睡蓮の沼で車中泊  | 88歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

88歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

睡蓮の沼で車中泊

 

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 年が明けたというのに、いまだに去年の話をUPしているのじゃよ。

 

 半月ほどもタイムラグが出来てしまったがどうか年寄りに免じてお許しくだされや。

 

 

 

 昨年12月下旬のある日のことじゃった。

 

 明朝は全国的に気温が冷え込むとTVのお天気ねえさんが言っていたのじゃ。

 

 こりゃひょっとすると先日下見をしてきた睡蓮の沼が凍るかもしれぬわい。

 

 思い立ったが吉日じゃ。

 

 と、早速、前日の午後からノコノコと出かけて行ったのじゃよ。

 

 今夜は車中泊をして、早朝の日の出前後の光景を撮ってみたいと思ってのう。

 

 今日のところは明朝に備えてのロケハンじゃわい。

 

 

先日ここへ来てから20日ほどしか経っていないこともあって、沼の様子はさほど変わりはないようじゃ。

 

 

 

 

 

天気はいいし、明日の朝にはどんな表情を見せてくれるか楽しみじゃわい。

 

 

 

 

 

凍結してくれればよいのじゃがのう。

 

 

 

 

 

 冷え込んでほしいなどと、そんなアホなことを考える輩はワシぐらいかもしれぬわい。

 

 

 

 

 

リフレクションと実像のコラボでちょいと変わった光景も見えてくる。

 

 

 

 

 

 ん? 水面に青空が映らなくなったぞえ。

 

 

 

 

 思わず空を見上げると…

 先ほどまで晴れていたというのに、知らぬ間に雲が広がっていたわい。

 

 

 

 

 

しばらくすると何やら白いものがパラパラ落ちて来たのじゃよ。

 

 

 

 

 

 こりゃあられじゃないかえ。

 

 

 

 

 

 

 

 睡蓮の上に積もるかもしれぬと期待していたのじゃが…

 

 

 

 

 

 わずかに一粒、二粒だけじゃ。

 

 

 

 

周りの草っ原にはこんなに落ちているのにのう。

 

 

 

 

 

 あられもほんの数分で終わりを告げ、早くも日暮れがやって来た。

 

 

 

 

 

 水面もわずかに黄昏色に染まったわい。

 

 この沼は周りが雑木林で囲まれていてのう。残念じゃが沼と夕空のコラボは不可能なのじゃ。

 

 ちょいと早いがそろそろ”動くホテル‶へチェックインしようわい。

 

 

 

 

 

 午後7時近くで4℃。

 

 予報によれば明朝は-3℃になるという。

 

 冬ともなればこの地域ではこれが普通の気温じゃろうのう。

 

 さてさて、明日はどんな朝が待っているかのう。

 

 

まさか

 

 

つづく

 

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