走っているとドライフラワーの店があった。(Dec. 25, 2022) | 微睡のブログ〜八ヶ岳南麓から〜

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八ヶ岳南麓、北杜市長坂町小荒間に在住。ときどき仕事をしながら、読書、音楽鑑賞、カメラ撮影、オートバイツーリングなどの趣味を楽しんでいます。

 9時の気温1度。この時間に氷点下でないのは久しぶりだ。

 体重が前日よりも1キロ近く増えていた。セルクルのシュトーレンが美味しくて食べすぎたか。サーロインステーキが追い打ちをかけたか。

 午前中は読書。堀田善衛「ルイス・カトウ・カトウ君」、花田清輝「伊勢氏家訓」を読む。堀田善衛のはキューバで通訳をしてくれた日系人ルイス・カトウ・カトウ君の珍妙な日本語が愉快なのだが、その発音の中にwi、we、woという今日失われた発音を発見する。そして、同時に、ルイス・カトウ・カトウ君の断片的な話からキューバ革命の歴史が浮かび上がる。花田清輝の「伊勢氏家訓」も興味深い。歴史を動かしていたのは礼儀作法だった?

 午後は韮崎へ。ガソリンスタンドで灯油54リットル購入し、車のガソリンを満タンにする。次いで業務スーパーで調味料や食材を調達。

 駐車場に高級そうなBMW。金持ちは金持ちで火の車か。金持ちだが食費などは節約か。高級車を所有できるほど儲かっているレストランを経営しているが、食材の一部や調味料などは業務スーパーなのか。

 

 

 帰途いつもめったに走らない道を走っていたら、K子が1度寄ってみたいと言っていたスリーエフというドライフラワーの店のところに出た。古い保育園のような建物である。店内にはめずらしい様々な種類のドライフラワー。K子はすっかり気に入ったようだ。ぼくも感銘を受けた。

 

 

 帰宅後筒井康隆「寝る方法」を読む。文字通りベッドに腰掛け、掛け布団に潜り、眠るまでの方法を心理面も含め微に入り細に入り、順序立て、筒井康隆らしく暴走的に書いているところが面白いがそのしつこさに少しうんざりする。

 夕食後は映画『ビューティフル・レターズ 綴られた言葉』を観る。シングルマザーに育てられる高校生の女の子。バンド活動に夢中になり成績は下降線をたどり、母親に学業を優先せよと叱られる。ある日見知らぬ人から封書が届く。彼女を励ます言葉が綴られている。母にも、離婚して別の女性と再婚している父にもこころあたりがないかと聞くが、みな知らないという。ようやく探り当てた手紙に差出人は・・・・・・。おさだまりの話だが、クリスマスにふさわしい映画だった。