初秋の池畔
無断転用禁止
前代未聞の猛暑に見舞われた今年の夏もどうにかメドが立ってきたようじゃのう。
夏の間は暑さを避けて気温の低い高原へ3回ほど行っただけで、平地の撮影はとうとう一度も行かずじまいじゃったわい。
気温もやっと下がって来た折も折、今日は車の定期点検があってのう。
ディーラーへ行く途中の道すがら、ワシの撮影ポイントの一つになっているお寺の池へ久しぶりに寄ってみたのじゃよ。
この池は夏にはハスやコウホネが咲くお気に入りの池なのじゃが、今年は猛暑が災いしてハスの最盛期には一度も来ることが出来なかったわい。
気温が下がったからと言って、ハスのシーズンが終わってからノコノコ出かけても、もう花の最盛期は終わっているじゃろうし、かと言ってワシの好きな枯蓮になるのはまだ早いわのう。
この時季はまことに中途半端な時季なのじゃが、せっかく暑さも和らいできたのじゃから一度は覗いてみなけりゃ気が済まぬわい。
ここには池が二つあってのう。
最初の一つ目へ来て見ると予想通りご覧のような状況じゃ。
花は終わっているし、かと言ってまだ枯蓮にはなり切っていない中途半端な現状じゃわい。
この時季は花托が幅を利かせ始めているのう。
わしゃどちらかと言えば花より花托や枯蓮の方に興味があるのじゃよ。
ワシと同じ高齢者じゃからのう。
同病相哀れむというところか😫
池の傍の土手には彼岸花も咲いているわい。
もう一つの池へやって来た。
ここにはコウホネも自生している。
コウホネの花はもちろん咲き終わってしまい、葉っぱだけが寂しげに浮いていたわい。
秋風が池面を揺らす。
水の揺らぎが刻一刻と変化して、見ていても飽きぬ。
こちらの池畔にも彼岸花が顔を出しているわい。
背景のボケは池の中のコウホネの葉。
こんな場所でも毎年命をつなぐ雑草もある。
ハスの葉陰で桜(?)の枯れ葉が一休みじゃ。
まだまだ頑張る名残りのコウホネ。
こちらにも。
池面にせり出すように咲いているこの花は、開花している時は可愛らしいのじゃが…。
しかしこれがやがて結実すると困ったことになるよのう。
ちょいと草むらに入って行くと、衣服に触れたこの草の実が知らぬ間に至る所にくっついてしまって、あとで取り除くのに一苦労するからのう。
通称ひっつきむし(くっつきむし)。
正式名はアレチヌスビトハギ。
漢字にすると「荒れ地盗人萩」らしいぞえ。
ホントかいな。
なんともすごい名前じゃのう。
こちらの池には白蓮がまだ咲いていたわい。
ここの2つの池にはこんなに多種類のハスがあるらしいが、右下の説明文を読むと、白蓮は一番遅くまで咲いているらしい。
しかしそろそろ終わりが近づいているのう。
もう花托になっているものも。
かと思えば、一輪だけこんなに初々しいつぼみもあったぞえ。
後期高齢者の枯蓮も好きじゃが、やっぱり若いハスは可愛いのう。
花弁が散って花托になったばかりのほやほやじゃ。
花托の中のハスの実は食べられるらしいのう。
ベトナムや中国辺りではハスの実を食する習慣があるという。
ワシも試しにAmazonでこの実の甘露煮を買ってみたことがあったが、なかなかの美味じゃったわい。
こちらはかなりの高齢者じゃ。
ハスの実の収穫時期は花が咲いてから2,3週間らしい。
こんな高齢者ではすでに遅しか😫
波紋を広げるアメンボ。
蛾の一種かのう。
岸辺の彼岸花が紅い影を落とす。
何でもない池畔の光景ばかりじゃったが、久しぶりに平地で撮影出来てまずはやれやれじゃわい。
これから涼しくなると撮影に行く機会がますます増えそうじゃ。
それにはまず「動くホテル」の整備が大切じゃからのう。
予約しておいた車…ではない「動くホテル」の点検に遅れないようにそろそろこの辺りで出発じゃ。
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