琵琶湖夕照 | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

前回のつづき

 

琵琶湖夕照

 

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 12月初旬のことじゃ。

 

 先程から滋賀県の琵琶湖畔へ来ているのじゃがのう。

 

 ここで思いがけなくも二度目の‟幻の道”に遭遇してテンション大上がりのひと時を過ごしたのじゃ。(前回まで)

 

 この後は琵琶湖の夕景でも撮ってみようと思っているのじゃがのう。

 

 しかし先ほど降り出した小雨がなかなか止まぬ。

 

 それに夕方までにはまだ間があるからのう。

 

 一先ずは琵琶湖東岸へ来るたびにお世話になっている蓮の群生地付近の駐車場で雨宿りをしているのじゃ。

 

 

 

 

 

 しかし西の方は明るくなっているからまもなく雨は止むじゃろうて。

 

 

 

 

 

 車窓に打ちつける雨粒。

 

 

 

 

 

 しばらくするとお天道さまがお顔を出された。

 

 雨も止んだようじゃ。

 

 ちょいと外へ出てみようわい。

 

 すると……

 

 や、や、や!

 

 虹じゃ!

 

 と言ってもこちらは琵琶湖とは反対の山側じゃから画像的にはあまり面白くはないが、この際贅沢は言えぬわい。

 

 本音は琵琶湖上空に架かる虹を見たいところじゃが、琵琶湖越しの虹は朝でなければ無理な話じゃ。

 

 

 

 

 

 そこへ鳥の群れがやって来た。

 

 

 

 

 

 虹に向かって飛んできたわい。

 

 

 

 

 虹の真っ只中へ突入じゃ。

 

 

 

 

 

 鳥が見る虹はどんな光景なのかのう。

 

 

 

 

 虹など無視して遠ざかってしまったわい。

 

 

 

 

 

 それではお天道さまがお隠れにならぬうちに夕景でも撮りに行こうかのう。

 

 

 

 

 

性懲りもなくヨタヨタとまた湖畔へ。

 

 

 

 

 

着いてみるともう日没間近じゃわい。

 

 

 

 

しかし雨がまたぽつりぽつりと降って来たぞえ。

 

お天気雨というヤツじゃのう。

 

 

 

 

 

お天気雨のお陰で波紋が茜色に染まったわい。

 

 

 

 

 

茜色の波紋……ちょいとレアな光景かもしれぬのう。

 

 

 

 

 

 なかなか止まぬ雨。

 

 

 

 

 

 水鳥もあわててご帰還か。

 

 

 

 

 

 黄金色に染まる湖面。

 

 

 

 

 大した雨ではないのじゃがまだ降り止まぬわい。

 

 

 

 

 

 日没じゃ。

 

 

 

 

 

 暮れなずむ‟幻の道”辺りの上空。

 

 この辺りは夕日の名所じゃから、この時間帯は一番の見どころなのじゃが、やはり人影は見当たらぬわい。

 

 まだこの時点では世間様にあまり知られていなかったのかもしれぬ。

 

 

 

 

 

 こんなことで今日のマジックアワーは終わりのようじゃのう。

 

*マジックアワー

 日の出前後や日没前後の数十分間、空が日中では見られない赤や黄の色合いに包まれる時間帯。(写真用語)

 

 

 ドラマチックな夕景にはならなかったが、茜色に染まった波紋はちょいと面白かったわい。

 

 

 

 

 

 これで今日の撮影は店じまいじゃ。

 

 このまま帰宅してもよいのじゃが、老人の夜間運転は事故の元じゃからのう。

 

 今夜はいつもの「定宿」でお世話になることにして、明朝、早々に帰るとしますわい。

 

ホントかな?

 

 

 つづく

 

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