前回のつづき
時間つぶしの道草
無断転用禁止
6月中旬。滋賀県・醒ヶ井宿の梅花藻の撮影を終えて、明日こそは帰宅しようと思っているのじゃ。
そこで今日はこの旅の最後に、琵琶湖に来るといつも立ち寄る、おなじみのハスでも撮ってやろうと思ったのじゃわい。
しかしあそこは夕暮れ時の撮影が最適じゃからのう。
それまでの時間つぶしに、琵琶湖からそう遠くない西池と言う、これもハスやスイレンも咲く池にちょいと寄ってみようと思ったのじゃ。
もちろんまだ開花には早いじゃろうが、葉っぱがあまり混み合わぬこの時季の方が水生植物らしいハスが撮れるかも知れぬと思ってのう。
早速その西池へやって来たのじゃよ。しかし……
この時季ならまだチラホラと所々に浮かんでいるころではと思ったのじゃが、もうこんなに繁茂しているのかいな!😭
スイレンも咲いてはいるものの、花の周りは葉っぱばかりで、その陰で申し訳なさそうに咲いてござる。
葉っぱと言ってもこれはどうもハスの葉のようじゃわい。
これからハスの葉っぱがどんどん伸びて行けば、スイレンは埋もれてしまうじゃろうのう。
私を見たければ今のうちよ。
池の真正面に居座る山は小谷山。
戦国武将・浅井長政の居城があった山じゃ。
長政の正室は織田信長の妹・お市の方。
後に柴田勝家と再婚するのう。
長政との間に生まれた茶々ら三姉妹も数奇な運命をたどって行くわい。
この山を仰ぎ見るたびに往時を偲んでは感慨に耽るのじゃが、一つだけ困ることがあるのじゃよ。
それはこの山があるために琵琶湖の彼方へ沈んで行く夕日が見られぬことじゃ。
空がまだ茜色に染まらぬうちに、お天道様は小谷山の向こうにお隠れ遊ばしてしまうからのう。
ワシが名(迷)作をモノにするにはこの小谷山が邪魔なのじゃわい😅
サギが一羽佇んでいる。
時々後ろを向くが体は前を向いたまま。
今のワシにはこんな姿勢は到底無理じゃ。
こんなに首は回らぬわい。
身体的にも金銭的にものう😭
池の中には島もある。
微風が吹き渡るたびに池面はビブラートを奏でる。
季節外れの紅葉一葉。
沼や湖で時々見かけるのじゃが、これは藻の一種かのう。
検索したらヒシと出たわい。
もし間違っていたらAIクンを叱ってくだされや。
この辺りはまだ老人どもが健在じゃのう。
ワシのお仲間が大勢さんお出でじゃわい。
お元気じゃのう。
しかし手前から若者たちが押し寄せてくる。世代交代も間近じゃわい。
サギは相変らず微動だにせぬ。
ワシはそろそろお暇させてもらうわい。
夕暮れも近いようじゃからこれから琵琶湖畔へ行ってハスを撮影したいからのう。
まだ芽吹いたばかりの葉っぱが夕照に染まって、きっと素晴らしい夕景を見せてくれるじゃろうて。
それではゆっくりと急いで行くとしようわい。
AIくんが琵琶湖の夕景を先撮りしてくれたわい。実際にこんな光景が待っていてくれるといいがのう。

思い出の過去ログ7
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「光射す」
2020.02投稿![]()
つづく
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