8月27日日曜日。7時25分起床。快晴。気温20度。
人がいないとK子は頼まれて苺摘みアルバイトへ。6時から9時だという。
朝食後リハビリの自主訓練。iPhoneで『自省録』を読む。
9時K子は帰宅すると、繁茂した庭の雑草を刈る。ぼくは英語の勉強をちょこっとする。仕事を終えたK子が作ってくれたイチゴのシャーベットを食べていると、K子がリスがいるという。見ると、枝から枝へ飛び移っている。
昼食後吉行淳之介『砂上の植物群』の続きを読み始めるが集中力がすぐに途切れる。目をつぶって少し眠る。また読むがやはり続かず目をつむる。寝不足だろうか。
K子が少し近所を歩こうという。ぼくも同じことを考えていた。
道に青々とした栗のイガが落ちている。もう秋だと思う。しかし夏草は丈高く繁り、歩きたいと思っていた途は完全に塞がっていた。細かい毛でおおわれたヒトデのようなガガイモの花が可愛いい。
『砂上の植物群』は諦めて堀辰雄を読む。『レフト・ビハインド』という退屈なアメリカ映画を時間潰しに観る。堀辰雄を読む。
さえない1日だった。体の調子もおかしかった。