寄り道 | 89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

89歳の車中泊撮影記~風景写真に魅せられて~

風景写真に魅せられた後期高齢者が、時には車中泊を織り交ぜながら撮影を楽しむ様子です。
                       
                       








                        

寄り道

 

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 秋になると何となくそわそわと落ち着かなくなるわい。

 

 真っ赤に色づいた紅葉が頭の中にチラチラ浮かんでは消え、消えては浮かび…😜

 

 毎年のように出かける長野県・開田高原の紅葉を撮る時季になっているのじゃが、今年の紅葉はどこも遅れているというからのう。

 

 今までじりじりしながら我慢してきたのじゃが、今日になってとうとう我慢しきれずにのこのこと出かけてしまったのじゃよ。

 

 しかし開田高原は一年を通して気温が低くて有名な所じゃからのう。

 

 この時季から冬に掛けてはいつも完全武装の冬装束で行くのじゃが、ただ一つ困ることがあるのじゃよ。

 

 撮影の際には厚手の手袋をしているのじゃが、細かいカメラ操作や液晶画面をタッチする場合は手袋などしていられぬからのう。

 

 仕方がなく手袋を外すのじゃが冷たいのなんのって。

 

 しまいには感覚がなくなってしまい、操作もままならぬ状態に陥ってしまうのじゃ。

 

 それを今年は何とかそれを解消しようと思ってのう。

 

 あれこれネット検索していたらこんなもの見つけたのじゃ。

 

 

まずこの手袋をインナーとして使う。

 

 

 

  その上にこの手袋を装着する。

 

 

この写真では素手じゃが、ワシの場合は予め上図のインナーを装着しておいて、操作時だけアウターの上部をめくる。終わったらまたアウターをかぶせれば何とか冷たさを我慢できるのでは。

 

 

 こりゃイケるかもしれぬぞえ。

 

 と、出発予定の前日になってから慌ててポチッとしてやったのじゃ。

 

 翌日の午前中にはもう荷物が届いた。

 

 早速それをバッグに詰め込むや否や勇躍、出発したというわけじゃ。11月中旬のことじゃった。

 

 ところが皮肉なことに当日は手袋どころか半袖でも過ごせるぐらいのぽかぽか陽気でのう。

 

 大げさに言うならば暑いほどじゃったわい。

 

 まあ今日は使う必要がないかもしれぬがこれからが寒さの本番じゃからのう。

 

 そのために備えておけば無駄にはならぬわい。

 

 

 

 2時間ばかり走って目的地の開田高原に近くなってくると、道路沿いの滝が目に留まる。

 

 

 

 

 

どうと言うこともない滝なのじゃが、道路沿いですぐ目に留まるからのう。

ついつい寄り道してしまうのじゃ。

 

 

 

 

 

しかし周りの木々はあまり色づいていないのじゃよ。

 

まだ早いのか? 

 

例年では真っ赤に染まってわしを迎えてくれるのじゃがのう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 うっすらと虹が出ているようじゃ。

 

 ここは晴れた日の午後ならば必ずと言ってよいほど虹を見ることが出来る。

 

 

 

 

 

 しかし今日はあまりはっきりとは見えぬわい。

 

 水量の多少とか、時間帯によって違うのかもしれぬ。

 

 

 

 

 

昔はすぐ目の前を中山道が通っていてのう。

 

旅人たちの格好の休憩場所になっていたということじゃ。

 

 

 

しかし今では…

 

 

 

 

 

頭の上をすさまじい音を立てて列車が通過して行く。

 

JR中央本線が通っているのじゃよ。

 

撮影に夢中になっていると、突然の轟音に思わず飛び上がってしまうほどじゃわい。

 

 

 

 

 

濃くなったり薄くなったりを繰り返す虹。

 

 

 

 

 

 

落下する滝が水しぶきを上げる。

 

 

 

 

 

 

しかし滝の周辺で紅葉らしい色づきはこれだけじゃ。

 

ほかには秋らしい気配があまりないのう。

 

これでは開田高原の紅葉が思いやられるわい。

 

しかし開田は標高がここよりかなり高いからちょいとはマシかもかも知れぬがのう。

 

早速この目で確かめてみようわい。

 

 

 

それ行け、やれ行け。

 

 

 

つづく

 

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