あてどもなく | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

前回のつづき

 

あてどもなく

 

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 前回の「あのベンチ」から更に南下して、以前にも立ち寄ったことのある緑地公園へやって来た。

 

 あてどもなく、などと言いながら、知らぬ間になじみのある場所へ来てしまうのじゃよ。

 

 昔から犯罪を犯した人間はまた現場に戻るなどと言われているが、わしゃ犯罪者と同じ心境かのう😭

 

沼には役目を終えた廃船が。

 

 

 

 

岸辺のヤナギが芽吹いているわい。

 

晴れていれば芽吹きの淡い緑色が引き立つのじゃがのう。

 

 

 

 

 

これはポプラじゃろうて。

 

 

 

 

 

立ち姿が美しいのう。

 

ワシとは大分違うわい🤣

 

 

 

 

 

 白い実のついた木々がやたら目に付く。

 

 

 

 

 

 検索したらスノーベリーという名前が出て来た。

 

 

 

 

 

 今思い出したが、例の“幻の道”を渡って奥の州を探検した時にもこの白い実をあちこちに見かけたわい。

 

 

 

 

 

 

 

スノーベリーとポプラと廃船と。

 

 

 

 

 

 

さらに南下して滋賀県・西の胡へやって来た。

 

織田信長の居城・安土城跡の近くじゃ。

 

この時季、水郷地帯は葦で埋め尽くされている。

 

 

 

 

 

3月には葦焼きが始まるのじゃが、実施日時を公表してくれぬから、撮影したくとも予定が立てられなくて困るわい。

 

 

 

 

 

しかし数年前に偶然にも葦焼きの最中に遭遇したことがあったのじゃよ。

ダウンダウン

 

 

 

 辺り一面ものすごい勢いで葦が繁茂しているわい。

 

 こりゃ燃やし甲斐があるじゃろうのう。

 

 

 

 

 

 ここにも廃船が係留されている。

 

 

 

 

 

 葦を刈り取って様々な製品が作られているようじゃ。

 

 よしずのほか、布製品、紙製品、ストローなども作られているそうじゃよ。

 

 

 

 

 

 ここへ来るといつもこの奇妙な形をした木が気になって仕方がない。

 

 

 

 

 

 葦焼きの時にこの木も燃えてしまいそうじゃが、なぜか燃えずに残っているのじゃ。

 

 

 

 

 

これを撮影したのは2月下旬に入ったばかりのころじゃからまだ裸木じゃが、春になれば必ず芽吹いて来るのじゃよ。

 

 

 

 

 

 宵闇が迫って、曇り空がわずかに染まって来たわい。

 

 

 

 

 

 日が暮れると東の方がやけに明るくなった。

 

 さてはお月さまか?

 

 と期待に胸が膨らんだのじゃが、いつまで経ってもお出ましにならなかったわい。

 

 きっと遠くの街の灯りが雲に反射しているのじゃろうのう。

 

 

 

 

 お月さまの代わりに光ったのは対岸の灯りばかり。

 

 つまらんのう。

 

 こういう時は一杯ヤッテ眠るより仕方がないわえ。

                 

 

 

つづく

 

 

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