入院48日目(転院17日目)〜生まれついてのノーテン | 微睡のブログ〜八ヶ岳南麓から〜

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八ヶ岳南麓、北杜市長坂町小荒間に在住。ときどき仕事をしながら、読書、音楽鑑賞、カメラ撮影、オートバイツーリングなどの趣味を楽しんでいます。

 4月9日日曜日。3時頃に目が覚めてしまい、浅い眠りのままで7時半まで横になっていた。

 8時50分からの第1回のリハビリを受ける前、屋上を歩くことにした。雲ひとつない快晴。冷たい風が吹いていた。花火の音。しばらくして、⚪︎⚪︎時頃お神輿が通りますというアナウンスが聞こえた。

 第1回のリハビリでは肩に電気療法を受ける。疲労する。寝不足もあり、病室にもどりデイルームで昼食まで2時間読書できると本を開くもすぐ閉じてしまう。ベッドに横になる。昼食が運ばれてきた音で寝覚める。

 病状を心配してくれてメールをくれた友人に返信すると、「相変わらずだ。これをノーテンと言わずになんと言えよう」と返信があった。病状と退院の見通しなどをさらっと書いて、後はあれを読んだ、これも読んだ、これを聴いた、あれも聴いたと、読書や音楽のことばかり長々と書いたので、相変わらずの能天気だと呆れ返られたのだ。しかし、漱石の坊ちゃんが親譲の無鉄砲ならば、こっちは生まれつきのノーテンなのだからしかたがない。人の心配を他所に何だと怒るものは友達じゃあない。

 午後2回目のリハビリでも電気療法を受ける。痩せた筋肉を刺激するために電圧を強目にした。1時間の休憩を挟んで3回目のリハビリを終えるとさすがに肩はパンパンである。

 K子がLINEで衣類は大丈夫かと連絡してきた。これから気温も上がるのでそれに合わせた衣類を持ってきてもらうことにする。早速明日来るというので何冊か本も頼む。好きなチョコレートも買ってくるように頼んだが、毎日少しずつ食べることにするので咎められることもないだろう。しかし秘密にしておく。