

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八ヶ岳南麓、北杜市長坂町小荒間に在住。ときどき仕事をしながら、読書、音楽鑑賞、カメラ撮影、オートバイツーリングなどの趣味を楽しんでいます。

 8月28日月曜日。8時起床。晴れ。気温22度。

 昨夜K子は咳が激しく出て苦しそうだったが早朝苺摘みアルバイトへ出た。

 朝食後リハビリ自主訓練をする。スクワットから始めて肩の筋肉を増強する運動を行う。肩周辺の筋肉は弱っており、すぐ疲れるし痛み出す。ほどほどにする。

 

 

 いつもはリハビリ後は読書だが、今朝は歩くことにした。野草などを撮影しながらの、リハビリを兼ねたカメラ散歩である。ぼくはウォーキングが苦手だ。苦手というよりも、歩くことだけに徹することができない。美しい風景があれば立ち止まって眺めたいし、路傍の野草や他所の家の庭の花を観察したり撮影したりしながらの、いわば道草を楽しみながらの散歩が好きなのだ。

   今朝はOlympus Tg-6というコンテジを携帯した。もちろんiPhoneで撮影することが多いのだが、Tg-6には顕微鏡撮影の機能があり、いわばマクロ撮影が得意なのである。このカメラのおかげでミズヒキやアカマンマの小さく可愛らしい花々の存在を知った。花は小さくても完璧な姿形をしている。ハキダメギクなどと気の毒な名前で呼ばれる花も実は個性的な美しさを見せてくれるのだ。

 

 

 帰宅してTg-6で撮影した画像をiPhoneに保存しようとしたら何と617枚も撮影していた。多くなったのには理由がある。顕微鏡撮影には4種類の撮影方法のオプションがあり、今朝はシャッターを押している間焦点を移動させながら連写する方式で撮影したからである。この方式を選んだのは小さいものの撮影ではピント合わせが難しいからである。しかしこれならば一つの花に対して10枚、20枚の写真が撮影されるものの、焦点を移動しながらの撮影なので中にはピントがドンピシャの写真も必ずあるのである。ピントのボケた写真を削除すれば撮影枚数は10分の1以下になる。アカマンマが可愛らしく撮影できた。午後読んだ堀辰雄の幼年時代についての文章におままごとのことが描かれているが、昔のおままごとにはアカマンマが必ず出てくる。

 

 

 617枚の写真をiPadに移すのに長時間かかった。その間吉行淳之介『砂上の植物群』を読む。一級のポルノ小説だ。

 正午過ぎ大量のイチゴをおみやげにK子帰る。もちろん売り物にならぬイチゴだが普通に美味しく食べられる。ジャムにしてもよい。

 昼食後堀辰雄を2、3編読む。

 午後3時、咳が止まらないのでK子はなかじまクリニックへ。ぼくが運転する。野菜などを買って帰る。

 夕食後デンゼル・ワシントン主演『リトル・シングス』を観る。期待ほどではなかった。Kは薬の影響か途中で眠ってしまい離脱。