前回のつづき
朝露煌めく彼岸花
無断転用禁止
朝の光に包まれる彼岸花を撮りたくて車中泊した朝じゃ。
関東地方では台風25号の余波などでこの日は大災害が起こっているというのに、申し訳ない話じゃが当地では文句なしのピカピカの上天気になってのう。
その上シルバーウィークとも重なって、今まで見たこともないような大勢のカメラマニアが押しかけ、大盛況となってしまったのじゃよ。
そのため車中泊までして待機したにもかかわらず、朝寝坊のワシが出遅れて現場に着いたこともあって、思うような撮影位置を確保できなくなってしまってのう。
それでも何とか席を譲ってもらいながらしばらくは日の出前の風景を撮影していたのじゃ。
(前回まで)
そしていよいよ待ちに待ったお天道様が、公式の日の出時刻より約1時間遅れてお出ましになったわい。
なぜこんなに遅れてお出ましになるかと言えば、ここは目の前の山が高いからのう。
その山に遮られて遅れてしまうのじゃよ。
お天道様がお顔を出されるや否や、目もくらむような光が岸辺に飛び込んだ。
途端に岸辺の彼岸花は一斉に晴れ姿を見せつける。
花に纏わりついていた朝露が朝の光を浴びて艶やかに煌めきだしたわい。
あちらでも……
こちらでも……
キラキラと煌めく様は見事じゃわい。
しかしこのアングルの撮影は腰痛持ちの超老人にとって、何ともはや辛い姿勢を課せられるのじゃ。
イタタタ😵💫
イタタタタ😵💫
腰をさすりさすり、あっちへヨロヨロ……
こっちへフラフラ。
煌めく湖面。
あちらこちらと夢遊病者の如く経巡り歩いているうちに、お天道様も徐々に天空高く昇って行かれたわい。
それにつれて大勢のマニアもぞろぞろと引き揚げ始めたぞえ。
わしもそろそろお暇しようかのう。
腰痛持ちにとって中腰の無理な姿勢を未明から続けてしまって、もう痛いやら疲れるやら。
帰りがけに支流に架かる橋の上から望んだ撮影現場。
マニアの衆がまだ2人ばかり居残って、熱心に撮影しておられるわい。
どうかがんばって名作をモノにしてくだされや。
わしゃもう疲れ果ててしまって早々に退散しますわい。
対岸からも眺めてみた。
あんなに大勢の衆が押しかけていた夜明けのころがウソのように静かな朝じゃ。
帰る前に、未練がましくも目の前の彼岸花をパチリ。
こんな歳になると、いつもこれが最後の一枚のつもりで撮影しているのじゃわい。
死の床に就いた時に悔いの残らぬように、目にするものは全部撮りまくっておきたいのじゃよ。
それでは次回にもぜひお目もじのほどお願いいたしまするよ。
ワシが元気なうちにのう😅
おしまい
思い出の過去ログ26
過去記事を随時リブログ。
御用とお急ぎでない衆はちょいとだけでも覗いてくだされると嬉しいわい。
思い出写真その7
川霧立ち昇る朝
2020.7投稿
無断転用禁止
























