前回のつづき
梅花藻の里へ
無断転用禁止
時は6月中旬―。
滋賀県・醒ヶ井渓谷沿いの水汲み場の駐車場で車中泊した翌朝じゃ。

今日は醒ヶ井渓谷からほんの近距離に位置する醒井宿へ行ってみようと思っているのじゃがのう。
醒井宿は江戸時代に中山道六十九次の61番目の宿場町として栄えたところじゃ。
その街道沿いにはちっこい川が流れていてのう。
8月ごろになるとその小川の中に梅花藻の可愛らしい花が咲くのじゃよ。
しかし今は6月中旬じゃからまだ咲いてはいないじゃろうが、せっかくここまで来たのじゃから覗いて見ない手はないからのう。
醒井宿へ行く途中、ところどころ停まっては渓谷沿いをパチリ、またパチリ。
昨日と同じような写真ばかり撮っても仕方がないのに、ついつい車を停めてしまうわい。困ったものじゃ。
ヘビイチゴじゃ。久しぶりに見たわい。
子供のころにきれいな色につられて食べてしまった記憶があるが、見た目ほど美味ではなかったのう。
この峡谷には昨日も見たツルニチニチソウがやたら咲いている。
深緑に染まる渓流。
昨日、地元の女性が教えてくだされた人気スポットをもう一度撮って、これで渓谷ともお別れじゃ。
☆
醒ヶ井渓谷からほんの十数分で鮫井宿に到着した。
風情ある宿場町に沿って小川が流れている。
毎年8月ごろになるとこの川面に梅花藻が可憐な花を咲かせるのじゃ。
梅花藻の藻自体は年中生えているが、この時期では開花はまだ早いわい。
何と言っても今はまだ6月じゃからのう。
と思っていたら……
何と!
ちっこいながらもう咲き出しているではないかえ。
数は少ないし大きさもまだまだじゃが、こんなに早くから咲いていると思わなかったのう。
梅によく似た花を咲かせることから梅花藻の名が付いたという。
思い掛けなくも久しぶりにこの花を見ることができ、何だかウキウキして来たわい。
川畔には梅花藻のほかにも幾種類かの花が所々に咲いている。
これはご近所の衆が自身の庭を飾るような感覚で植栽してござるのじゃろうて。多分。
この花はマツバギク。
ヒメフウロ。
AIクンが教えてくれたわい。
おや。これはザクロじゃ。
ザクロの木の下には何だか可愛らしい花も。
このチッコイ花は学名ペラペラヨメナ。
通称エリゲロンとか源平小菊とかいうのじゃそうな。
みんなAIクンが教えてくれたわい。
もし間違えていてもワシは責任持たぬぞえ。AIクンの責任じゃ😅
奇妙な名のこの花は、咲き始めは白、時間が経つと淡いピンクへ変色するのだという。
傍のザクロの花びらが散って、一層彩りを添えているわい。
梅花藻の上にポタリと落花した紅一点。
白と赤のコンビネーションはなかなかよい眺めじゃ。
キンシバイ(金糸梅)と言うそうじゃ。
梅花藻ばかり見ていないでこちらの梅も見てくれと言わんばかりに、川の真ん中に陣取ってござるわい。
大量の藻の中にたった一輪のちっこい花。
この辺りはかなり咲いているわい。
8月になればもっと大きくなるのじゃが、そのころには観光客で大賑わいになるからのう。
そうなると宿場の中へ車で入るのはが難しくなるのじゃよ。
地域の衆の迷惑になるからのう。
ワシのような腰痛持ちのヨタヘロ老人は、静かなこの時期の方が車で来られて楽チンじゃわい。
ゆっくりと上流へと車を進めて行く。
アルストメリア(ユリズイセン)。
みんなAIクンの受け売りじゃ。
この川にはやたらユキノシタが多いわい。
この辺りまで来ると藻も少なくなって花も見当たらぬのう。
宿場町もこの辺りでオシマイになっているようじゃ。
さて、このあとは最終目的の琵琶湖畔のハスを撮影する予定じゃが、時間的にまだ早すぎるわい。
ワシは夕日に染まるハス風景を撮りたいからのう。
となると、それまでどこかで時間をつぶさなければならぬわい。
さ~て。どこへ行こうかのう。
見ごろになった梅花藻をAIクンが撮ってくれたわい。

思い出の過去ログ7
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「琵琶湖で奮闘」 2020.01投稿![]()
つづく
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